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こんにちは、U1です。

ツイッターで「上海ガニがドイツで大繁殖」というニュースが流れてきたので、調べてみました。

まずは、日本で流れたニュース。

テレ朝news ドイツで上海ガニ大繁殖…思わぬ高値取引に歓迎も(2012/10/14)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221014012.html

上海ガニ、つまりチュウゴクモクズガニは日本でも特定外来生物に指定されており、生体の飼養運搬はもちろん生体での輸入も禁止されている生物です。
そのチュウゴクモクズガニがドイツで大繁殖しているようです。あまりにも大繁殖したため、中華料理店に卸し始めたところ、結構売れるようで、輸出するようになった、というニュースでした。ニュースでは、漁業関係者が「外来生物による損失よりもそれを売って得た利益の方が大きい」と言っていると報じています。

これだけではいまいち状況が理解できないので、もう少しインターネットで調べてみました。

レコードチャイナ 上海ガニがドイツの生態系を破壊、損失額は80億円に―中国紙(2012/09/04)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64367

こちらの記事は1か月前に書かれていますが、もう少し詳しく書かれています。チュウゴクモクズガニがヨーロッパに持ち込まれた時期や、それによる損失額も記載されています。また、こちらの記事でドイツには淡水ガニはいないというのをはじめて知りました。ただ、効果的な対策ということで漁師が中華料理屋に卸すということは書いてあります。
ドイツではカニを食べる習慣はないのでしょうか?

ほかには、このような記事も。

サーチナ 中国の上海蟹がドイツで繁殖、損失は8000万ユーロにも(2012/09/03)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0903&f=national_0903_040.shtml
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0903&f=national_0903_041.shtml

こちらの記事は上の2つの記事よりもさらに詳しく書かれていました。ミュンヘン大学の生物学教授のコメントも載っております。ただ、その内容に「自然界の発展における正常な過程」とあり、そうなのかなぁ?と疑問を呈したい部分もあります。他にはドイツ漁民が今までどのように上海ガニを扱ってきたかも載っておりました。
最終的にはやはり上海ガニを売り出すようになった、というところで締められています。

ドイツだけじゃありませんでした。
レコードチャイナ 上海ガニがテムズに氾濫=生態系を破壊する可能性も―英国(2010/11/18)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=47138

こちらは2年前の記事ですが、この時点でイギリスのテムズ川で大繁殖しているというのが報じられています。しかも、移入された時期も100年前であると報じています。チュウゴクモクズガニはドイツやイギリスといったヨーロッパに100年前に渡っていたんですね。さらに、こちらの記事でもチュウゴクモクズガニの駆除として「食べてしまうこと(アジアへの輸出)を検討している」旨書かれておりました。イギリスでも食べる習慣はないため、食べる習慣のあるアジアへ輸出しようという計画のようでした。現在はもう輸出を始めたのでしょうかね・・・?

イギリスのサイトで、こんなものも発見しました。
Mitten Crab Recording Project
http://mittencrabs.org.uk/
イギリスにおけるチュウゴクモクズガニの分布状況を調べているサイトのようです。
Mitten Crabはモクズガニのこと。毛がもじゃもじゃ生えた第一鋏脚(はさみ)を、ミトンに見たてているのですね。

他の国にどこまで分布しているのかは知りませんが、下記の記事にはDuring the 1920s and 1930s the crab flourished, spreading throughout Europe. It has invaded waterways from Scandinavia in northern Europe to the Atlantic coasts of France and Portugal in the south.と書いてありますので、1920~30年代に増殖し、ヨーロッパへ広がっていったのでしょう。北欧スカンジナビア半島(ノルウェー・スウェーデン)から、南はフランスやポルトガルの大西洋沿岸に侵入しているようですね。また、同じ記事には北アメリカやイギリスでも数が増えていることを伝えています。
ロンドン自然史博物館 Chinese mitten crabs
http://www.nhm.ac.uk/nature-online/life/other-invertebrates/chinese-mitten-crabs/index.html

さてさて、こんなに大西洋に幅広く分布しているチュウゴクモクズガニ。中華料理屋の上海ガニは世界広く進出しているとは思いますが、まさか生体の方もこれほどまで世界に侵出しているとは思っていませんでした。世界の侵略的外来生物ワースト100に入っているだけのことはあります。
ドイツは環境先進国でもあり、近自然河川工法も確か盛んだったと思いますので、それがさらに住みやすい環境だったのかも知れません。

一番最初にニュースを見たとき、歓迎しているという部分になんだかもやもやしましたが、ここまで大西洋全域に拡大しており、また、漁師にとっては生活がかかっているので、そのようなコメントは仕方がない部分はあると思います。
日本においては、この方法はあまり成功していません。特に対外輸出となると、実例としては戦後の外貨獲得のため、ウシガエル養殖とその輸出をした過去がありますが、結果は現在の状況です。

自分たちが消費しないものを歓迎して輸出しても、相手国が輸入しなくなれば、その方法は使えなくなります。実際、中国は上海ガニの生産国ですし、中国への輸出は中国の規制があるようですね。
おそらく、今は上海ガニの儲けが良くても、どこかで相手の輸入が止まり、あるいは価格が下落して売れなくなれば、また利用はストップすると思います。地産地消のように、できれば継続的に捕獲が続けば良いと思うのですが。

上海ガニの捕獲を続けて、数が減った頃に在来生物の数が回復し、漁師さんたちも上海ガニで儲けて、そのあと引き続き自分たちが消費する魚をとれるようになればいいのですが、世の中そううまくは行かないのでしょう。
チュウゴクモクズガニが大繁殖している国の地元住民や行政はどのように考えているのでしょうか。問題視して取り組もうとしているのか、あるいはあまり気にしていないのか。

今後、世界的に広がっているチュウゴクモクズガニを諸外国はどうしていくのか、動向を見守りたいですね。
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2012.10.14 / Top↑
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みなさまこんにちは、U1です。残暑厳しい中、いかがおすごしでしょうか?

夏バテしちゃったりしていませんか?そんなあなたにはコレ!
おいしそうな貝でしょう?

この貝はホンビノスガイ。学名はMercenaria mercenariaといいます。
なんだか食用のものを学名で呼ぶと不思議な気分になりますね。

このホンビノスガイですが、原産は北アメリカ東海岸です。
日本ではクラムチャウダーにアサリやハマグリを使いますが、外国ではもともとはこのホンビノスガイを使います。
ホンビノスガイは英語でHard Clam。クラムチャウダーの由来となったのが一目瞭然です。

では日本語のホンビノスとは何か?
ホンビノスは漢字で書くと本美之主。美之主とはビーナスのことです。
なぜビーナスか?この貝はビーナスに由来する何かがあるのでしょうか!?

実は、まったく関係ありません。学名が昔、Venus mercenariaだっただけのことです。
分類がvenus属だったのですね。だからビーナスを漢字であてて美之主になったのです。
日本の国産種venus属に、すでにビノスガイという名前をつけていたため、「本」をつけて呼び分けることにしたのでしょう。

このホンビノスガイは、流通名として白ハマグリとか、大あさりなんて呼ばれております。ちなみに中部地域で昔から食べられる大あさり(ウチムラサキガイ(国産))とは別物ですのでご注意を。

流通名が付いているということは日本で流通しているということでしょうか?
実はそうなんです。しかも、国内に棲みついちゃっているのです。

場所はなんと東京湾。東京湾と聞くと汚い印象があるかもしれませんが、だいぶきれいになってるらしいです。
そんな東京湾に定着してしまっているのです!!
おそらく北米からバラスト水で運ばれたのではないかと考えられております。

現在さまざまな大きさのホンビノスガイが確認されており・・・つまり繁殖しており、個体数はわかりませんが相当数いるのではないでしょうか。
研究者も少なく、この貝による影響は未知数です。影響があるのか無いのかさえわかりません。

しかし基本的にはいないに越したことは無いでしょう。
ですが、海の外来種は根絶が難しい。どこまで広がっているかわからないし、そもそも海は広いですからね。
根絶なんか無理かも、と考えてしまいます。

しかし、実はある方法を使えば将来的に根絶できるのではないか、と最近考えました。

それは、乱獲です。単純な話、食べて根絶させればよい。
これは、過去人間たちが自然界に対して行ってきた反省すべき行為です。
ドードーしかり、リョコウバトしかり・・・現在ですら、利用価値の高い生き物は乱獲の末絶滅の危機に瀕しております。毛皮や食用・薬用だけでなく、ペットや趣味で飼育するために乱獲(密猟)されているものもおりますからね。

人類は乱獲で絶滅させてきました。
逆を言えば国内に定着してしまった外来生物に利用価値を見出せば、絶滅させることも不可能ではないのです。

まー、利用価値が無くなったから放逐して今棲みついちゃっているんですけれども。

しかし、このホンビノスガイだっておいしいですし、バス天丼もおいしかったです。
ウチダザリガニだって相当美味でしょう。リス肉もおいしいと聞きますから、案外タイワンリスもおいしいのかもしれません。

実際に乱獲するには、漁業組合とか漁師さんに周知しなければいけないですし、そもそも流通ルートがなければいけません。それ以前にホンビノスガイがおいしいということを周知しなければ何も始まりません。
遠い道のりですが、きっと不可能ではない、はず。


ちなみに、この写真のホンビノスガイ、浜焼きな感じで、醤油をいれて焼いただけだと思いますが、非常においしかったです。肉厚ジューシーで、あさりやハマグリが小さくて物足りない人には超お勧め。
今の季節は売っているかわかりませんが、5月に江ノ島で売っていました。
江ノ島の橋を渡ってすぐのお店で、店頭販売しておりました。
価格は2つで(写真の皿で)600円。
若干お高いですが、それも消費量・流通量が増えれば価格が下がっていくでしょう。

みなさん、是非ホンビノスガイをおためしあれ!!食と生態系のために。
2010.09.11 / Top↑
こんにちは!ゆーにです!
学問の世界ってなかなか難しいですね。論文ですと客観性が求められますからね・・・。
といっても、そう言うほど論文に苦心しているわけではありませんので。

さて、本日の記事は先ほどフッと思いついたことを記事にします。
この前、外来生物の別名・流通名を記事にしたところですが、インターネットで検索したところ、食品として通信販売されている生き物もいたのです。

それは何かといいますと、レイクロブスター
つまり、ウチダザリガニです。

ウチダザリガニは北海道の摩周湖などに食用として持ち込まれて以来、道内各地で発見されるようになってしまいました。ニホンザリガニやその他の生物への影響が心配されます。
ついこの間は千葉でも見られたとか。他は滋賀県の淡海池や、福島県小野川湖、桧原湖でも確認されております。

アメリカザリガニで在来水草や水生小動物への影響があるといわれますから、ウチダザリガニも同様の影響が考えられるでしょう。どちらも雑食ですから。

さて、前置きはこのくらいにして。

このウチダザリガニが、阿寒湖漁協協同組合で通販されているのを発見したのです!!(だいぶ前ですけど)
サイトはコチラ

鮮魚商品の項目を見ると、普通の人も、ボイルされたウチダザリガニを頼むことが出来るみたいですね!
もし飲食店営業許可証を持っていれば、業者向けの生きたままの状態でも頼むことが出来ます。

加工食品ではウチダザリガニのスープ缶なんてのもあるみたい。

駆除したものの有効利用ですね!


さて、そんなウチダザリガニについて。
先ほど思ったのは、いったいウチダザリガニはどのくらいの価値なのか?

もっと言えば、鮮魚商品として他の海産物と比較するとどのくらいのものなのか?ということです。
エビに匹敵するんだろうか?カニ並みの値段なのだろうか?
それともアジやサンマと同程度なんだろうか。

というわけで値段を見てみました。

2010年1月時点で、私たちも買えるボイルウチダは両はさみありで㎏1785円。関東ですと送料1500円~になりますね。箱代は150~300程度。つまり、もし関東で食べるならば、単純計算㎏あたり3500円~になります。

もし、阿寒湖で食べるならば100g約180円、関東でたべるなら100gあたり350円になりますね。

では他の海産物と比較してみましょう!おおよそ100gの値を書きますね。
時期や状態、漁獲量でもだいぶ変化があるとは思いますが、だいたいで。

例えばブリ。
切り身や刺身で変わりますが、だいたい200~400円ライン。

例えばアジ。
大きさで変わりますが100~200円程度。

例えばマグロ。
部位で変わりますが、おおよそ300~600円くらいでしょうか。

例えばカサゴやメバル。
よく知りませんが、200~300円といったところでしょうか?

例えばサンマ。
季節モノですので、やっすいときには100g100円もしないものがあるでしょう。

じゃあカニは!?

活きズワイなら100g200~300円。
活きタラバは100g400円程度。
活きケガニは100g600円以上するものもありますね。

値段は全てネット検索でしたので、信憑性が薄いかもしれませんが、ご了承ください。

ちなみに、肉の値段だと
豚肉100g100~200円程度。
鶏肉100g80~200円程度でしょうか。

だんだんスーパーにいる気分になってきました・・・。まるで主婦。そのうち安いのを探し始めるかもしれません。

以上の結果をみてみますと、ウチダザリガニの値段は、アジより高く、マグロより安い。
身近なものだとブリ程度、身近じゃなければカサゴやズワイ程度の価値になるかもしれません。

こう考えてみると、ザリガニといえど、なかなか値の張る食材なのですね。
あくまでも100gのお値段。1匹にすると・・・1キロ÷約20~30匹なので間をとって25で割ると・・・40gですか。
2~3匹でブリと同程度ってとこですね。

でもみなさん、考えてみてください。
ウチダザリガニは、数匹とればブリの値段になるのです!

もしザリガニ漁に許可が必要ならばあれですが、必要なければ取り放題!
是非ザリガニ駆除しましょう!!


あ、確認しておきますけど、ザリガニの値段は通販の値段です。市場の値段ではありません。
さらに、ザリガニの需要も基本的に少ないです。
加えて、100gのザリガニから100gの身が取れるわけではありません。少ないです。
もっといえば、ザリガニの身を取る作業はかなり大変です。

これは・・・需要が少なくて商業化できなくても仕方ないかもですね。
駆除したザリガニを市場に回せるならばまわした方がいいですが、他の有効利用も考えられればいいですね。

最後に一言確認しておきますが、外来生物は駆除した後の有効利用を考えるのが大事だと思っております。
決して、ザリガニ増えろ!という記事ではないですからね!
有効利用のために、ザリガニの値段を知っておこうということでした。お間違えの無きよう・・・。

参考サイト:阿寒湖漁協協同組合
URL:http://www.akan-gyokyo.com/

他参考:魚の値段‐yahoo!知恵袋
2010.01.18 / Top↑
緊急速報!緊急速報!!

どうやら千葉県で特定外来生物ウチダザリガニが発見された模様です!

実は私mixiをやっておりまして、そこの外来種コミュニティで本日お昼ごろに一報が流れたのです!

情報元はこちらの千葉県生物多様性センターのページをご確認ください!!

場所は千葉県印旛郡栄町、長門川と呼ばれる川のようです。

利根川と印旛沼を結んでおります。以下yahoo地図の切抜きでご確認ください。

長門川
(yahoo!地図より。クリックで拡大します。)

捕獲されたのは2009年9月26日から10月7日までで4匹。

まだ少ないといえば少ないですが、これからどんどん出てくる可能性があります。
鹿児島のジャワマングースのように。

最近の記事でウチダザリガニを移動させないで、というパンフレットを紹介したと思ったらこれです。

ウチダザリガニは淡水性であり、また日本では北海道、福島、滋賀、長野でしか確認されておりませんので、意図的にせよ非意図的にせよ人間が持ち込んだことには違いありません。

悪意を持って誰かしらが入れたのか。
あるいは産業用の魚を放流するときに紛れ込んでいたのか。

原因はわかりませんが、確認されてしまった以上、緊急に対策を行い、個体数が少ないうちに根絶するのがよいでしょう。

印旛沼には昨年行ったことがあります。

水路にはブルーギルがおり、ナガエツルノゲイトウが生え、カミツキガメが生息する・・・。

水生外来生物天国(地獄)である琵琶湖や霞ヶ浦にならないよう、至急情報を集め、対策を練る必要があります。

皆様、情報をお持ちであれば、是非千葉県生物多様性センターや環境省関東地方環境事務所までご連絡ください。

なお、ホームページに載っている文章を全て引用するのははばかられましたが、この情報を後に残しておくためにコピー&ペーストし、保存するのをお許しください。

以下引用

千葉県内で捕獲された特定外来生物「ウチダザリガニ」について

平成21年9月26日および29日に、利根川水系長門川(印旛郡栄町)において、ウチダザリガニ2尾が捕獲されました。ウチダザリガニは、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」の特定外来生物に指定されており、千葉県では初めて確認されました。

本種は、昭和元年から5年にかけて水産資源として導入され、現在国内では、北海道、福島県、長野県および滋賀県(ここではタンカイザリガニと呼ばれている)で定着しています。

千葉県には、競合するような在来のニホンザリガニは生息しておりませんが、本種は繁殖能力が高く、雑食性で魚類(卵を含む)、底生生物、水草などを捕食し、在来水生生物への捕食の影響や巣穴を掘ることによる土手の浸食、水カビ菌などの感染症の媒介などの影響があるとされています。

今後、関係者からの情報収集や現地調査等を行い、本種の生息動向を把握していきます。

○ 捕獲の状況
ウチダザリガニと思われるザリガニを捕獲したとの情報が平成21年9月29日にあり、千葉県生物多様性センター職員が現地を訪問したところ、ウチダザリガニであると判断されたため、緊急収容しました。
さらに、10月7日までの間に4尾が捕獲され、うち1尾は利根川本流の長豊橋付近で捕獲されています。


捕獲されたウチダザリガニ(メス)。はさみの可動指の付け根に白い斑があるのが特徴。


○ ウチダザリガニとは
ウチダザリガニは「外来生物法」の中で特定外来生物(生態系や人の身体等に影響を及ぼすおそれのある生物)として環境省から指定されている北米原産のザリガニの仲間です。
本種は繁殖能力が高く、魚類(卵を含む)、底生生物、水草などを捕食するほか、水草を切断するなど、生態系への影響が懸念されています。また、北海道では、在来のニホンザリガニとの競合が懸念されており、道内各地で防除活動が実施されています。


○ ウチダザリガニを見つけた場合
県内の湖沼や河川においてウチダザリガニを見つけた場合は、当センターまでご連絡ください。
外来生物法では、特定外来生物の「飼育」、「運搬」、「保管」、「譲渡・販売」、「野外に放つ」などの行為が禁止されています。捕獲することは禁じられていませんが、生きたまま持ち運ぶことは法律違反となります。
なお、外来生物法による防除としてウチダザリガニを捕獲する場合には、原則として、外来生物法に基づく防除の確認又は認定が必要です。(特定外来生物の防除の確認又は認定申請)
また、捕獲の際に漁具を用いる場合には、千葉県内水面漁業調整規則に基づく採捕の許可が必要です。(千葉県農林水産部水産局水産課)

外来生物法に関する相談については、環境省関東地方環境事務所もしくは当センターまでお問い合わせください。


○ 特定外来生物とは
特定外来生物とは、外来生物(もともと日本に生息していなかった生物)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれがあるものの中から、外来生物法により指定されます。特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。


○ 関連リンク
環境省自然保護局 「外来生物法」 、「特定外来生物同定マニュアル(甲殻類)」
国立環境研究所  「侵入生物データベース(ウチダザリガニ)」



引用元:千葉県生物多様性センター 2009/10/22 『千葉県内で捕獲された特定外来生物「ウチダザリガニ」について』
URL:http://www.bdcchiba.jp/alien/signal/index.html
2009.10.27 / Top↑
ども、ゆーにです。珍しく短期間連続で記事です。

先程ニュースを読んでいたらザリガニが激減し、値段が上がっているという話がありました。

正直ウソーって思います。あんなに川や池にいるのに・・・どういうことでしょう?

とりあえず記事にお目通しくださいませ。

ザリガニ激減、高根の花に?=卸値じわり上昇、毛ガニ並み-築地市場

 田んぼや用水路などで見掛けるアメリカザリガニが、東京・築地市場で高値取引されている。流通量が減少し、同市場への入荷はわずかな量にとどまっており、市場価格は近年じわじわと上昇。今では高級魚介顔負けの値が付けられている。

 フランス料理などに使われるザリガニは、同市場でエビやウナギを扱う3社ほどの仲卸が茨城県などの出荷業者から仕入れ、業務用として卸売りしている。築地・仲卸「大六」によると、9月中旬の卸値は1キロ当たり2000円を超えており、国産の毛ガニに匹敵する高値。他の仲卸は「十数年で卸値は2倍ほどに上がった」(小池商店)という。

 ザリガニを出荷する茨城県小美玉市の原田水産によれば、「築地への出荷はかつて週に100キロほどあったが、今は20~30キロに減った」と話す。生息場である田んぼが減っていることや、圃場(ほじょう)整備が進んで水はけが良くなるなど、ザリガニが繁殖しにくい状況になったことなどが要因だ。

 同市場のザリガニを仕入れている埼玉県富士見市のフランス料理店「ボンヴィヴァン」では、5種類の野菜をコンソメ風味のゼリーで固めたオードブルにザリガニを使用している。
 塩野恭男オーナーシェフは、「話題性があって楽しみながら料理を味わってもらえるため貴重な食材だが、尾の身は小指の先ほどしかなく割高感がある」と、仕入れ値の上昇に不安を抱いている。
(2009/09/19-07:00)



だそうです。これは、経済の流れをみて自然界を推測したというのがこの記事のカラクリでしょう。

私は、ザリガニが激減したわけではないと言い切りたいと思います。

もし激減しているならば、公園の池やビオトープを管理している人々がこんなに苦労されているはずがありません・・・。

これは、単純に流通量が減っただけです。
記事にもあるとおり、アメリカザリガニの流通の流れは茨城県などの出荷業者→仲卸3社が売っているというものです。

つまり、茨城県の出荷業者の出荷量が少なければ、仲卸にいく数も少なくなり、結果としてザリガニを求める人が多いと自然と値が上がっていってしまうのです。

記事では圃場整備や田んぼの減少で採れにくくなったと書いておりますが、つまり田んぼのザリガニを採っていたのであり、捕獲場所を変えればいたるところにいるでしょう。

自然界で減ったのではなく、業者さんのいるその地域で取れなくなった、取れにくくなっただけだと思います。
特に、田んぼでしか捕獲してないからではないでしょうか。(確認は取っておりませんので、もしかしたら川とかでも採っている可能性もありますが・・・。)

もし茨城に住んでいる方がおり、近くにため池とかがあれば、探してみてはいかがでしょうか。おそらくかなりの量がいると思います。

そもそも、なぜ田んぼで取るかというと、食用にするためですよね。
どんなものが入っているかもわからないため池や沼でとれたザリガニは、清潔でないなどの衛生上の理由で敬遠されると思います。

その点、米を作っている田んぼならば最低限の除草剤しか使用しないでしょうし、米作りのために管理されている場所にいるということで、衛生的な安心感も得られるのではないでしょうか。

もし、東京のそこらの公園にいるザリガニを捕まえて流通させられるのならば、こんな高級品っぽい扱いはされないでしょう。

それ以前に、そもそもザリガニを食用に使う人が少ないから、出荷業者も少ないわけですし。

過去に100キロあった出荷量が今は20~30キロに減っているのは、本当に取れなくなったからなのか?とも思ってしまいます。必要とする人が少なければ、出荷量も減らすのが普通ですし。
かつてとは何年前なのかも気になります。

パッと記事のタイトルをみると、アメリカザリガニの生息数が激減して値が上がっている、と勘違いしてしまいそうな文章でしたが、事実は違うと思います。

外来魚を駆除したため池で、天敵のいなくなったアメリカザリガニが増加しているという問題が起こっていますから。

生態系の復元のために、毎年苦労してアメリカザリガニを駆除している団体だってあるのですから。

高嶺の花になっているのは、出荷・流通量が減っているだけです。決して自然界のザリガニ全体が減っているわけではないのです。

流通させるためのザリガニが減っている、ただそういうことではないでしょうか。
質にこだわらなければ、流通量はすぐ回復させられると思います。


経済の動きを見ただけで自然の傾向を判断してはいけません。


ちなみに、引用元の記事には写真が載っております。
ちょっとだけ食べてみたくなっちゃいました。

引用元:時事通信 2009/09/19 『ザリガニ激減、高根の花に?=卸値じわり上昇、毛ガニ並み-築地市場』
URL:http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a5%b6%a5%ea%a5%ac%a5%cb&k=200909/2009091900060
2009.09.19 / Top↑

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