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学会って楽しいですね。色々な意見や研究が聴ける。

こんにちは、ゆーにです。

今日は毎日新聞より、マングースについて。ついこないだ、マングースの動画を張ったばかりなのに。

沖縄で問題になっているマングースですが、捕獲数が減少しているようです。

何故?

以下、記事ですよ。

マングース:環境省の駆除、ワナの捕獲数激減 探索犬の早期導入目指す /鹿児島
 奄美大島で食害などをもたらす外来種・マングースの捕獲数が激減している。07年度は1月までに645匹と前年度同期の3割弱どまり。ワナの捕獲効率が低下したためで、08年度はワナの改良を進める一方、捕獲従事者を増やすほか、マングース探索犬の早期導入を目指す。【神田和明】

 このほどあった環境省の防除事業検討会で報告された。07年度(07年4月~08年1月)の捕獲状況は、筒式ワナ(延べワナ数100万4000個)で601匹、かごワナ(同6万個)で44匹の計645匹。前年同期(2515匹)と比べわずか26%にとどまった。

 捕獲効率(100個のワナで捕獲できた数)は0・06匹で、前年の0・26匹から大幅に低下。今後、マングースの生息状況による減少か、ワナの効果が低下しているのか検証するという。マングースの生息域は約339キロ平方メートルと推定し、マングースの空白地域などが広がっていることも報告された。

 08年度の計画では捕獲従事者を現在の32人から37人に増やすほか、毒餌による防除も計画していく。ワナでの捕獲は効率の低下が予測されるため、マングース探索犬を導入する。探索犬は現在、ニュージーランドで育成中で、今年11月に野外での実地訓練を開始し、09年度から本格的に活用する計画。

 マングースは、ハブ退治を目的に移入されたが、アマミノクロウサギなど奄美大島の固有種を捕食していることが分かった。同島の生態系を守るため、環境省が00年度から駆除を進め、現在は同事業で根絶を目指している。これまでに約3万匹を駆除している。



以上でした。

さてさて、記事では激減した理由がマングースのワナの捕獲効率が低下したため、となっていました。何故捕獲効率が低下したのか?

マングースの全体の数が減少したものによるのか、マングースが知恵を付けて回避する手段を学んだのか。それは今後の検証次第でしょう。

平成11年、約10年前の生息数は5000~10000匹と言われていました。

2006年度の捕獲数は2515匹、と、かなりの数の駆除がなされているようなので、もしかしたら全体の数が低下しているのかもしれません。

しかし、筒式ワナ数100万4000個で601匹、かごワナ6万個で44匹。
数字で見ると確かに捕獲効率は下がっていますね。

沖縄県は根絶を目指しているようですが、根絶はなかなか難しい。なぜなら絶滅させることだからです。

たまーにニュースで「絶滅したと思われていた○○を発見!」みたいなことがあるでしょう?
それと同様に、完全に根絶したと判断するのは難しいのです。

是非とも頑張って頂きたい。
日本の外来生物事業で根絶に成功したのはウリミバエくらいしか知りません。

哺乳類の根絶の一番最初になって欲しいですね。
数が減っている(と思われる)今が駆除の正念場!!

頑張れオキナワ!負けるなアマミノクロウサギ!!


ネタ元:毎日JP 2008/03/26 『マングース:環境省の駆除、ワナの捕獲数激減 探索犬の早期導入目指す /鹿児島』
URL:http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080326ddlk46040600000c.html
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2008.03.28 / Top↑
お久しぶりです。ちょっと多忙につき更新が遅れてしまいました。

今日はyahoo!ニュースより特定外来生物の目撃情報です。

発見されたのはシロアゴガエルでした。

以下に記事を転載します。

シロアゴガエル確認 特定外来生物、在来種に影響も

 【粟国】粟国村で特定外来生物シロアゴガエル(アオガエル科)が確認された。帰省中の村出身者が7日、農作業の際に見つけ、同村役場に届けた。
 同村では、2、3年前から目撃情報はあったが、同村役場に報告されていなかった。役場では、環境省などと調整しながら今後の対応を検討している。
 シロアゴガエルは、1964年に沖縄本島中部で確認後、県内各地に生息域を広げた。在来のカエルなどに影響を及ぼす恐れがあるとして2006年2月、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)に基づいて、特定外来生物に指定。飼育や保管、運搬などが禁止されている。



以上・・・とのことです。

さて、まず沖縄県の粟国村はどこか、調べてみましょう。google earth大先生、出番ですよ!

粟国島2


というわけで沖縄の横でした。完全に隔離された島ですので、もし影響が出始めたらちょっと危険ですね。どんな在来カエルがいるのかな。

さて次に問題のシロアゴガエル。どんな生き物なんでしょうか。

アオガエル科のシロアゴガエル属のシロアゴガエルです。ちゃんとヒキガエルやウシガエルと同等に扱われていますね。単になんとかガエルのなかま、とかではなくて。

東南アジア原産で、自然林にも市街地周辺にも生息できるようです。さすが外来生物。

なぜ特定外来生物なのかといいますと、生息環境や繁殖場所が在来のカエルと重なっており、エサなどを巡る競合が起きることと、在来種からは発見されていない寄生線虫がシロアゴガエルの雄の生殖腺から確認されており、在来種への感染が懸念されているからだそうです。

シロアゴガエルは本州では全くニュースすらお目にかからないものの、沖縄の方では結構事例が多いみたいです。wikipediaにも載っていませんでした。

乾燥に強いようで、資材に紛れてもたらされたり、ペットとして飼育されていたようです。

そろそろ沖縄も小笠原とおなじような状態におちいりそうですね。
暖かい地方の方が生き物は生息しやすいので、外来種の被害も大きくなるのはわかります。

でもその分多様な生態系を持っているので、撹乱されすぎないで欲しいですね。ガラパゴスみたいに外来植物800種!みたいな状態にならないことを切に祈っています。

先ほどネットでシロアゴガエル情報を手に入れたのでまたカエル記事になるやもしれません。ではでは。


ネタ元:yahoo!ニュース/琉球新報 2008/03/24 『シロアゴガエル確認 特定外来生物、在来種に影響も』
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080324-00000011-ryu-oki
2008.03.26 / Top↑
こんにちは、ゆーにです。

今日はちょっとびっくりな、でも考えてみればまぁそうか、とうなづける記事を見つけたんで記事にしますね。

まず、以下の記事をご覧ください。

以下転載

木曽川に外来種247種 悪影響及ぼす10種も

 岐阜県の今渡ダムから伊勢湾までの木曽川(約70・4キロ)流域に、特定外来生物10種を含む外来種247種が生息していることが、国土交通省中部地方整備局の調査で17日分かった。生息域と生息種は広がる傾向を見せており、同省は2008年度からNPOや専門家らと協力して、駆除など対策に取り組む。

 調査は、1990-2005年の「河川水辺の国勢調査」に基づいて行われ、今回初めて外来種マップにまとめ、ホームページで公表した。

 調査結果によると、植物193種や陸上昆虫類29種、底生生物8種、魚類6種、ほ乳類4種、鳥類とは虫類各3種、両生類1種の計247種の外来種の生息を確認。このうち、外来生物法で人体や生態系、農林水産業に悪影響を及ぼす特定外来生物が10種確認された。

 特定外来生物だけでみると、ブルーギルやオオクチバス(ブラックバス)がほぼ木曽川全域で見られたほか、犬山市から愛西市までの区間ではヌートリアやアライグマなどの大型生物が生息。稲沢市から下流ではカワヒバリガイが確認された。中でも植物外来種は、106種(1991-92年)から173種(02年)へと大幅に増えた。

 同省木曽川下流河川事務所(三重県桑名市)河川環境課は「外来種は繁殖力が旺盛で、放置すると、さらに増える可能性がある」としており、外来種に関する情報提供を地域住民に呼び掛けている。ホームページはhttp://www.cbr.mlit.go.jp/kisokaryu/


以上


どうやら、岐阜~愛知にかけて流れる木曽川に、外来種が247種類生息しているようですね。
そのうち、法規制されている特定外来生物は10種のようです。

河川水辺の国勢調査から外来種のマップをまとめたようで、ホームページで見ることができます。
コチラ


木曽三川で確認された特定外来生物は

魚類:カダヤシ・ブルーギル・オオクチバス
貝類:カワヒバリガイ
草本:アレチウリ・オオフサモ・オオハンゴンソウ・オオキンケイギク・オオカワジシャ・ボタンウキクサ
両生類:ウシガエル
哺乳類:アライグマ・ヌートリア

のようです。有名どころオンパレード。植物が多いのは、おそらく緑化に使われたからでしょうね。

外来種が247種ありますが、きっとこれは過去からの外来種を含んでいるでしょう。たとえばシロツメクサとか。

247種と聞くと、ここはもう在来生態系には戻せないと思ってしまいます。いや、事実そのとおりであることは確かなのですが、どこまでの外来種を容認するかが問題となるわけですね。

この河川の場合、国立公園や世界遺産など重要な財産として指定されている部分がないならば、要注意外来生物、未判定外来生物、特定外来生物以外の外来生物を容認してもいいのかな、と思います。

緑化に使われており、なおかつ法的に規制(要注意は規制は無いですが)されているものが無ければ・・・、つまり、在来種や景観に影響がほとんどないと想定される植物ならば、使うのも忍びないのかなと若干思ったりもします。

可能な限り、無いほうがいいですけどね。


記事では駆除の対策に取り組む、といっておりますが、おそらく全駆除には半世紀以上かかるでしょう。物理的に。

駆除をどのようにしていくのかは分かりませんが、多くの外来種を退けるならば、その使用をやめること、市民への広報をすること、駆除は特定外来生物→要注意&未判定外来生物の順に進めることが必要でしょうね。

ネタ元:中日新聞 2008/03/18 『木曽川に外来種247種 悪影響及ぼす10種も』
URL:http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080318/CK2008031802096181.html
2008.03.18 / Top↑
おひさです、ゆーにです!更新停滞しちゃってすいません。。

今日はyoutubeより、ジャワマングース(indian mongoose/Javan mongoose/Small Asian mongoose)の動画を引っぱってまいりました。

ジャワマングースといえば、沖縄にハブ対策として移入させられた外来哺乳類。

コブラが天敵だからハブもいけるやろ!的に放したんですが、基本的にハブと活動時間が若干異なること、わざわざ危険なハブを捕まえなくても餌となるアマミノクロウサギやらケナガネズミやらキノボリトカゲなどの小動物がたくさんいたもんだから、そっちを襲っちゃったんですね。

動物は基本省エネ。効率。

ハブよりも楽なほうを選びました。ハブだけに省

そんなんで、沖縄固有種が減少したりなんだりで沖縄では捕獲者して駆除に協力した人に褒章をつけるようにまでなっちゃいましたとさ。のだめでも出てきたように有名ですね。

そんなジャワマングースの動画をさがして見ました。


場所はハワイのようですが、完全に「ジャワマングース」と明記されている動画がこれしかありませんでした。
まぁ、ハワイのジャワマングースもハワイの自然生態系に影響を与えている、と説明にあったのでよしとしました。

そんなわけで、動画↓


なんだこのBGMは。

BGMのファンキーっぷりと、ジャワマングース(indian mongoose)と明記されている点。プラマイゼロです。

内容は、ゴミバケツみたいなとこで遊ぶマングースと、水たまりみたいなところで水を飲むマングースです。マングースたちのほのぼのとした日常ですね。

彼らは外来生物ですが、生き物なんだなって改めて感じる動画でした。

でも、かわいいー♪キュート♪抱きしめたいー♪と思っちゃった人は要注意ですよ!
あの姿はあくまでも彼らの一側面。ネズミやウサギやトカゲをむさぼり食う面も持ち合わせていることを忘れてはいけません。

動画だけでなく、さまざまな情報媒体(写真とかテレビとか)からとある生き物を知ることがあるでしょうけれど、必ず、その生き物の映像などは彼らの一側面でしかない、ということを忘れないでください。かわいいという主観だけになったら、物事を多面的に見れなくなってしまいますよ。


・・・自分も、ジャワマングースは在来生物ばっかり食べてやなやつだなーと思ってましたが、動画を見て、彼らも生きているんだなーと認識しなおしたわけです。・・・自分の方向性は変わりませんけど、ね。
2008.03.17 / Top↑
こんにちは!

実は、趣味でうえきばちで樹木育ててます・・・♪


昨年の10月に植えたミズナラと謎のどんぐり、ついに芽が出てきました・・・!!!

ホラ!!↓
植木鉢0312


手前が謎のどんぐり(奥多摩でひろったもの)、

真ん中と奥がミズナラです!!

もう冬も明けてきたっていう証拠ですねー!!

はやく大きくならないかなー!!


ちなみに、11月にインビトロプランツとして買ったブルーベリーの木も、順調に根っこを出して育ってます。

でも、ある問題が・・・。

植物育てるのが好きなんだけど、今うえきばちとブルーベリーポット、どこにあると思いますか?


テレビの上。 On the TV.

ベランダが無いんですよー!

しかも!しかもですよ!?


今日研究室の大掃除して、過去の先輩の集めた植物の種詰め合わせをもらってきてしまった!

何の種かも不明!ごっちゃまぜ!

・・・とか聞いたら植えたくなってくるでしょ!?何が出るかな、的な!!

うちのテレビの上、そのうちジャングルになります。
2008.03.12 / Top↑
本日2本目!

ちょっと新たな試みをします。協力していただける方は協力をお願いします。


インターネットという利点を利用して、意見を集めさせてください!


内容は、

①タイワンリスなどの外来動物を駆除したくない理由は何だと思いますか?
②外来草本、外来樹木などを積極的に駆除したくない理由は何だと思いますか?
③外来生物駆除推進派(どんな悪影響があるかは不透明だけれども駆除していこうという人たち)、駆除穏健派(悪影響がはっきりするまでは動かず、データを蓄積するという人たち)の考えの違いは何だと思いますか?
④外来生物を容認する人の考え方ってどんなものだと思いますか?

どれか一つ(もちろん複数も)、選んでお答えくださると大変嬉しく思います。
①はなんとなく理由が分かるのですが、②~④の理由がよく分からないのです。自分は駆除推進派でして、外来生物もあまり容認したくない立場です。
新たな知見や、広く一般的な意見をお聞きしたいので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
ちなみに、自分が外来生物を容認したくない理由は、研究者としていうならば、特に日本の在来生態系に影響を及ぼしかねず、貴重な在来種を脅かしかねないとか、生物多様性の質の低下を引き起こす危険性があるというものです。

が、一般人として率直にいうならば、日本にもともとすんでいた生物が、外国からやってきた生物にいじめられるのが気に食わないとか、もともと美しかった景観が、外来生物によっておかしくなるのが気に食わないという、なんとも単純なものです。

なので、何かしらの意見をいただけると非常に助かります。。。

どんなに短くてもいいので、意見をいただける方はコメント欄に名前(無記名も可です)、コメントをお書きいただき、secret欄で表示の有無を選んでください。管理者だけに表示を許可する、をチェックいたしますと、他の方に表示はされません。

どんな立場の方でも、全く生き物関係に触れたことが無くてもいいので、何卒よろしくお願いします。
さまざまな意見をお待ちしております!
... 続きを読む
2008.03.10 / Top↑
毎度御足労頂、かたじけのぅござる。ゆーにでござる。

今日はとある本を読んでて、なるほどな、と思った一文を引用し、外来生物問題について考えようと思います。フッ、なんとまじめな自分。・・・すいませんちょうしにのりました

引用した本は「ブラックバスを退治する‐シナイモツゴ郷の会からのメッセージ‐」です。

ブラックバスの影響などを研究した、本というよりも論文集に近いイメージでした。まだ全部読み終わってないので、読み終わったらレビューするかもです。しないかもです。なんたってシナイモツゴ

その引用したい部分の流れを説明しますね。

ブラックバスは2005年外来生物法によって特定外来生物に指定されましたが、それまでに特定外来生物にするか否かの会議を行ってきました。

釣り業界にとっては金を生む魚だったわけですから、非常に大きな反対もあったのです。

また、その会議があったあたりに、セイヨウオオマルハナバチも特定外来生物に指定するか否かの討議が行われていました。・・・このセイヨウオオマルハナバチが指定するのかという話は、東大の某W教授が関わっている気がしてなりません。だってあの人外来生物のTOPだもん。。。

まぁそれはさておき、オオクチバスの特定外来生物の指定の必要性を、セイヨウオオマルハナバチと対比させて論じた一文を引用します。

「セイヨウオオマルハナバチは被害の有無がはっきりしないが社会的影響ははっきりしており、指定を1年延ばすことで社会的影響をかなり緩和することができると考えられるのに対し、オオクチバスは社会的影響が必ずしもはっきりせず、それが釣師の心情ならば半年延ばして解消できるとは思えず、釣活動そのものや付随する業界への影響は、釣りそのものもキャッチ・アンド・リリースも禁止されないため、指定による社会経済影響は考えにくく、半年延長に法律上さしたる根拠が認められない。」

これは、経済学の専門家、岡敏弘さんの意見でした。

セイヨウオオマルハナバチは、トマトの受粉など送粉者として農業に広く使われていました。セイヨウオオマルハナバチは在来生物にどのような影響が出ているのか分からない(現在ではかなり研究が進んでいます)のに対し、指定を延ばせば、農家への説得も可能になる。

けれど、オオクチバスは別に農業や漁業に使われているわけでもなく、指定したところで大きな社会全体に影響はない。その上、反対している人達は結局は自分たちが釣りをしたいというものであるので、どんなに指定を先延ばしにしても反対はなくならない。しかも、釣りを規制するわけでも、キャッチアンドリリース(釣ったらすぐその場で逃がすこと)も禁止していないのだから、経済への影響も出ることは考えられない。

ということですね。

つまり、
セイヨウオオマルハナバチは今指定するとすぐに農家に影響が出て、流通する野菜にまで影響が出る
けれども、
オオクチバスは指定しても釣り業界に経済影響が出る根拠がない
ということです。

このように、社会経済の面からも特定外来生物の指定理由を考えることができるのですね。


樹木でいうならば、きっとニセアカシアがセイヨウオオマルハナバチと同じケースをたどる気がします。
ニセアカシアは、蜂蜜の密源として非常に重宝されています。と同時に、河川敷に繁茂し、単一の林を形成し、また、土壌を窒素過多にして他の樹木を成長させられなくしてしまいます。
完全にデータとして出ているわけではないと思うので、科学的にはならないかもしれないですが、経済の視点からいえばこうなるでしょう。

自分の研究対象はどうだろう。トウネズミモチ。

経済への影響・・・なし。オオクチバスと同様、他の樹種の植栽でも対応可能であると思われるし、トウネズミモチでなければならない理由が皆無。あえて経済影響が出るとすれば、トウネズミモチ生産圃場。
被害の有無・・・はっきりしない、といわれている・・・というか外来樹木の被害は定量的に表しにくい。また、まだ目に見える被害を生んでいるわけではなく、目に見える被害になるまでの発展途上である、と自分は考えている。定量的に表せないことが難点。頭の固い研究者はデータがないと納得しないのです(´Д`)

被害の有無が問題で、無ければスルーされてしまうのだろうか。いや、されてしまうのだろうけど。
海外では、トウネズミモチは結構邪魔者として扱われており、一大キャンペーンも行われたことがあるそうな。

日本ももうちょっと外来生物に対して危機感を持って欲しいなぁ。
ちょっと話がそれた気もしますが、外来生物対策に関して、経済の点から考えることも重要なんだなぁ、と感じた一文でした。

それではね。
2008.03.10 / Top↑
コニチハー!ユーニデスヨ?カタコトデスヨー!

さぁさぁ、テンションがちょっとおかしいです!・・・ほっといてください。

今日は外来哺乳類、アライグマくんに関するニュースです。

アライグマといえば何を思い出しますか?ラスカル?ぼのぼののあらいぐまくん?

餌を洗っている姿が可愛らしいこの動物は、一時ペットとしてかわいがられていました。
子供のアライグマはひじょーにかわいく、そりゃもう悶えるほどです。

しかし!ひとたび成長してしまうと・・・彼は野生を思い出すのです。
まぁ、大人になると凶暴になっちゃうんですね。

なので、飼えなくなった人が外に逃がし、日本は意外と住みやすいぞ!と気づいたアライグマたちが繁殖し、個体数を着実に伸ばしたのであります。

アライグマの影響は、アナグマやタヌキたちとの競合や、狂犬病やアライグマ回虫病を媒介するなどの危険があります。
また、農作物への影響もあったような。

なので、駆除しようと試みるのですが、愛護団体の反対に合うことが多く、駆除を推し進めてるところがあるとは思っていませんでした。

そんな中!現れたのが千葉県のニュース。見た瞬間嬉しくなりました。まだまだ外来生物問題は現役だと!

というわけで、以下本文です。

アライグマ:完全駆除へ 県、新年度予算に2900万円計上 /千葉
 県自然保護課は、外来生物法(05年6月施行)で生態系などに影響を与える動植物に指定されているアライグマ(米国原産)、カニクイアライグマ(同)の完全駆除を目指し、08年度防除実施計画の策定を進めている。同法では県が防除実施計画を立て、環境省の確認を得ることが定められている。駆除期間は同省の確認日から11年3月31日までで、08年度予算に2900万円を計上した。

 アライグマは夷隅地域を中心に、県内全域に推定1000~7000頭が生息している。96年に御宿町で県内初の野外繁殖例が確認され、04年から農作物への被害が出始めた。06年度の被害総額は458万7000円となった。住宅の屋根裏などへ侵入したり、飼い犬が襲われることもあるという。

 同課によると、同法で指定されている外来生物は計84種。うち県内にはカミツキガメ(北中米原産)、アカゲザル(東南アジア原産)など計23種類が生息しているとされる。カミツキガメは07年度から駆除を始め、07年7月~10月に計246匹を駆除。今後はキョン(中国南東部・台湾原産)も対象とするという。

 県と市町村が主体となり捕獲、安楽死処分を行った後、一般廃棄物として処理する。

 ◇計画案について、県民の意見募集

 同課は3月14日までアライグマ防除実施計画案について県民の意見を募集している。同計画案への意見と明記の上、県庁自然保護課生物多様性グループあてで郵送、またはファクス(043・225・1630)かメール(hogo10@mz.pref.chiba.lg.jp)で。【中川聡子】

毎日新聞 2008年3月5日


ついに動き出しました!やはり被害が人や農作物などに直接かかわってくると、違いますね!県単位で動き出します。

それにしても推定1000~7000匹とは。差がありすぎるのは気のせいでしょうか。うん、気のせいですよね。結構駆除にかかる金額も変わるような・・・?

でも、完全駆除を目指しているのは嬉しいですね。日本の自然生態系の中に外来種を残さない方向ですからね。
被害のない程度に個体を減らして管理する、という方法もあるのですけど、それだとまた個体数が増えてきちゃうので、毎年駆除をしないといけなくなっちゃうんですよ。毎年予算を割かなくちゃいけなくなる。

だから、完全駆除は苦労するけれども、最も費用が掛からず、効果的な方法なんですよ。

ま・・・最初から人が野に放さなければ問題にならなかったんですけどね・・・。


昔野に放しちゃった人は、このニュースを見て反省して欲しいですね。。。結果的に税金を使う問題までに発展しちゃったのですから・・・。

予算2900万。多いのか少ないのかは私には分かりませんが、ちゃんと完全駆除対策費用として予算を出した例は今までにほとんどないでしょう。

完全駆除は実行が難しいのです。しかし、それを県単位で行おうとする千葉県に、乾杯。


引用元:毎日新聞 2008/03/05 『アライグマ:完全駆除へ 県、新年度予算に2900万円計上 /千葉』
URL:http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080305ddlk12040340000c.html


今回太字と文字の大きさを変えてみました。
今後こういう細工をして、読みやすくしていくかも。
2008.03.06 / Top↑
ちょっと最近アンチ外来生物の方向が強いような気がします。

もともとこのブログ自体、問題提起と私の考えを書くためにつくったものだからまぁいいっちゃいいんですけど。

記事もなるべく1記事読みきり型にしているのですが、毎回まとめが似ているような・・・。

ということが気になるのですよ。多分飽きるかなぁと。

もうすこし学術的な部分を省き、軽い感じでいってもいいのですが、そうなると重要なことが伝わらない・・・。

かといって自分の考えを書かないのもまた微妙・・・。

いろいろ悩みどころです。個人的に問題提起して、あとは各人考えてください!っていうのは投げっぱなしで好きくないんですが、かといって毎回のまとめが似ているのもつまらない・・・。


まぁ、いいか!受け取る側は、こう考えてる人もいるのか!程度で受け取ってください。
ブログですからね。何故か日本では日記みたいになっちゃっているようですが、欧米ではこのブログのようにさまざまな記録やデータ、ニュースなどを集めて記事をつくるものみたいですから。

季節の変わり目はこういうことや周りの目を考えてしまい、何かと焦ってしまいます。
ですが、自由気ままにのスタンスを崩さず、記事を書いていきますので、今後ともなにとぞ暖かい目で「気ままに追って外来生物」、ご支援くださいませ。
2008.03.04 / Top↑
DSC_2175改2
ナマステー!アーユーボーワン!
マイネームイズワカケ!インコの仲間です。



こんにちは、ゆーにですよ。もう3月ですねー。
今日は友人からもらった写真をもとに、ワカケホンセイインコに関する記事を書こうと思います。

写真の鳥は、ワカケホンセイインコという、インドやスリランカ原産の鳥です。
ナマステーはインドの、アーユーボーワンはスリランカの挨拶の言葉・・・らしいです。

ワカケホンセイインコは漢字で書くと輪掛け本青インコであり、緑色の体色に、オスだと首に黒い輪が掛かったような模様が目立つのが名の由来となっております。
写真のこはオスですねー。

とても大きな声で鳴き、緑色の体をしており、からだも大きいので見つけやすい種です。

ペットとして持ち込まれましたが、飼ってるところから逃げ出し、いわゆる「かごぬけの鳥」として都市に定着しています。
都会に南国の鳥が飛んでおり、一瞬びっくりすることでしょう。
東京周辺に約30km圏内に生息、繁殖していると思われます。

東京都で見られる場所は、新宿御苑、上野、善福寺公園などです。自分で確認したのはこの3箇所ですが、新宿御苑に行けば確実に見られるかと思います。
新宿御苑のプラタナス並木です。近い方は足を運んでみては?

また、東工大キャンパスをねぐらにしていたようで、一時は夕方になると大量にプラタナスに押し寄せていました。しかし、2007年秋からねぐらに使うことをやめ、各地にねぐらを分散させたようです。

都心では結構な場所で見られ、分布も少しずつ拡大している気がしますが、特定外来生物にも要注意にもされていません。

原産地では果樹などに被害があるそうですが、都心は果樹もなく、生態系への被害も予測ができない・・・というか、被害はあるのかどうなのか全く不透明なのが現状です。

ただ、サクラの花を食べたり、植物の新芽や実を餌にするので、甚大とはいえないまでも景観への影響が考えられます。

生態も不明なことが多いですが、研究室の友人の調査結果によると、生活史は休止期、繁殖準備期、繁殖期に分かれているようです。繁殖準備期は冬~春で、春~夏にかけて繁殖し、秋~冬は休止期のようです。

繁殖のときには新宿御苑など繁殖場所のプラタナスなどの樹洞に巣をつくり、つがいで卵やひなの世話をするようです。そのほかの場合には、餌場から集団でねぐらに向かい、ねぐら周辺で他のワカケを待ち、いっせいにねぐらに入るそうです。

カラスや猛禽から身を守るための集団行動だといわれています。
餌場から集団でねぐらに向かうの写真↓
DSC_6397改

都市はヒートアイランドといわれるように暖かく、ワカケホンセイインコにとっても過ごしやすい環境だったのでしょう。愛好家もいること、もの珍しさに見にくる人も多いことから、今はまだ大きな問題になっていません。

また、生息圏がまだ都市の中だけなので、問題視はされていないようです。

しかし、都会の空にインコが舞う光景。ここはいったいどこかと錯覚してしまいます。景観上の問題。
温暖化などで自然生態系に分布を広げたとき。在来種との競合、植物への影響。生態系への問題。
個体数が増えたとき。おそらくフン害など。人為への問題。

外来生物を敵視しているわけではありませんが、必要ないならばいないほうがよいというのが私の個人的な考えです。ワカケホンセイインコは確かにかわいいといえますが、かわいいからという理由でスルーしててよいのでしょうか?

アライグマもかわいいなどの愛護的理由で(反対が多いから)問題視するのが敬遠されることがあります。最近は変わったようですが。

このワカケホンセイインコも同じように愛護的理由で問題視しない人が多い気がします。

害があるといえる科学的根拠が出揃ってから問題視すればよい。これは、どの生物に対しても、問題視に反対する人々の常套手段であります。確かに論理は正しい。しかし、これは無意味なのです。

なぜなら、生物の影響なんてものは、自然環境(気象や気候など)、生息環境(生息場所や餌など)、生物環境(他種間での影響)が複合して起こるのです。

そのなかで、例えばB種のせいでA種が減った、という純粋なデータを得るには、100年以上の科学的データが必要になるわけです。
明らかである、ということにはならない。傾向があることにはなるけれど。また、100年以上継続してデータを取って、B種でA種が減ったことが明らかである、と言えたとしても、そのときにはすでにA種は絶滅寸前なのです。

外来生物問題は、直面した事実に基づいて行動するほうがよいと思います。

ワカケホンセイインコも、必要がないならばいないほうがよい、というのが私のスタンスです。
愛護団体からのバッシングが面倒なので、敬遠したいのが本音ですが(^^;)

かわいいから、というのは理由になりません。エゴです。
問題となりうる事実(データではなく、例えば他の種へ迷惑かけてたような事実)が少ないのもまた事実なのですが、一歩踏みとどまって考えてください。

自分はかわいいからという理由だけで、愛護しようとしていないか、と。

かわいいと思う生き物を愛護したおかげで、他の貴重な生き物が絶滅の道をたどることもあるのではないか、と。
2008.03.04 / Top↑

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