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こんにちは、ゆーにです。

今日もニュースから。最近ニュース記事ばっかりですいません。でもこれはイイ情報なので、消えないうちに転載させていただきます!

外来アリはアルゼンチンアリ。今日本で最も厄介な外来アリではないでしょうか。その防除にマニュアルが作成されるのだから、嬉しいですね!

とりあえず記事を↓

外来アリ防除にマニュアル
'08/6/28

 特定外来生物のアルゼンチンアリによる生態系への被害を低減させるため、環境省は8月末までに、初めての自治体向け防除マニュアルを作成する。一昨年から続けている生態調査や駆除実験の分析結果を反映させる。

 アルゼンチンアリは1993年に廿日市市で発見され、強い繁殖力で生息域を拡大。在来種を駆逐し、生態系へ被害を及ぼすとして2005年、特定外来生物に指定された。

 中国四国地方環境事務所(岡山市)は、06年度から3年計画で分布や生態を調査。活動が活発化する羽化の時期に合わせ、6月上旬から廿日市市にある県有地約0.5ヘクタールで投薬実験を開始。主に顆粒(かりゅう)と液体の餌タイプの駆除剤を使い、効果を分析している。今後、有識者らと協議し、マニュアルには駆除剤の投与時期や回数、量のほか、一斉駆除の範囲設定などを盛り込む。


以上です。

こないだ記事にしたホテイアオイと同様、このアルゼンチンアリもIUCNによって世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれております。
日本では日本の侵略的外来種ワースト100で、かつ特定外来生物にも指定されております。

原産は南アメリカ、攻撃性が強いと言われております。なので、他種のアリの巣を見つけると襲い、巣を丸ごと壊滅させてしまいます。人家にも侵入し、食物をあさったり、また人や家畜、動物に噛み付いたりもするので不快害虫とされております。

特定外来生物に指定されるほどの厄介者ですが、なぜこんなに厄介かというと、それは個体の増やし方に問題があるのです。

普通のアリは一匹の女王を持ちますが、このアルゼンチンアリは多女王性です。つまり、巣の中で一匹以上の女王がいて、それがどんどん他地域へ広がっていくのですが、元の巣もそのまま健在なのです。

さらに1日に60個以上の卵を産みます。

そして、一番問題なのは、アルゼンチンアリの異なる巣の個体がケンカをしないことです。

クロオオアリで例えますと、普通、Aという巣に属するアリがBという巣に行くと、Bの巣のアリたちに襲われ、殺されてしまいます。例え同じ種であっても。

ですがアルゼンチンアリではそれが起こらないのです。他のアルゼンチンアリの巣に行っても、ケンカすら起こらないのです。
こうなると、一地域にあるアルゼンチンアリはほとんどが同じ巣に属する、と捉えても構わないのです。そう、巨大なコロニーを形成してしまうのですね。

そんなアルゼンチンアリに防除マニュアルが作られるのだから、期待大です!だって研究者も根絶は無理じゃないかというくらいですから。

記事では根絶ではなく、対処療法のような防除マニュアルですが、それでもいままでメディアで公表されたものが少ないので楽しみなのです。

駆除実験に使っているものは主に駆除剤のようですが、他にも効果的な手法が開発されるといいですよね。

外来生物の効果的な駆除方法が開発された例は数少ないです。みなさんもユニークな手法を開発してみてください!!いきなり第一人者になれちゃうかも!?

ちなみに、アルゼンチンアリではアルゼンチンアリフェロモン剤を活用し、アリたちを撹乱させながら駆除剤を用いて駆除するという方法がテレビで紹介されていたことがあります。

こういう新しいものも上手く有効に利用できると良いですよね。


引用元:中国新聞 2008/06/28 『外来アリ防除にマニュアル』
URL:http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806280078.html
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2008.06.30 / Top↑
レポとパワポの合間に更新更新。ゆーにです。ねむいです。

さっき新聞各社の記事を検索してたら、特定外来生物アメリカミンクについての記事を発見したので、今日の題材はこれにします。

ではでは転載↓

外来生物のアメリカミンク、千曲川流域に生息域拡大
2008.6.19 16:59

平成16年12月、長野県佐久市で捕獲されたアメリカミンク(佐久漁協提供) 北米原産の特定外来生物「アメリカミンク」の野生化が長野県内で進み、生息地域が最近5年間で千曲川下流に向かい約50キロ拡大した可能性が高いことが19日、環境省長野自然環境事務所の調査で分かった。ミンクがアユやイワナを捕食する漁業被害が出ており、イタチなど在来種への圧迫も懸念されている。

 同事務所などによると、長野県では昭和58年から平成3年まで千曲川上流の川上村で毛皮用に飼育。一時は4000頭近くいて、逃げた個体が繁殖し、上流域に定着したとされる。

 漁業従事者などによると、ミンクの目撃は14年度以前には川上村から約30キロ先にある佐久穂町が最も遠かったが、昨年度には川上村から約80キロの坂城町付近でも目撃されたという。捕獲数は、17年度が62頭、18年度は大雨の影響で29頭に減少したが、19年度は44頭と増加に転じた。

                ◇ ◇ ◇

 アメリカミンク 北米原産のイタチ科の哺乳(ほにゅう)類。飼育や輸入が規制される特定外来生物に指定されている。体長は50センチ近いものもあり、黒っぽい色。泳ぎが得意で川などの水辺に生息し、魚やカエル、ネズミなどを食べる。行動範囲は雄が約10キロ、雌が約5キロと広い。環境省によると、北海道で広範囲に分布するなどしており、平成10-16年度の間に、長野以外に12道県で駆除されている。



ということでした。ミンクといえば、ミンクのコートなどといわれるように毛皮としての利用価値があり、そのために持ち込まれていたんですね。

記事にあるように、長野ではS58年から飼育していたようでかご抜け個体・・・まぁ一言でいえば逸出して繁殖してしまった、と。

一時は4000頭とかすごい数字が出てますが、今はどうなんでしょうね。
特定外来生物に指定されているので、防除・駆除の対象になるのですが、捕獲は毎年2ケタどまりですね。

これは、一つには個体数が実はそんなに多くないのではないか?ということが考えられます。動物個体群の考えで行くならば、導入逸出して環境が適切だったため、個体群が爆発的に増加した、そのときが4000だったのかなぁと邪推しております。
となると今は安定なのか・・・?それは調査してみなければ解らないことかもしれません。

でもある程度個体数が小康状態であっても・・・なかにはこの状態になるんだから外来種なんか駆除しなくても良いじゃん、とか・・・いう人がいたりしますが、すでに危険性が認識された上での特定外来生物指定なので駆除は必要ですね。

もう一つには捕獲効率が悪いのではないか?ということです。基本となるアメリカミンクの生態がわかってなければ、どの時期にどのような方法をもちいて駆除すればいいのかわかりませんね。

もしかしたら、とある季節には駆除方法は全く役に立たなくて、実は適当に考えた方法でもある季節ではものすごい効果をもたらす、なんてこともありますからね。

肉食っぽいので、ワナを作るエサに駆除したブラックバスやザリガニなんかを用いてみてはどうでしょうかね。一石二鳥かも!?

とりあえず今日はここまで。長野にアメリカミンクがいるってことがわかっただけでgood jobって感じです!マップにも追加しとこう。

引用元:産経新聞 2008/06/19 『外来生物のアメリカミンク、千曲川流域に生息域拡大』
URL:http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080619/acd0806191659006-n1.htm
2008.06.25 / Top↑
ども、ゆーにです。ちょっろっと更新あいちゃいました。

今日はニュースから。ホテイアオイの情報を見つけたので、記載しますね。

以下、転載。


美しい でも増えすぎ/下関2008年06月11日

 池を管理する市安岡土地改良区の高見豊理事長によると、農業用のため池で、広さは約7800平方メートル。花は大きく美しいが、外来生物で繁殖力の強さから「増えすぎて困っている」。見頃は8月末ごろまでという。


以上です。記事はこれだけですけど、転載元の新聞記事には大繁殖しているホテイアオイの写真がのっけられております。

ホテイアオイといえば、青い悪魔とも呼ばれ、セイタカアワダチソウ、ブタクサとならんで世界3大害草と呼ばれています。

さらにIUCNが作成した世界の外来侵入種ワースト100にも選ばれています。

なぜこんなにも悪い名がついているのか?

それは、爆発的な繁殖力が原因だからです。一般的に1個体から100万個体といわれるほどの繁殖力を誇り、水田の水路に入れば水の流れをせきとめ、湖沼や池に入れば水中への日光を遮ってしまいます。

さらにアレロパシーを持つとも言われています。

問題なのが、そこらへんのホームセンターで「ほてい草」「ホテイ草」と称してどこでも売られていること。害草という認識がなく、誰でもお手軽に楽しめる綺麗な水草というイメージのほうが強いそうです。

そのため多くの人が買っていくのですが、増えすぎたために近くの池に廃棄する人が後を絶たないようです。

さらに、このホテイアオイはメダカの産卵用水草としても有名です。メダカが産卵する際、ホテイアオイの根っこがちょうど良いとして人気のようです。

が、問題はそこではなく、なんとこのホテイアイオの根っこにすでに他の生き物の卵が産み付けられた状態で売られていることが多いのです!

その生き物は外来種、サカマキガイ。

淡水貝類で、雌雄同体の貝です。体長が1㎝に満たないでも繁殖を行い、個体数をどんどん増やす厄介者。水槽の付着藻類やデトリタスを食べるので、掃除屋にもなるとは言われていますが、いかんせん数が多くなりすぎる。

しかも、水面を逆さになって這うこともでき、意外に移動速度も速い。水面に逆さに這う状態になって水流に流され、それで生息域を広げると思われます。

ホテイアオイを捨ててしまうと、そこで外来種が蔓延してしまうのです!!!

絶対に外に投棄せず、生ゴミとして捨てて欲しいです。

ところでなぜこんなにホテイアオイとサカマキガイについて語るのかというと。

実は研究室である実験の傍ら、ホテイアオイはどのくらい、どのように繁殖するのか観察しているのですよ~。
スゴイッすよ?繁殖力。そろそろ邪魔になってきたくらい。
あ、あと地上でも生き延びれるという情報を得たので、鉢でも育ててます。
鉢植えでもいい感じで育ちます。貧栄養の土(赤玉土とバーミキュライトの混合土)だけでも4月に植えてからかなり葉っぱを多くしております。

こんど記事にしますね。

地上でも育てるので、うっかり自然界に居ついてしまったら大変です。植生を改変しかねません。
確かに水中の窒素やリンを吸収するともいわれますが、結局冬には枯れて水中に堆積し、水質汚染の解決にはならず、さらに悪臭をもたらすので意味がないのです。


うまくホテイアオイをコントロールする方法があれば別ですけれど。

皆さんもホテイアオイを育てていたら、増えたときの対処法を間違えないでくださいね。
外来の水草の扱いには、くれぐれもご注意を。

引用元:朝日新聞 2008/06/11 『美しい でも増えすぎ/下関』
URL:http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000806110001
2008.06.22 / Top↑
梅雨まっただ中!ゆーにです。

今日はニュースから。オオキンケイギク、特定外来生物です。

特定外来生物、要注意外来生物は草本に多く、過去に緑化種としてたくさん導入されたからなんです。他にも牧草用とかありますけど。オニウシノケグサはトールフェスクという名で流通しています。

緑化も選定種を間違えると大変なことになり、在来生態系を飲み込んでしまいます。お花畑としてはきれいなんですけれど、それが自然界に逸出しては問題なのです。じゃ、ニュースを見てみましょうか。


オオキンケイギク:特定外来、重信川などで猛威 生態系破壊の恐れ、対策苦慮 /愛媛

 緑化のために広く使われてきたオオキンケイギク(キク科)が、県内の重信川流域などに生い茂り、堤などを鮮やかな黄色で彩っている。国土交通省が「緑化対象種」に指定したが、一転、06年2月には外来生物法で特定外来生物に指定された。強い繁殖力のために固有の生態系を壊す恐れが指摘されているが、有効な対策は見つかっていない。【後藤直義】

 財団法人・自然環境研究センターによると、オオキンケイギクは北アメリカ原産で、1880年代に観賞用や緑化用として日本に輸入された。国内では河川敷や線路沿い、海岸などに幅広く分布。30~70センチほどの高さに成長し、5~7月には黄色い花弁をつける。

 野生化したオオキンケイギクによる生態系への影響は、全国各地で確認されている。同センターの調査によると、長野県の天竜川沿いでは、オオキンケイギクの広がりで、カワラニガナ、ツメレンゲ、カワラサイコなど河川敷固有の植物が減少・消滅した。また岐阜県の木曽川ではオオキンケイギクに絞って除去したところ、固有の在来種が回復したという。

 同省松山国道河川事務所は06年度から、重信川の河川敷の整備の際には、オオキンケイギクを伐採。今夏も先月末から、草類などと一緒に刈り取り、種子が外のエリアに広がらないように焼却処分している。しかし担当者は「根っこの部分まで取ることはできない」と話している。

 特定外来生物は生態系に強い影響を及ぼすために規制・除去の対象になっており、オオキンケイギクも原則的に栽培や輸入が禁止されている。

毎日新聞 2008年6月16日 地方版



オオキンケイギクはかなり繁殖力が高いです。ナガミヒナゲシと同様に見た目がきれいなので、誰かが植えたんじゃないかとうっかり思ってしまいそうです。

事実、1年前には自分の大学にも生えておりました。先生方が撤去したみたいですが。

かなり繁殖力が高いため、放っておくと生態系に大ダメージを与えてしまいます。
除去すれば在来種も回復するのですが、記事では有効な対策が見つかっていないとのこと。

ちょうど自分もトウネズミモチの有効な駆除方法を模索中なので、オオキンケイギクのことも考えてみましょうか。

まず、1番大事なのは生活史を把握していること。

いつ頃花をつけ、実をつけるのか。
実は何によって散布されるのか。
一年草か多年草か。
低日照には強いのか。
成長点はどこにあるのか。
栄養成長するのか否か。

・・・など、挙げればきりがないです。
しかし、これらを把握していることで、駆除に最も効果がある季節、方法を考えることができます。
たとえば、成長点が地上10センチにある植物ならば、地際で刈り取れば生えてきません。
成長点が地際でも、花を咲かせたあとならば植物体のもつエネルギーが少ないので刈り取りで十分枯死させられるかもしれません。
もしかしたら、年に2回の刈り取りで済むかもしれません。

生活史を考慮し、次に必要なのは効率です。
種によってはかなり広範囲で存在しており、国や都道府県などの行政単位では駆除できず、NPOや民間団体などに依頼しなければいけない場合もあります。
そのときに、団体は行政がもつような機材を持っているか、使えるかという問題も出てきます。
簡易で、誰にでもでき、さらに枯死させられる方法が駆除効率が良いといえるでしょう。

もちろん、行政が行って済むくらいの規模であればそれで十分ですけれどね。


オオキンケイギクとか誰か研究してそうなものですけれど・・・。分布調査とかしかやっていないのだろうか。
もし機会があって気が向いたら論文を探してみます。そしたらまた記事にします。

今は授業で知床をやっており、その中に出てくる外来種アメリカオニアザミが気になっております。
外来種ってどこでも問題。どこまで許容するかも問題になりますが、何より国として、そして世界としても生物多様性低下の一因に外来種を挙げておりますので、許容を考えるより先に問題になっている明らかな地域から、駆除を実行していきたいですね。


引用元:毎日新聞 2008/06/16 『オオキンケイギク:特定外来、重信川などで猛威 生態系破壊の恐れ、対策苦慮 /愛媛』
URL:http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080616ddlk38040289000c.html
2008.06.17 / Top↑
またまたワニガメについてです!ゆーにです!とりあえずワニガメ&カミツキガメ動画↓

ワニさん


カミツキさん

↑alligator snapping tutle(ワニガメ)って言ってますけど、形態はカミツキガメだと思います。

なんでまたワニガメ?と思うかたもいらっしゃるでしょうが、どうかお付き合いください。

なぜカミツキガメが特定外来生物で、ワニガメが要注意外来生物なのかという考察をしようと思います。こういうのって意外に重要。そして意外に知らない。

カミツキガメは、カナダ南部~アメリカ東部・中部、さらにメキシコやグアテマラ、コスタリカやエクアドルなど、結構な範囲で生息しており、4つの亜種に分かれています。
1960年にペットとして大量に輸入されたといわれています。カミツキガメというわりに、意外と噛む力は弱く、指を食いちぎるほどではないそうです。
性格は攻撃的だそうです。
法律は、外来生物法の特定外来生物に指定されております。

さて、対するワニガメ。分布はアメリカ南東部のみで、固有種です。カミツキガメほど大量には出回ってはないようで、飼育にもかなり手間と危険を回避する神経を使うようです。
噛む力は非常に強く、300kg以上の力で噛み付きます。頭が大きく、発達した筋肉がそれを可能にしているのです。
性格は神経質ですが、カミツキガメよりも大きな体になり、危険が迫るとすばやく動き、強い力で噛むので危険です。
法律は動物愛護管理法の特定動物、ワシントン条約の付属書Ⅲ(輸出入に際し、輸出国の政府が発行する許可書が必要)、外来生物法の要注意外来生物である。


調べたところ、なんとなく分かれている原因がわかった気がします。
カミツキガメは、生息域が広く、ワシントン条約にも載らない。輸出入が自由だったこともあり、大量に輸入された。攻撃力も高くない。ただし、攻撃性がある。
こうなると、一番問題なのが大量遺棄の可能性であり、特定外来生物に指定しても駆除に危険が少ないし、国際的にも文句を言われにくい、ということでしょうね。攻撃的で危害を加えやすいけど、身体的な被害が大きくないのもあります。

ワニガメは特定外来生物に指定したとき、駆除防除のときに素人が扱うと危険が大きすぎるし、アメリカ固有種で国際的にも考えなきゃいけないところがある、ということでしょう。また、神経質なのでこちらから危害を加えなければ平気というのもあるでしょうね。

特定外来生物の要件は、人の生命・身体、農林水産業、生態系に被害を与える可能性のある生き物です。カミツキよりも危険なワニガメも特定外来生物にされるべきでしょう。

しかし、遺棄された個体の量がおそらくあまり多くないことと、ワシントン条約の記載種であること、こちらから何もしなければ被害を受けにくい、この3点が要注意で踏みとどまっているのではないでしょうか。


・・・・・・ってほとんど外来生物法のページに書いてあったよ!!ホラ

ですが、ワニガメは2006年6月には上野の不忍池で卵を産んでいた個体が発見されており、やはり注意が必要です。積極的な駆除一辺倒というわけにはいかないけど、一応さまざまな法律で規制がかかっているのでまぁよし、みたいな感じですかね。

世の中複雑です。特にこういう生き物に対して法律を決めるとなるとね。
2008.06.13 / Top↑
またまたマップを作ってみましたゆーにです。

今度は写真なし、かつ施設なしでやろうと思いました。
また、主に新聞記事やニュースで配信された情報を元に、場所を追加していきます。

なので前に作ったマップよりも更新頻度が高くなります。だって行かなくていいんだもん。
いきたいなー。

というわけでどーぞ↓
http://waiwai.map.yahoo.co.jp/map?mid=B0DlSIrEmNRhdwjyPGw43KWRUIP1VVEF8Cy9.60hQjQL.A--
2008.06.09 / Top↑
エマージェンシー!エマージェンシー!ゆーにです!

どうやら木曽川河川敷でセアカゴケグモがかなりの数発見されたようです・・・。

以下いきなり記事いきます。

愛知の木曽川河川敷で毒グモ発生、600匹生息か 

国土交通省中部地方整備局は5日、愛知県愛西市内の木曽川河川敷で、特定外来生物で有毒のセアカゴケグモが見つかったと発表した。付近に推定600匹生息していたとみられる。

 内陸部での大量発生は珍しく、同局木曽川下流河川事務所は「絶対に触らないように」と注意を呼びかけている。

 発見されたのは、同市立田町、木曽三川公園内の「東海広場」。先月21日、利用者から通報を受けた同公園管理センター職員が、駐車場の側溝で3匹を発見した。その後、駐車場の排水溝で、体長1~15ミリのセアカゴケグモ50~60匹を捕殺した。

 セアカゴケグモは、かまれると赤くはれ、吐き気やめまいなどの症状が出る。

(2008年6月5日22時51分 読売新聞)


だそうで・・・。確実に分布を広げておりますなぁ。

実は、去年の7月にも愛知でセアカゴケグモは確認されていたようです。
ついでにその記事も引用しちゃいますのでご覧ください。

セアカゴケグモすでに35匹 「素手で触らないように」
愛知県内、昨年を上回るペース


中部国際空港で見つかったセアカゴケグモ かつて毒グモ騒動まで引き起こした「セアカゴケグモ」が今年に入り、中部国際空港(常滑市)などで昨年を上回るペースで見つかっていることがわかった。カミツキガメやオオクチバスなど、外国からいつの間にか入り込んだり、捨てられたペットが野生化したりして、問題になっている外来生物。専門家は「環境になれて徐々に定着している恐れがあり、実態調査をする必要がある」と指摘している。

 愛知県健康対策課によると、セアカゴケグモは2005年8月に県内で初めて確認され、昨年は同空港や弥富市の材木港、飛島村の飛島ふ頭で計38匹が確認された。今年は先月までに、すでに35匹が見つかっている。

 中でも、多いのは同空港内で、滑走路、エプロン脇の排水路や側溝などに05年は12匹、昨年13匹、今年は28匹いた。乗客ら一般の来場者が出入りするターミナルビルでの発見はなく、県内全体でもクモによる健康被害はないという。

 同課では「輸入された貨物などにくっついて来ているのではないかとみられるが、温暖化の影響もあり、越冬してすみ着いている可能性もある」としている。

 各地の毒グモ騒動もあり、中部国際空港会社では05年当時、ターミナルにクモの写真入りで注意文を掲示するなどしたが、「注意を呼びかけることでいたずらに不安をあおってもいけない」(広報グループ)と、現在は業者に対し、クモを見つけたら連絡させ、素手で触らないように注意を呼びかけている。

 セアカゴケグモの生態について研究実績のある堺市衛生研究所微生物グループの吉田永祥・総括研究員は、「西日本を中心にかなり定着が進んでいる。車などにくっついて広範囲に移動しているようだ。子どもやお年寄りはかまれれば危険性も高く、実態を把握していく必要がある」と指摘している。

 セアカゴケグモ
1995年に大阪府高石市で国内で初めて発見された。体長約1センチ。背中に赤い帯状の模様があり、オーストラリアやメキシコ、東南アジアなどで生息している。ブロックのすき間や側溝のフタ裏などにすむ。かまれると針で刺したような痛みがあり、頭痛や呼吸困難などに陥ることもある。

(2007年8月15日 読売新聞)



さてさて、今回発見された木曽川公園の東海広場と、昨年見つかった中部国際空港の位置を確認してみますか!
google earthさん、出番です!↓
愛知セアカゴケ


うーん・・・。なかなかに近いですね。2007年の記事にあったように、車などにくっついて移動している可能性が高そうですね・・・。この距離なら不思議ではない。

この距離を1年で移動したと仮定すると、来年には愛知全域で見られそうな気も・・・。
身体のちっちゃい昆虫(正確には昆虫じゃないけど)は、移動の経路もつかみづらいし、どこまで分布しているのかも正確に把握することは難しいので、全駆除は難しい問題です。

木曽川っていったらつい3ヶ月前くらいの記事で247種も外来種が生息している!って書いたとこですよね。何故こんなにも多いのか。意外とその理由を探すのは重要な気もします。

今後の外来種対策を考える上でね。


身近に毒グモがいる、っていわれると怖いですね。だって自転車に乗ろうとして噛まれたとか、運転中に噛まれたとかもあり得るわけですよ?もちろん人が手を出さなきゃ攻撃してこないでしょうけど、それでもおちおちしてられない気分になりますよね。

今年は鹿児島でもハイイロゴケグモが確認されていますし、着実に日本に外来生物が侵入しているのがわかりますね。

これは気ままに追ってられないかもしれませんね。

気ままに追っていられなくなったら、私はNPOなりなんなり立ち上げて行動するかもしれません。


引用元:読売新聞 2008/06/05 『愛知の木曽川河川敷で毒グモ発生、600匹生息か』
            2007/08/15 『セアカゴケグモすでに35匹 「素手で触らないように」』
URL:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080605-OYT1T00770.htm
    http://chubu.yomiuri.co.jp/news_b/bosai070815_1.htm
2008.06.05 / Top↑
ゆーにです。やることがたくさんあって現実逃避並みにブログの更新。

よろしくはないですけどやめられないんです・・・。

今日は久々のニュースから。チャネルキャットフィッシュです。

キャットフィッシュとはナマズのこと。アメリカでは食用とされており、日本にも食用として導入されました。通称アメリカナマズともいいます。

このチャネルキャットフィッシュは霞ヶ浦に導入され、他の場所では見られませんでしたが、今回霞ヶ浦以外でも発見されたそうです。以下記事いきまーす。

アメリカナマズ:涸沼で稚魚初確認 生態系への影響恐れ--県水産試験場 /茨城

 ◇固有種、食い荒らす例も
 特定外来生物に指定されている北米原産のチャネルキャットフィッシュ(通称・アメリカナマズ)の稚魚が、涸沼で捕獲されていたことが分かった。県水産試験場によると、涸沼での確認は初めて。汽水湖の涸沼は良質なシジミ、ハゼが生息しており、繁殖すれば生態系に影響が出る恐れがある。
 5月28日、涸沼北西の茨城町中石崎付近で、同試験場の職員が定置網にかかっていたアメリカナマズを確認した。体長約4センチで、生後1年の稚魚だという。
 アメリカナマズは71年ごろ、食用目的で輸入された。鋭いとげがあり、1メートルを超える成魚もいる。魚類、甲殻類、貝類などを食べることで知られており、大繁殖している霞ケ浦では、固有種を食い荒らしたり、魚網を破ったりする被害が出ている。
 涸沼への流入経路は不明だが、農業用水パイプを伝って涸沼の上流に霞ケ浦の水が流れ込み、その中にアメリカナマズが交ざっていた可能性が高いという。
 霞ケ浦での生態調査では、アメリカナマズの胃からテナガエビ、ハゼ、二枚貝、昆虫などが観察されている。
 涸沼の漁場への影響について、県内水面水産試験場は「水底をあさっている最中にシジミを吸い込むことはあり得る。淡水魚なので海水は苦手だが、爆発的に増える可能性はある」とみる。
 地元の漁業者約400人でつくる大涸沼漁協の桜井誠一事務局長は「アメリカナマズが捕れたという報告は聞いたことがない。固有種への影響が心配だ。注視したい」と話した。【山本将克】


まず涸沼(ひぬま)の位置確認。
涸沼

この霞ヶ浦より北東、海に近いですね。なるほど、確かに汽水域かもしれない。

チャネルキャットフィッシュは霞ヶ浦の漁業でも迷惑ものだ、と半年前くらいにTV番組「宇宙船地球号」でやってました。網を破る上にひれにトゲをもっており、手に刺さって怪我してしまうそうです。

このトゲのおかげで捕食を逃れることもできます。
食性は魚類・甲殻類・貝類・水生昆虫・小型の哺乳類等も捕食するそうで、多岐に渡っていますね。

霞ヶ浦に生息する肉食魚は多くが外来魚でしょう。日本の在来の肉食魚はナマズやウナギくらいです。ウナギくらいしかいないのかな。チャネルキャットフィッシュはそれもあって増えてきたんだと思います。

そのチャネルキャットフィッシュが霞ヶ浦を超えて現れた。ちょっと問題です。

というのも、一つの水系以外に魚が飛び出すことは基本無いんです。人が移動させない限り、水系を超えることはできません。なぜなら海に出た時点で死んでしまうから。

今回のケースは、農業用水パイプを伝って流れ込んだのでは、とされています。
そうなると、他の魚も在来外来含めて・・・というか違う水系に行った時点で全ての魚が外来魚ですが、入り込める可能性があるということですね。

つまり、人の手を介さなくても外来種問題が生じてしまうのです。
農業用水パイプは人の生活に欠かせないので、なくすことはできません。
パイプの中に魚よけみたいなのはついてなかったのでしょうかね?

どのくらいのチャネルキャットフィッシュが入り込んだかは記事に書いてありませんが、固有種の影響が心配で注視しますと言うよりも、即座に行動を起こした方がいいと思います。

パイプに魚よけの網をつけるなり、調査するなり。

ただ、生後1年の稚魚なので、網がついててもすり抜けてきた可能性もあります。
もし流入してきた稚魚量が少ないならば注視でもいいかもしれませんが、やはり何かしら対策は考えておくべきかもしれません。

外来種は予防が原則。忘れてはいけません。


引用元:毎日新聞 2008/06/04 『アメリカナマズ:涸沼で稚魚初確認 生態系への影響恐れ--県水産試験場 /茨城』
URL:http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080604ddlk08040105000c.html
2008.06.04 / Top↑
梅雨になりましたゆーにです。曇りだとテンションが下がるのであまり好きくないです。

今日は、けっこう前に読んだ漫画の中からネタを発見したので記事にしようと思います。

タイトルで漫画の名前がわかったあなたは相当なマニア。そう。「もやしもん」ですー。


フィロキセラ害虫は、日本語では「ブドウネアブラムシ」といいます。

アメリカ原産の害虫です。

昔19世紀中頃、ワインはヨーロッパが主流で(もちろん今もですが)、ワインにするブドウの品種も中央アジア原産のものを用いてました。

ちょうどアメリカが独立して約100年、南北戦争のあたりの頃に、当時のブドウ研究者がアメリカに自生する品種をヨーロッパに輸入しました。新大陸にあるブドウはワインに使ったら美味しいのか!?っていう気持ちでしょう。よくわかります。

結局ワインに向かない種だったのですが、このブドウがヨーロッパに持ち込まれる際、フィロキセラも同時に輸入してしまったのです。

大陸一つ隔ててますからね。ヨーロッパのブドウはこの害虫への抵抗性をもっていませんでした。そのため、ヨーロッパのブドウの木に壊滅的な被害を与えました。

その後、世界各地に広がりましたが、人間の知恵といいますか。
フィロキセラに抵抗力のあるアメリカ原産ブドウにヨーロッパのワイン用ブドウを接ぎ木することで難を逃れ、今に至るということです。


さて、疑問点。

ブドウネアブラムシとはいったいどんな生き物なのか?

どんな方法で枯らすのか?


ブドウネアブラムシの生態は、まず樹上に産み付けられた卵が越冬し、春に孵化します。
孵化した幼虫は若葉に定着し、虫こぶをつくって成長します。
これが成長すると虫こぶ内で単為生殖で産卵します。
そこから孵化した幼虫は新たな葉に移ったり、地下に降りて根こぶを作ります。
(引用:ブドウネアブラムシの発生について

幼虫・成虫共に根や葉を吸汁します。吸汁した部分がこぶとなり、開花不良や、無核果、葉色減退の被害を出します。根では細根がふくれて水分吸収ができなくなります。このように樹勢を減退させ、最後には枯らします。

根に降りる根こぶ型と葉にこぶを作る葉えい型の成虫がいるようで、
根こぶ型は卵と幼虫の期間は11日間で、雌は28日間生存し、約100個以上の卵を産むようです。
葉えい型は卵が8日、幼虫は11日で、成虫は約25日生存し、約200の卵を産むようです。
(引用:ブドウネアブラムシ
形態は上のサイトをご覧ください。

ブドウネアブラムシがいるかどうかは葉の裏に虫こぶがあるかどうかを見ればよいようです。
ブドウハモグリダニは葉の表に虫こぶを作るようなので、見分けられそうですね。

最初に引用したサイトでは、平成17年に日本で被害が出てたようです。
もちろんかなり昔からあった害虫でしょうけれど、ウリミバエなんかとは違って未だに発生するみたいですね。

フィロキセラが発生したら薬剤を散布すれば大丈夫なようです。
また、抵抗性の台木を使っていることが多いので、抵抗性をもっている木が多いみたいです。
ただし、中には実生から育てていたりする人もいるようなので注意は必要ですね。

けっこう昔の話なのでもう絶滅したとか根絶したとか考える方もいらっしゃるかもしれませんが、まだまだ生きてます。2001年くらいにはニュージーランドでも発生したみたいですね。(引用:ニュージーランドにフィロキセラ)2006年にはオーストラリアでもあったようです。

ウリミバエのように、不妊化昆虫を放して根絶する・・・という方法は不可能でしょう。
というのも単為生殖するからですね。

このように、外来種になった生き物たちは生態系だけでなく人間の農作物にも大打撃を与えることがあります。外来生物法は、最近の風潮では生物多様性保全に重きを置いているように見えますが、特定外来生物は生態系・人の身体・農林水産業へ被害を与えるものから指定されます。

日本に入ってきた時期がどうやら明治以降のようで、外来生物に含んでもいいような気がしますが、如何せん他人の庭といいますか、農業分野まで外来生物に含めて考えると、外来生物量が膨大になっちゃいますね。

根絶はできなくても、対処療法があるからいいのかな。ブドウネアブラムシが野外に逸出して在来のブドウ科樹種につかなければ大丈夫なのかな。

爆発的に増えてしまい、大論争に発展したマツノザイセンチュウやブラックバスとケースが異なるのでしょうね。

こういう部分って難しいですよねー。検疫がされても100%阻止できるわけじゃないですし。
人力の限界ってあります。そんなことにならないよう、日頃から注意が必要ですね。
2008.06.02 / Top↑
ゆーにです、六月です、水無月です。早ッ!!!

この前、ブラックバス釣って食うという外来生物勉強の名目上、相模湖に行って参りました。

結果はこの前記事にちょこっと書いたとおりですが、湖上から周りの森林を観察していたところ、外来鳥類のガビチョウの鳴き声が聞こえました!!

意外だったので良い収穫です。相模湖にガビチョウいたんだー。
大学の教授がそこら辺にけっこういるよー、とおっしゃってたので生で聞いてみたいと思ってたんです。

教授の言うそこらへんがどの範囲なのか気になりますが・・・。
ガビチョウは関東だと湯河原の山奥にもたくさんいるらしいですね。

透き通った鳴き声で、さまざまなパターンで鳴くようです。
きれいな声です。クロツグミに似てるとかなんとか。

ガビチョウに関する秀逸なサイトさんはコチラ↓
株式会社 鳥類環境さん。
ガビチョウなどのチメドリ科簡易識別のガイドがあります。すばらしぃ~!!

youtubeより、お聞きください。湖上で聞こえるガビチョウの声。短いけど。


デジカメで撮ってたんですが、なかなかクリアーに聞こえますね。わかりやすい。
樹木間を行ったり来たりするガビチョウは視認できました。
残念ながら写真も動画も撮れなかったんですけど。。。

他にも高尾山で見られるようなので、探しに行こうかな!!
2008.06.01 / Top↑

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