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どもー、卒論がやっと終わって外来生物、ゆーにです!

最近カウンタの回りが速くてうれしい限りです。それだけ外来生物に興味を持つ方が多くなったということですかね~!!

今日は、ヤフーニュースから、魚の遡上率実験です。

国交近畿地方整備局などが、水中に堰を設置した水路で、外来魚のブラックバス、ブルーギル、在来魚のギンブナに水路を上らせる実験をしました。

その結果は、堰の上を超える水の速さが速くなるほど、外来魚の遡上率が下がり、ギンブナは逆に毎秒1mまでは遡上率が上昇することがわかったそうです。

つまり、これがわかったことで、堰を導入して流速を速くし、ギンブナの遡上を妨げずに外来魚の侵入を防止できることが判明したことになります。

またひとつ、外来魚防止の手法が増えたということになりますね。

もちろん、在来魚がギンブナでしか試験されていないので、どの場所にも応用できるということではないですし、ブラックバスもオオクチバスだけ(コクチバスやフロリダバスではない)なので他のバスには応用できかねないとは思いますが。

しかし、それでも外来生物に対して日和見な研究者が多い中、このように実際に使えるものとなる研究はうれしい限りですね。

実験で、越流流速は堰が高くなるほど速くなります。

オオクチバスは越流流速が早くなると、遡上率が低くなり、ブルーギルはオオクチバス以上に低下しました。
しかし、ギンブナは堰のある・なしや高さでは遡上率の低下が見られず、堰がない場合より堰があった方が遡上率も上がる傾向になりました。しかし、遡上率が秒速1mを越えると遡上率は低下するようです。


しかし、考えればこの通りなのは頷けます。

もともと、日本の河川は外国の河川と比べると「滝のようだ!」っていわれますね。
外国の川は、ゆったりのんびり流れ、長い時間をかけて海に注ぎます。

しかし、日本の川は雨が降ったらものすごい勢いで海に注ぎます。川の長さも幅も外国に比べると狭いので、必然的に速さは速くなりますよね。

ブラックバスのいる北米はおそらくゆるやかな川であり、日本のような急流はほとんどないことでしょう。

水流が秒速1mってどのくらいの速さかわかりますか?10mを10秒、100mを1分40秒。
人間の足にすると非常に遅いですが、水に浮かべた葉っぱが1秒で1m動くと考えると意外と速いですよね?時速3.6km。

外国の魚たちは慣れていないので、上流にいないのも頷けるのです。事実、ブラックバスやブルーギルは、日本ではダム湖や湖、池沼などの止水域に生息しています。

その点で、今回の実験は非常に明快な結果となったことでしょう。これに加えて、外来魚の侵入を防止する方法が増えていくといいですね。

しかし、コクチバスは止水域ではなく速い河川でも生息できることから、この実験結果だけでは全ての外来魚の侵入を阻止できるわけではありません。

一つの水系は、海を越えない限り閉鎖された空間です。閉鎖を解くのは人間による密放流だけです。外来魚の問題は、特に人間のモラルが大きくかかわってくるのです。外来魚がいた!と思ったら、これは誰かが勝手に放したものなんだ、と思って間違いありません。

放すのも人間、食い止めるのも人間。しかし、ひとたび生態系に傷をつけたら治すのは容易ではありません。医療と一緒ですね。

在来生態系を守ろうとする我々は、生態系の医者みたいなものです。もちろん完全に勝手な言い分ではありますが。しかし、故意に傷をつける人々よりはよいと思います。

漁業や林業上、必要不可欠な生態系の改変は、生活上仕方ないと思いますが、完全なエゴによる生態系の破壊をする人がいなくなるといいですね。ひとえにメディアにかかっています。もちろん我々もがんばります。このページを見てくださる方々も、何か思うことがあったらうれしい限りですね!

ネタ元:毎日新聞/yahoo! 2008/02/05 『外来魚:速い水流苦手、もぐり堰“技あり” 侵入防止にヒント--遡上率実験 /滋賀』
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080205-00000147-mailo-l25
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2008.02.07 / Top↑

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