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気づきました!?今日うるうの日です。4年に1回!

それはさておきゆーにです。
先ほど、yahoo!のインターネット検定なるもので、トウネズミモチの検定を作ってみました。


内容は全部で10問。結構マニアックな内容です。

場合によって、何回か問題を変えるかもしれませんのでご了承下さい。


それでは、がんばってお答え下さい!合格を目指して・・・スタート!
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2008.02.29 / Top↑
ちょっぴりおひさなゆーにです~。博物館ってちょー楽しい!

この前上野にある国立科学博物館行ってきました!あのでっかいクジラの博物館。


そこでカエルツボカビの特集やってたんですよー!!
もう嬉しくて。ワクワクしてました。

結構詳しい説明もあり、カエルツボカビ病の知識を得られたと思います。


そこで、復習もかねて今日のお題はカエルツボカビ病。

難しくなく、でも適当じゃない感じに書けたらいいなぁ。


■カエルツボカビとは?
1999年に、新種として報告されたツボカビの一種です。
ツボカビとは、つぼ型の形をしたカビの一種です。多くのツボカビは植物に寄生し、病気を起こしたりしますが、カエルツボカビは唯一両生類に寄生するツボカビなのです。

■カエルツボカビにかかると?
イメージとしては人が水虫にかかったようなものですが、カエルツボカビ病になったカエルの症状は、人間の比ではありません。
カエルは皮膚呼吸を行っております。また、体内に水分を取り入れる(水を飲む)のも皮膚で行います。カエルツボカビはカエルの皮膚表面に寄生します。そうなると、カエルは呼吸ができなくなったり、水分の出し入れが困難になってしまうのです。
また、感染することによって免疫機能が低下し、他の病気に感染することもあります。

カエルツボカビにかかったカエルは、100%死ぬわけではありませんが、致死率は高く、地域によっては絶滅したカエルもいます。

■どうやってカエルツボカビにかかる?
カエルツボカビの感染は水によって起こります。カエルの表皮に寄生したツボカビが、水中に遊走子(胞子みたいなもの)をたくさん放出し、それが他のカエルにくっついて感染が起こります。

人の体や持ち物などに付着し、それが各地に運ばれることによって感染が拡大しています。

■カエルツボカビにかかったカエル
元気がなくなり、食欲もなく、動きも少なくなります。また、ひっくり返してもおきれないでもがく、という症状が出ることもあります。カエルの種類によっては、感染しても全く発症しない種もあるようです。

ちなみにオタマジャクシにはかかっても発症しないそうです。が、カエルに変態したときに発症してしまうそうです・・・。寄生バチみたい。

■治療
カエルツボカビは、水虫同様表皮に寄生しているだけですので、薬を使えば、治療することができるようです。WWFのホームページに詳しくのっていたので、そちらをご覧ください。

ちなみに、カエルだけではなく両生類に寄生するので、イモリやサンショウウオも感染してしまうのでお気をつけて。

■問題
カエルツボカビが日本に蔓延してしまいますと、日本の固有種がことごとく危機にさらされてしまいます。日本固有で世界最大のオオサンショウウオが死滅してしまったり、カエルを食べているイリオモテヤマネコなどの固有哺乳類にも甚大な悪影響が出たりすることでしょう。

■現状
ときたまニュースで話題になります。アフリカツメガエル(カエルツボカビの最大の保菌者)が水田で発見された、など。保菌者が外に放され問題になったりしています。

目に見えないカビを根絶することは不可能といっても過言ではありません。各個人が予防することしか対策がないのが現状です。

■なぜこのブログで?
いい忘れてましたね、カエルツボカビは日本では発見されていません。南ヨーロッパが原産とされ、南北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドでの侵入が報告されている、れっきとした外来微生物なのです。



生き物は、自分の体と同質量でも、体の小さなもの集団には勝てない、と思っております。
人(60kg)VSアリ(60kg分)だと、アリの勝利になる、と考えております。

人は、ウイルスには勝てない(場合によりますが)。ハチの大群には勝てない。ネズミの大群にも勝てません。

勝てないだけでなく、根絶もできません。なぜなら数が多すぎるからです。倒しても倒してもきりがない。

特に菌なんか目に見えないのだから、一度自然界に出してしまうと、取り返しがつかないのです。
カエル飼っている方は、絶対に絶対に外に放すなんてことをしないでくださいね。もちろん、他の生き物もそう。
自然界から一度人の管理下になったら、それ以降自然に戻してはいけません。(種の保存ということになると、また話は別ですけど・・・ね。)
2008.02.29 / Top↑
ども、ゆーにです。
最近は外来生物を駆除したら捨ててしまうのではなく、有効に活用しよう!という気風が盛んでいいことですね。

今日はそんななか、ブラックバスやブルーギル、また最近話題になっていたエチゼンクラゲやエゾシカなどの厄介者をグルメに変身させたという話題です。

外来生物ブログなので、外来魚のところだけ抜き出して紹介します(^^;)
そのほかに興味がある方は、リンク先をご覧くださいね。

~以下本文~

ブラックバスにブルーギル、エチゼンクラゲにエゾシカ…。個体数が増え、漁業や農業に悪影響を及ぼす有害な生き物を、食材として活用する取り組みが各地で広がっている。メニューはハンバーガーなどファストフードから、本格フレンチのジビエ料理まで。気になる味も好評のようだ。

  ◇ハンバーガー

 ため池などで繁殖し生態系を脅かしている外来魚のブラックバスやブルーギルをハンバーガーにしたのは、福井大教育地域科学部准教授の保科英人さん(35)。

 専門は昆虫学。里山環境保全の一環として、平成16年から県内のため池に生息する外来魚の分布を調査し、これまでに調べた約300カ所のうち25%の池で外来魚が生息しているのを確認した。

 捕った外来魚が利益になれば、漁業者も駆除しやすいだろうと、商品化を思いついたという。

 パテにはブラックバスとブルーギルの魚肉を7割と牛肉のミンチを3割使用。トマトとレタスをパンで挟み、「環境」を意識して「エコバーガー」と名付けた。昨年12月、学内の生協で1個150円で売り出すと、8日間で110個を完売。保科さんは「ブラックバスやブルーギルは、キスやスズキのようにクセがなく、普通においしい」とアピールする。


~以上本文~


このように、ブラックバスやブルーギルの魚肉を多く使い、ハンバーガーにすることに成功したようです。
・・・成功っていうものでもないのかな。ついにやってくれました!って感じですね。

1個150円。なかなか学生にとって不可ではない値段です。
さらに、エコとうたっているのでちょっと環境に配慮しようという人はこれは買っちゃいますね。

8日間で110個というと、1日約15個。生協の店頭に並べたら全部なくなるくらいだと思います。

野生の状態の魚を直接使うので、若干衛生面が心配なところもありますが、ハンバーグにして焼いてしまうので、今話題の国の製品ほど危なくはないでしょうね(汗)

このハンバーガーが売られているのは福井大ですが、そんなとこまで買いにいけない!試せない!っていう方に朗報です。

なんと、秋葉原にもブルーギルを食せる場所があります。

お店の名はドラゴンアイス秋葉原店。

そこにあるもっふるたんなるものに、ブルーギルのフライが挟まれているそうな。

自分は行ったことがないので、取材に行くべきでしょうかね~?


何にせよ、厄介者の生物たちを駆除してほっとくのではなく、それを有効利用すれば、駆除に対する合意形成も進めやすいのだと思います。

外来生物で一番問題になるのは何よりも人との合意形成ですから、駆除のさいにこういった利用もできますよ、というのは大事なんですね。


さて、書いてる途中で集中力が切れました!ちょっとテレビが気になって・・・。
というわけで、自分もなんかいろいろがんばろう!とおもいました。ではでは!!!


ネタ元:産経ニュース 2008/02/23 『“厄介者”がグルメに変身 あのエチゼンクラゲが…』
URL:http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080223/env0802232217005-n1.htm
2008.02.24 / Top↑
ども、ゆーにです。
昨日過去の記事を見ていたら、リンク先が削除されているところが多かったです。

リンク先は新聞などのニュースサイトがほとんどなので、古い記事が消えてしまうのは仕方のないことなんでしょう。

でも、そうなると過去にどんなニュースがあったのかわからなくなってしまいます。

だから、決めました!


このサイトでニュースの記事を残していこうと思います。もちろん外来生物の。

よく、ニュースを元に記事を書くことがあるのですが、そのさいにニュースの全文をコピペして記事にいれておこうと思います。

いつ、どこで、どんなことがあったか覚えておきたいですもんね。

と、それだけを決めた記事でしたー。以上。
2008.02.21 / Top↑

ども、ゆーにです。最近のネットの機能ってすごいですね。

みんなであるテーマに沿った一つの地図を作るとか、個人で検定を作るとか。全部yahoo!ですけど。今度作ろうと思いました。もちろん外来生物で。

今日はちょっぴり海外に目を向けてみましょう。グローバル化するこの時分、外来生物も海外では問題になっております。日本の何百倍も、海外では気にかけております。

海外の外来生物の緊迫した事例を一つ、挙げてみましょう。


ガラパゴス諸島。ご存じですか?

エクアドルの西、太平洋上に位置する、19の島からなる島群です。 

がらぱごすのコピー

がらぱごす



このガラパゴスは、外界と隔離された島嶼であり、豊かな多様性を持っていました。

また、各島々がそれぞれ独立しており、天敵もおらず、各々の進化を遂げてきました。

ダーウィンは、このガラパゴスの島々にいるフィンチの、くちばしの構造の違いを発見し、進化論を考えたといわれています。

固有種もかなり多く、この島は進化的・生態学的・資源的・・・などさまざまな点から重要とされています。

1978年、世界遺産の自然遺産第一号に登録されました。

その結果、観光客も増え、開発が進みました。


・・・・・・しかし、それによって貴重な生物たちに大きな変化が現れました。環境が改変されたことや外来生物の侵入により、生態系や生活史に攪乱がもたらされたのです。

環境破壊も相まって、今までにない生活をする種も現れました。

その一例は、ガラパゴスイグアナです。このイグアナは2種おり、リクイグアナとウミイグアナに分かれ、ニッチを変えて環境に適応し、共存してきました。

しかし、温暖化や環境破壊などにより生息環境と食物が減り、ついにウミイグアナとリクイグアナが交雑を起こし、ハイブリット・イグアナと呼ばれる2種の特徴をあわせもつイグアナが誕生してしまったのです。

新たな種が生まれた、といえば聞こえは良いかもしれませんが、今までになかった生物を人間が手を入れて作り出してしまったのです。
自然適応の結果ではありません。人為が間接的に係わっているので、自然ではないのです。

最終的にハイブリットが台頭するとなると、2種が1種になってしまうことなので、これは明かな多様性の低下になります。もちろん、環境が改変されてこのような種が出てきてしまったので、それに至るまでにいくつもの種がいなくなったことでしょう。


イグアナは動物の一例ですが、ガラパゴスの植物はもっと危機に瀕しています。

ご存じですか?ガラパゴス諸島にいる外来植物の数。

なんと800種!!!


この為に食性を変えてしまった動物も出てきました。ゾウガメなどは、かつて食べていた在来の植物ではなく、外来の植物を食べ始めてしまいました。

これら草食の動物だけではなく、おそらく、昆虫への影響も甚大でしょう。

ガラパゴスの在来植物は、圧迫されているのは言うまでもありません。

目に付くところにはほとんど外来植物がおり、在来植物は探さねばならない状況なのです。


これら生態系の質の低下、環境破壊などがひどいため、2007年にある決定が下されました。


・・・自然遺産ではなくなったのです。人為によって世界遺産の貴重性にそぐわなくなってしまったのです。

代わりに、危機遺産として登録されました。危機的状況にある遺産ということです。


環境破壊や、外来生物・・・・・・外来生物は人為がなければ絶対に入ってこない生物です。環境破壊と相互に作用し、優先してくるのです。


世界遺産だったガラパゴス。今では危機遺産です。

この事例からも分かるように、環境の改変と外来生物の被害は非常に大きいものです。


観光を悪いとは言いません。
ただ、自然遺産に登録された地域での、生物保全の重要さが真に分かったのではないでしょうか。


東洋のガラパゴスといわれる小笠原も、今は在来生物の保護と外来生物の駆除に力を入れており、世界遺産登録を目指しております。

それがかなったあと、一番苦労するのはいかにして維持していくのかということでしょう。

2008.02.20 / Top↑
今日の締めは雑談という無茶をやらかすゆーにです。これが気ままの心意気。


今日、1科1属1種の話をしていたので、ちょっくら調べてみることにしました。

1科1属1種とは、種が1つであるだけでなく、科も1つしかなくて、さらに属も1つしかない。いいかえれば他と似ても似つかないオンリーワンでロンリーワンな生物たちです。

無論、進化学上、生態学上貴重な生き物たちであるのはいうまでもありません。

というわけで、探してみましたー!全てというわけにはさすがにいきませんでしたけどね。
みんな何かしらの変な特徴を持っています。


■植物
・ウェルウィッチア(サバクオモト)
園芸名は奇想天外という、何とも奇想天外な名前をつけられてしまった裸子植物。
ナミブ砂漠に生育し、生涯2枚の葉で生活するという何ともストイックなヤツ。
寿命は数百年~2000年といわれているが、まさに奇想天外、というか、規格外な植物。
いっそ規格外に名を改めてくれ。
(詳しくはコチラ

■コケ
・ヒカリゴケ
小学校のとき、戦場ヶ原にいった人で探したことがある人はいませんか?いたら自分と同類ですよ笑。ヒカリゴケは、その名の通り、暗いところで光るコケです。コケが光るなんて!正確には光を反射しているそうですが。このヒカリゴケは1目1科1属1種だそうです。よくばりすぎですね。
(詳しくはコチラ

■樹木
・イチョウ
イチョウ科イチョウ属のイチョウです。中国原産で、生きた化石といわれています。銀杏、美味しいですよね。封筒に入れてレンジでチンした封筒銀杏(出典もやしもん)は、研究室でも人気でした。広葉樹でも針葉樹でもないといわれているみたいですが、wikipediaによると針葉樹だそうです。
(詳しくはコチラ

・ヤマグルマ
ヤマグルマ科、ヤマグルマ属の常緑広葉樹です。
針葉樹は仮道管で水をあげ、広葉樹は道管で水を葉に送りますが、なんと、このヤマグルマは道管をもたない広葉樹なんだそうです!
広葉樹の方が進化しているといわれますが、ヤマグルマは原始的で、進化の過程にある、ということですかね。分類によっては1科1属1種でなくなったりします。
(詳しくはコチラ。知ってる人の名が出てきて驚くかも笑)

他にはコウヤマキなど。

■哺乳類
・ツチブタ
ツチブタ科ツチブタ属ツチブタ。ブタと書いてあるからといってブタの仲間じゃないんですブヒブヒ。だからブタじゃないって!!!
ちなみに、自分はぱっと見カンガルーに似てるなって思いましたよ。土カンガルー。
(詳しくは是非コチラ

・プロングホーン(エダツノレイヨウ)
初めて聞きました。こんな生物。角を持ちますが、シカの角と牛の角の両方の形質を持つ中間的な立場だそうです。ぶっちゃけ草原地帯(サバンナなども)のレイヨウとかガゼルとかさっぱりわかりません。
(詳しくはコチラ

■爬虫類
・スッポンモドキ
オーストラリアに生息するスッポン・・・ではなくスッポンモドキ。wikiではこれといった大きな特徴がみあたらない・・・。さすが、モドキというだけのことはあるな!!!
(詳しくはコチラ

■軟体動物
・コウモリダコ
イカのようでタコのようでイカのようで・・・?学名はイカ、和名はタコというどっちつかずなタコ、いやイカ?イカやタコの祖先と思われるようです。実は進化前が一番機能をたくさん持っているんじゃなかろうか。
(詳しくはコチラ すいません、トラックバックできませんでした)

■魚類
・サバヒー
サバヒー科サバヒー属サバヒー。ヒー。別にサバが笑ってるわけじゃありません。
この魚はニシンやイワシの仲間に近いようです。藻類をえさにし、なんと歯はありません。なるほど、歯がなくてヒーとしか笑えないかr
英語ではミルクフィッシュと呼ばれ、台湾では広く一般的に食べられているそうな。貴重・・・?
(詳しくはコチラ

・ラブカ
ラブカ科ラブ家族ラブカ属ラブカ。原始的なサメです生きた化石です。サメの歯は鱗が由来である、というのを的確に示した歯をもっています。きしゃー。
結構怖い顔で、海であったらサメと違う恐怖を抱くかもしれません。何このエイリアン、みたいな。
(詳しくはコチラ

有名なシーラカンスは1科1属2種。

■鳥類
・ツメバケイ
これはまだ分類が不安定らしく、まだ確立してないようです。が、もしツメバケイ目が確立されると1目1科1属1種の栄誉をもらうことができます。がんばれ!ツメバケイ!
鳥のクセに葉を食べて生活します。樹上生活し、樹から落ちたら羽に持っている爪(!!!でも幼鳥のときのみ)で樹をよじ登るという無茶ぶり。おまえほんとに鳥か・・・?
(詳しくはコチラ

・ヘビクイワシ
ヘビクイワシ科ヘビクイワシ属ヘビクイワシ。ものすごく長い足を持ち、それを武器に蛇を蹴りまくる何ともバイオレンスなやつ。んで食す。ツメバケイといい、なかなかに鳥っぽくないやつが多いですな。
(詳しくはコチラ wikipedia率高い笑)



たくさんいたなー。これでさらに条件を絞り、国内の1科1属1種にしたらもっと種類が増えるだろうな。
普通に書ききれなかったやつもいたしね。
意外だったのが両生類や草本があまりいなかったこと。やはり進化の過程だからか?いや、それならいるはず・・・。とナゾを残し、ゆーにはここらへんで去ることにします。

また面白そうなネタがあったら意気揚々と脇道にそれていきますので、ご期待ください!
2008.02.17 / Top↑
さぁ、続いていきますよ!今日2本目の記事。いつもより質が劣るゆーにです、すいません。

今回は琵琶湖の外来草本駆除の実際。

もちろんネット情報ですけれどね。


前回の琵琶湖の記事の中に、特定外来植物が繁茂しており、今後ヤバイ!見たいな事を書いていました。

やはり琵琶湖の研究者もヤバイ!と思っているのですが、実際に動き出したようです!

2007年(昨年)に発見された特定外来植物ミズヒマワリを、琵琶湖の研究者らでつくる「近江ウェットランド研究会」が主体に、2007年12月から2008年2月の3ヶ月間で引き抜きによる駆除を行ったそうです。

2月10日に行った駆除では、7時間半かけて、約3トンものミズヒマワリを岸に上げたそうです。ミズヒマワリは岸で乾燥させ、廃棄する模様です。

ミズヒマワリは来年の夏まで放置しておくと、駆除ができないほど増える恐れがあるとされていました。なので、すばやい判断と行動は、非常に喜ばしいことであります。

もし琵琶湖近くにすんでいたならば、駆除に参加したかった。

しかし、昨年発見されたミズヒマワリが、すでに2月の駆除で3トンもとれた、というのは恐ろしいことであります。恐るべき繁殖力であります。

本当に放置していたら、取り返しのつかないことになったでしょう。

外来生物には被害を予防する3原則があります。

それは、入れない、捨てない、拡げないです。

もちろん、植物にも当てはまります。とくにアクアリウム(水草や魚のインテリアとしての水槽飼育)を好む人の中には、それをやめたいときに外に捨てる人がいるでしょう。

うっかりそんなことをしてしまうと、例えばホテイアオイの大繁殖を引き起こすような事態になってしまい、駆除してもしきれることがなくなってしまうのです。

実害のある侵略的外来生物を生み出すか否かは、人間のさじ加減一つ。

生き物を飼うにしろ何にしろ、モラルが求められるのです。

ミズヒマワリの場合もそう。観賞用や水質浄化として輸入されたものが逸出してこの事態に陥ったのです。

今回は琵琶湖の火消し隊によって大繁殖前に鎮火しそうですが、いつ再燃するかわかりません。

そんなことにならないよう、啓発していかなければなりませんね。


ネタ元:2008/02/11 中日新聞/yahoo!ニュース 『脅威の外来種水草を除去 草津・琵琶湖岸で3トン』
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080211-00000003-cnc-l25
2008.02.16 / Top↑
おひさですゆーにです元気ですか?はい、元気です。

ちょっと間が開いてしまったので加速をつけて何本か記事を書きましょう!

今日の目標、3本!・・・は無理かな。


今日のお題はオオヒキガエル捕獲器。

ブルーギルの缶詰に続き、またまた若き力が駆除方法を考案してくれたみたいです。

沖縄県立八重山農林高校のエコリサーチ部諸君が、オオヒキガエル捕獲器を考案し、九州高校生理科研究発表会で優秀賞に輝きました。

このオオヒキガエルは、サトウキビに被害をもたらすアオドウガネムシを捕食するとして導入されました。

しかし、有毒であり、天敵がいないことによって異常繁殖し、石垣島内に約5万匹(!)が生息しているようです。

有毒なことによる人体への被害や、在来昆虫や他の生物への影響が考えられ・・・というか生態系にすでに異常を及ぼしており、環境省は防除対策を行っているそうです。

このようなこともあり、若者たちは、今まで行ってきた基礎調査を踏まえ、駆除の方法を探りました。

今までに捕獲器はあったそうですが、それを使っても捕獲器の入り口から逃げられていたそうです。

そこで、衣装ケースとすだれを使用した捕獲器を考案し、傾斜をつけたり、捕獲器の出口をビニールすだれで塞いだり、などして試行錯誤したところ、捕獲効率は上がったようです。

オオヒキガエルは特定外来生物に指定されています。

また、石垣島だけでなく西表島などの生態系が固有で貴重なところにも入り込み、悪影響を与えています。

外来生物が影響を及ぼすところはほとんどが固有の生態系をもったところです。

固有であるということは、それだけ独自性が強く、外の生態系と遮断されているため、撹乱に弱いものです。

その固有の生態系を守ろうと、議論より上の実践を行ってくれたのは非常に心強いことです。

捕獲器の考案も、衣装ケースやすだれなどといった簡易で安価なものであり、すぐにでも実用化できます。

無論、捕獲率はまだ50%以下のようなので改良は必要でしょうが、若者たちの柔軟で奇抜な発想により、この捕獲器の効率は上がるでしょう。

5万匹を駆除し、生態系を元に戻せる日はくるのでしょうか。

もちろんオオヒキガエルを駆除しただけで生態系が元に戻るわけはありませんが、それでも一歩一歩前進したいものです。


貴重な生物多様性を持つ国の国民として。


ネタ元:2008/02/10 琉球新報『八重農高が優秀賞 オオヒキガエル捕獲器を考案』
URL:http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-31255-storytopic-7.html
2008.02.16 / Top↑
ども、ゆーにです。今日2本めの記事です。研究室にいると更新がはかどるってことですね。

記事は、特定外来生物の毒グモが発見されたというニュースについてです。

2008年2月7日に、鹿児島の志布志の街灯のスイッチ収納ボックスから、7匹のハイイロゴケグモと65個の卵が発見されたそうです。志布志市は来週にも駆除を行うようです。

鹿児島では2005~2006年に西表市で、宮崎では2007年秋に見つかっているそうです。


ハイイロゴケグモに咬まれると痛みや発熱を起こします。人体への被害があり、かつ生態系に悪影響があるということで特定外来生物にされたようですね。原産は亜熱帯のようです。

ゴケグモとは後家蜘蛛のことで、オスの体がメスに比べて非常に小さく、交尾後にオスがメスに共食いされることに由来しています。

有名なセアカゴケグモとは属が同じです。
セアカゴケグモは1995年の大阪府に始まり、2005年に群馬県で見つかっております。

ゴケグモは全てからだが小さく、メスでも1㎝、オスは3~5㎜しかありません。
なので、そう簡単に発見でき、また咬まれることも少ないとは思います。

しかし、そんな小さな体でも人の体に結構な害をもたらし、運が悪ければ死に至ることもあるので注意は必要ですね。また、体が小さな分発見されず、いつの間にか咬まれてたという可能性もあります。いつの間にかゴケグモだらけという可能性もあります。

ハイイロゴケグモが見つかったのは鹿児島と宮崎。
おそらく飛行機や船などの荷物にくっついてやってきたのではないでしょうか。

九州は暖かい気候にあり、亜熱帯の生物ならばおそらく定着することは容易であります。
蜘蛛という小さな体を活かし、わずかな隙間で生活することは簡単でしょう。

このように小さな生き物が、目に見えてくるようになったら、もはや手遅れだと思ってよいでしょう。そこら中に生息しているようになります。

人間は小さな生き物に弱いと思います。なぜなら目に付きにくいから。
目に見えないクモたちに怯える夜が来ないことを祈っています。

もちろんゴケグモは獰猛ではないので、過ぎた想像であるとは思いますが、カミツキガメのように生息場所が限定されているわけではないので、注意をするに越したことはないということですね。

志布志市の来週にも駆除という素早い決断には嬉しく思います。もちろん特定外来生物に指定されているからというのもありますが、それでものんきな研究者のようにデータをとって、影響のあるなしを見極めて・・・ということがないのは喜ばしいことです。

議論より行動を。
ブラックバスを釣って駆除している団体の言葉だったと思いますが、これは本当に正しい。

なぜなら、議論している間にも在来種を食べ、生息分布を広げ、私達の身近に近づきつつあるのですから。

ネタ元:2008/02/08 毎日新聞 『ハイイロゴケグモ:外来毒グモ発見、来週にも市が駆除--志布志 /鹿児島』
URL:http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080208ddlk46040004000c.html
2008.02.09 / Top↑
ども、ゆーにです。今日は外来生物の呼称についてお話しします。

気になった方はいませんか?何故、このブログの名前が「気ままに追って外来種」ではないのか、と。

外来生物の定義は、もともと生息範囲にいなかった生物が、人為を介してもたらされた生物です。
なので、渡り鳥や、海を漂流してくるヤシなどはこれに当てはまりません。あくまで人為を介した場合をいうのです。

このような外来生物の定義がなかったころ、こういった生物は様々な呼び方をされてきました。

外来種(国外外来種、国内外来種)
侵略種(侵略的外来種)
侵入種(外来侵入種)
導入種(意図的導入種、非意図的導入種)
移入種
帰化種

などがあります。多すぎてわけがわかりませんね。侵入と移入の何が違うのか・・・。

一つ一つ説明していきます。明確な定義は過去になかったので、それぞれの字の意味と、使われていた用途から説明します。

まず、外来種。
これは、自然分布域外に導入された種のことです。外来生物の定義と何ら変わりがありません。しかし、日本は他の国と陸続きでないため、外来種といわれると、国外の生き物を指しているように感じてしまいます。事実、外来種=外国産と考えている人も多いでしょう。
そのため、国内からの外来種、国外からの外来種とわざわざ明記していることもあるのです。
外来種の定義は外来生物と同じですが、外国産を指していると思われがちです。

次に侵略種。
侵略種とは、他の生物を駆逐したり、捕食したりすることなどにより、生物多様性を脅かす種のことをいいます。侵略しちゃった種もさすのかな?侵略種とだけ聞くと、在来侵略種もいるの?と考えちゃいますので、わざわざ侵略的外来種ともいいます。
侵略的外来種とは、生物多様性を脅かしうる外来種(外来生物)のことですね。まだ日本に入っていない生物をそう呼ぶこともあります。

侵入種。
これは、自然分布域外に入り込んだ種を指します。すでに定着しちゃった種のことですね。これも、わざわざ外来侵入種、ということがあります。侵略的外来種を侵入種ということもあります。

次は導入種。
これはちょっと厄介です。導入は、人によって意図・非意図的に持ち込まれた種であり、これが自然分布外へ逸出するものを指します。人が完全に関わるのがミソです。といっても、外来種の定義自体、人が関わってますけどね。
例えば、植栽や緑化に使った種がそこで群落をつくってしまったり、そこから逸出し、他の場所で群落を作った場合を指します。
植栽や、漁業に用いるために意図的に導入した外来種を意図的導入種といい、船のバラスト水などに含まれていた貝などが新たな地で分布を広げるといったように、間接的に人が関わってしまったものを非意図的導入種といいます。

移入種。
移入の元々の意味は、生態学の意味では個体群の自然分布拡大の場合でも用いられています。他の地域から人によって移入された種、を縮めて移入種、としたのではないでしょうか。移入種は昔、環境省で使われていました。

帰化種。
外来種で、その地域にすでに定着した種に用いられ、主に草本に対して用いることが多いみたいです。しかし、帰化は人間に用いる概念であり、帰化種を駆除するなどの話をしているときに、反論として「じゃあ日本に帰化した人たちも排除するのか!」といった全く的外れな意見が出ることがあります。
この帰化という言葉は多くの植物の本で使われているので、注意が必要です。また、単に植物の外来種を指したいときにも使われています。


わかりましたか?非常に曖昧な定義だらけですよね。書いてる本人はわからなくなっちゃいました(笑)

だから、生息分布域外に、人の介入があって持ち込まれ、定着した(しそうな)生物を、外来生物とひとまとまりにしちゃったのです。

それで、生物多様性に悪影響を与えそうなのは侵略的外来生物と呼んじゃうのです。

曖昧な定義が多く、しかもほとんどの意味が似ている。
外来種と言っても良かったのですが、外来種のイメージに、ウイルスやカビは入ってない人が多い。外来種と聞くと多くの人が動物を思ってしまう。

こんな理由で、外来生物としたのです。
全体を総括できる言葉って、いいですねー・・・楽で!

それでは今後も「気ままに追って外来生物」、お付き合い下さい。
2008.02.09 / Top↑
どもー、卒論がやっと終わって外来生物、ゆーにです!

最近カウンタの回りが速くてうれしい限りです。それだけ外来生物に興味を持つ方が多くなったということですかね~!!

今日は、ヤフーニュースから、魚の遡上率実験です。

国交近畿地方整備局などが、水中に堰を設置した水路で、外来魚のブラックバス、ブルーギル、在来魚のギンブナに水路を上らせる実験をしました。

その結果は、堰の上を超える水の速さが速くなるほど、外来魚の遡上率が下がり、ギンブナは逆に毎秒1mまでは遡上率が上昇することがわかったそうです。

つまり、これがわかったことで、堰を導入して流速を速くし、ギンブナの遡上を妨げずに外来魚の侵入を防止できることが判明したことになります。

またひとつ、外来魚防止の手法が増えたということになりますね。

もちろん、在来魚がギンブナでしか試験されていないので、どの場所にも応用できるということではないですし、ブラックバスもオオクチバスだけ(コクチバスやフロリダバスではない)なので他のバスには応用できかねないとは思いますが。

しかし、それでも外来生物に対して日和見な研究者が多い中、このように実際に使えるものとなる研究はうれしい限りですね。

実験で、越流流速は堰が高くなるほど速くなります。

オオクチバスは越流流速が早くなると、遡上率が低くなり、ブルーギルはオオクチバス以上に低下しました。
しかし、ギンブナは堰のある・なしや高さでは遡上率の低下が見られず、堰がない場合より堰があった方が遡上率も上がる傾向になりました。しかし、遡上率が秒速1mを越えると遡上率は低下するようです。


しかし、考えればこの通りなのは頷けます。

もともと、日本の河川は外国の河川と比べると「滝のようだ!」っていわれますね。
外国の川は、ゆったりのんびり流れ、長い時間をかけて海に注ぎます。

しかし、日本の川は雨が降ったらものすごい勢いで海に注ぎます。川の長さも幅も外国に比べると狭いので、必然的に速さは速くなりますよね。

ブラックバスのいる北米はおそらくゆるやかな川であり、日本のような急流はほとんどないことでしょう。

水流が秒速1mってどのくらいの速さかわかりますか?10mを10秒、100mを1分40秒。
人間の足にすると非常に遅いですが、水に浮かべた葉っぱが1秒で1m動くと考えると意外と速いですよね?時速3.6km。

外国の魚たちは慣れていないので、上流にいないのも頷けるのです。事実、ブラックバスやブルーギルは、日本ではダム湖や湖、池沼などの止水域に生息しています。

その点で、今回の実験は非常に明快な結果となったことでしょう。これに加えて、外来魚の侵入を防止する方法が増えていくといいですね。

しかし、コクチバスは止水域ではなく速い河川でも生息できることから、この実験結果だけでは全ての外来魚の侵入を阻止できるわけではありません。

一つの水系は、海を越えない限り閉鎖された空間です。閉鎖を解くのは人間による密放流だけです。外来魚の問題は、特に人間のモラルが大きくかかわってくるのです。外来魚がいた!と思ったら、これは誰かが勝手に放したものなんだ、と思って間違いありません。

放すのも人間、食い止めるのも人間。しかし、ひとたび生態系に傷をつけたら治すのは容易ではありません。医療と一緒ですね。

在来生態系を守ろうとする我々は、生態系の医者みたいなものです。もちろん完全に勝手な言い分ではありますが。しかし、故意に傷をつける人々よりはよいと思います。

漁業や林業上、必要不可欠な生態系の改変は、生活上仕方ないと思いますが、完全なエゴによる生態系の破壊をする人がいなくなるといいですね。ひとえにメディアにかかっています。もちろん我々もがんばります。このページを見てくださる方々も、何か思うことがあったらうれしい限りですね!

ネタ元:毎日新聞/yahoo! 2008/02/05 『外来魚:速い水流苦手、もぐり堰“技あり” 侵入防止にヒント--遡上率実験 /滋賀』
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080205-00000147-mailo-l25
2008.02.07 / Top↑

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