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こんにちは、ゆーにです。今日も生態工房さんでインターンをしてまいりました。

今日の内容は外来種駆除作業だったのですが、午前中に光が丘公園のバードサンクチュアリ池にてワナを回収した後、サンクチュアリ入り口にあるビオトープのような小さい池でウシガエルを駆除することになりました。

大きさはだいたい2×7mくらいの小さな池。記憶を頼りにしてるので、もうちょい小さいかもしれません。

ここにいるウシガエルは、今年オタマジャクシから成体になったくらいの小さな個体です。たぶん体長3~5㎝くらいですね。ですが、うじゃうじゃいるんですよ。

ふと池を見てみると、みな水面に出てきているのです。でも、近づくとすぐに水中に潜ってしまい、なかなか捕まえられない。

このウシガエル捕獲は、実は前に1回挑戦してました。しかし、捕獲数ゼロ。アメリカザリガニを1匹捕獲しただけでした。

この池の環境は、底質は泥、水深は2~30㎝ほどでしょうか。人が入るには浅いですが、横幅が狭いため、駆除作業がしにくくなっております。
植物はほとんど生えておりません。

生息している生き物は、アメリカザリガニとウシガエル、タニシっぽい貝(種は不明)、そしてトンボのヤゴでした。
おそらくヤゴのためにつくられた池なのでしょう。しかし、私がヤゴを見たのは今日初めてで1回きりでした。


ウシガエルの駆除は非常に大変でした。先ほども申し上げたように、近づくとすぐ水中に潜ってしまい、見失ってしまう。

捕まえるのは虫取り網とかタモ網のちっちゃいやつで捕獲しますが、最初とっていた方法は、水面に浮かんでいるカエルを直接網で挟み撃ちにしようとしてたんですよ。

しかしなかなかとれない。うまく網に入っても、水中なのですぐスイスイ~っと逃亡されてしまいました。何より、網を入れると泥が舞い上がって一気に視界不良になります。そしてカエルも池の撹乱が落ち着くまで水面に現れません。

非常に効率が悪かったんですね。で、結局捕れず。

それを踏まえて、今回は方法を変えてみました。

まず、カエルの行動を観察し、考えました。

近づくとすぐに水中に潜ってしまうけど、実際は泥の中に逃げ込んでいるだけじゃないのか?
で、落ち着いたらひょっこり水面に出てくるだけじゃないのか。

水中に潜るとはいっても、深くないし何より広い池じゃない。逃げられる場所は限られている。
むしろ、水中をスイスイ逃げるほうが、カエル達にとっては外敵に発見される確率が高くなるにちがいない。

おそらく水面に出ていた場所からそう遠くない泥の中にもぐるのだろう!

このように考え、駆除の方法を変えてみました。カエルを狙うのではなく、底の泥をあさる。

読みは当たりました。

まず、水面に出ていたカエルに接近しながら、水中に逃げ込むのを確認。すぐさまタモ網を使い、逃げ込んだ場所近辺の泥をザバーっと掬い取っちゃいます。

次に、タモ網に泥を入れたまま、虫取り網の柄で(細いやつに限りますが)泥をかき回します。かき回すというよりかは生き物が入ってるのか探すわけですけど。

もし、生き物がいれば、カエルならおもてに出てくるし・・・というか柄から逃げようとするので明らかに生き物の動きがわかります。

いたらタモ網の中から虫取り網で生き物を掬い取ります。いなければ泥を池の中に戻します。

この方法で前回はゼロだったウシガエルですが、本日は15匹捕獲することに成功しました!
アメリカザリガニも前回1匹だったのですが、今回は4匹に増えました!!


生き物を直接目視して捕獲するのが理論上では簡単ですが、相手も動物ですので動き回り、逃げ回ります。そしたら、その動物がどんな行動をとるのかを考えて捕獲しなければなりません。

むしろ、そうしなければ捕獲効率は上がらないでしょう。

研究にせよ調査にせよ駆除にせよ、ある一種に対して何らかの行動を起こすときには、植物なら生活史、動物なら生態や行動を把握し、常に考えなければ効率のよいものにはならない、と思いました。

教授のおっしゃったとおり、私のトウネズミモチの研究でも、ちゃんと生活史を踏まえなければ行き当たりばったりの駆除方法研究になってしまうのだなぁと、理解できた気がします。

ちなみに、作業後の池をのぞいたら、ウシガエルが4~7匹ほど水面に現われてました。・・・どんだけー!!

99%駆除することはできても、最後の1%が非常に難しいとは誰かが言っておりましたが、まさにその通りだと思います。

しかし、その1%に尽力するかしないかで、結果はぜんぜん違うと思います。0になるか、100に戻るか。どちらかでしょうね。
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2008.10.30 / Top↑
ども、更新頻度が5日に1回くらいに落ち着いてきたゆーにです。もうちょいペースを上げたい・・・。
最近は研究や外来生物とは違った方面の課外活動が忙しかったです。でも楽しかったです。

さて、今日もニュース紹介なのですが、その記事を読んで生態系は複雑だなぁ、と思ったのでそのことを題材にしようと思います。どう自然をコントロールすればいいのか。

自然をコントロール、なんておこがましいっちゃおこがましいんですけどねっ。

以下記事↓

ホテイアオイ大発生
琵琶湖・赤野井湾、水質悪化の懸念


 水草のホテイアオイが、滋賀県守山市の赤野井湾周辺の琵琶湖岸で大量発生している。冬になると枯れて腐敗するため、水質への影響が気遣われている。

 ホテイアオイは南アメリカ原産の外来種で、琵琶湖でも各地で確認されている。大量発生しているのは、赤野井湾内と流入する川の河口付近で、琵琶湖では湖岸から約30メートルの幅で、約100メートルにわたって広がっている。

 守山市の環境団体「びわこ豊穣の郷」会員の中村一雄さん(69)によると、9月ごろから増え始めたという。同湾では昨秋、特定外来生物のボタンウキクサが繁茂して県が除去しており、中村さんは「繁殖力の強いボタンウキクサがなくなり、ホテイアオイが広がったのでは」と話す。

 琵琶湖博物館の芦谷美奈子主任学芸員は「赤野井湾は富栄養化が進んでおり、肥料分の多い水域で育つホテイアオイに適していたのでは。ボタンウキクサの除去が影響した可能性もある」と分析し、「冬場に枯れて腐敗するとヘドロ化し、水質悪化につながる恐れがある」と話す。

 守山市では、大川の河口付近でも大量発生している。県は特定外来生物に指定されていないことなどを理由に、除去などの対策は検討していないという。


でした。

さぁ、やってまいりました。

外来生物を駆除した後に新たな外来生物が大発生するという事態。
なんというイタチごっこだろうか!!

実は、こういう例は初めてではないみたいです。
院の授業で聴いた話ですけれども、ブラックバスでも同様の例があるそうです。

ある水系(湖or池or沼)で水抜きを行い、ブラックバスを除去したそうです。
続けて調査したところ、なんとある生物が大量に発生したみたいなのです。

そう、それはアメリカザリガニ。ブラックバスは魚だけでなく、ザリガニなども捕食するのです。

本で読んだ話では、ブラックバスはある大きさまでに成長すると、自分の身体の半分ほどの大きさの魚を食べ始めるそうです。
アメリカザリガニはブラックバスほど大きくなりませんし、水中だと格好の獲物だったでしょうね。

捕食者がいなくなったザリガニはどうなるか?もちろん、爆発的に増えます。そして、増えたザリガニはその雑食性を生かし、周囲の小動物や水草などを食べていきます。
ときに共食いも起こすことがあるそうなので、爆発的に増えた後はアメリカザリガニが席巻する期間が続くでしょう。

こうなると、何故ブラックバスを駆除したのかが不透明になりますよね。特定外来生物だから駆除すれば良かったの?アメリカザリガニは要注意外来生物だからほっといていいの?何を目標に管理しようとしたの?

そういうことです。

この記事の例も、紛れもなく同じ例でしょう。動物版ではなく草本版ですが。

特定外来生物であるボタンウキクサを駆除しよう!ということになりました。滋賀県は琵琶湖を世界遺産に登録しようとしておりますから(構想段階のようですが)、それは当然ですよね。指定外来種とかの制度もあるくらいですし。

さぁ、いざ駆除しました!そしたらなんとホテイアオイが大量に発生してきました!
ではこれも駆除・・・はしないそうです。何故?

その理由が特定外来生物に指定されていないから。どんな理由ですか!!
特定外来生物に指定されてなければ、ほっといていいのですか?

違いますよね。だいたいホテイアオイは要注意外来生物ですよ?
大増殖した結果、多額のお金を掛けて過去に除去しなければならなくなった例を知らないのでしょうか。

冬に枯れて悪臭を放つことを知らないのでしょうか。水質悪化を招く恐れがある、とも記事に書かれているじゃないですか。

やるなら個体数が少ないうちに。枯れるのを待つと、二次災害を引き起こしますよ。
ただでさえ温暖化が騒がれている時代ですし、越冬個体がでたらまた来年はさらに多くの個体が発生するんですよ。

もちろん、根拠なんかありません。科学的なシミュレーションを行ってませんから。ただ、起こりうる可能性を述べただけです。

もちろん、ボタンウキクサの駆除によってホテイアオイが大発生したという因果関係も多分証明されておりませんし、富栄養化が原因かもわかっておりません。

ですが、研究者は事実も見ないといけない。

研究は、全てを包括する「事実」から、削り落として抽出した「データ」に基づいているだけなのですから。そこには削られた真実も存在するでしょう。

ちょっと話が逸れ始めてますが、単にホテイアオイをこのままにしておいて良いのか、ということです。というか放置する理由がひどいと思います。
特定外来生物に指定されていないからほっとく、ってどんだけ制度の言いなりなんでしょうか。

信念が感じられません。本当に何とかしたい想いはあるのか、と小一時間・・・は無理なので小10分ほど問いつめたい。

実は本当の理由はお金がないとか、人手がないとか、そんなことなのかもしれません。でも、もしそうならばそういえばいいのに。

協力してくれる人が現れるかもしれない。援助を申し出てくれる人がいるかもしれない。

日本一の湖で、外来生物に対する危機意識が高まっていたり、注目を集めていたり、指定外来種の制度をつくったり、いろんな新聞記事に出たりしているのに。

それなのに特定外来生物じゃないことを理由に、対策すら検討しないのはなんかがっかりした気がしました。

全て駆除することが不可能だから、という理由もあるかもわかりません。でも何もしないと、日本にあるいろいろな外来生物問題の二の舞になってしまう。そんな気がしてなりません。

もし、研究者の意向でボタンウキクサの駆除あとに起こる影響を調べている最中です、とかそんな理由だったら非常にうれしいんですけどね。


引用元:京都新聞 2008/10/27 『ホテイアオイ大発生 琵琶湖・赤野井湾、水質悪化の懸念』
URL:http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008102700033&genre=H1&area=S00
2008.10.27 / Top↑
こんにちは、ゆーにです。今日もニュース記事紹介です。

秋から冬は生物がみな静まりかえってしまうので、ネタが少なくなっちゃいます。
春が一番好きですかねー。緑多いし。花粉症は辛いですけど。

ときに今年は台風が上陸しませんでしたね。日本の自然にどんな影響を与えているのか、好奇心がわき上がりますね。

雑談はここらへんにして、今日のニュースは産経新聞(yahoo!ニュース)から。

琵琶湖でプレコが発見されたようです。外来魚問題は考えさせられます。
ま、とにかく記事をどうぞ↓

琵琶湖で外来魚「プレコ」見つかる

10月23日8時3分配信 産経新聞

 滋賀県水産試験場は22日、大津市沖の琵琶湖で南米原産の外来魚「プレコ」の一種が見つかったと発表した。プレコの捕獲は県内で9例目。体全体がうろこに覆われた淡水魚で、雑食性だが琵琶湖での越冬は困難で、繁殖の可能性は低いという。

 今回発見されたプレコは全長31センチ、体重500グラム。21日に、大津市和邇中浜にフナ釣りにきていた人が釣り上げ、漁協を通じて水産試験場に持ち込まれた。

 プレコは、観賞用として一般に流通しており、人気も高い。特定外来種には指定されていないが、県内では外来魚の放流は禁止されており、違反者は6月以下の懲役か10万円以下の罰金となっている。

最終更新:10月23日8時3分



とのことでした。まずプレコって何?と思った方。

意外と見たことがある人多いのではないでしょうか。よく熱帯魚屋さんやペットショップで見かけると思います。参考までにwikipediaから転載の写真をご覧ください。

これ↓
Plecostomus_700.jpg

見たことありますねー。
プレコはナマズ目の魚類です。アマゾン川などの南米熱帯部が原産で、観賞魚として広く流通しております。主に草食でコケなどを食べるので、アクアリウムでは水槽の掃除屋として飼われることが多いみたいですね。

プレコには様々な種類があり、種類によって数㎝のものや1mに達するものもおります。一般的に小型プレコ、中型プレコ、大型プレコに分けられているようです。プレコという呼び方は、例えばサクラみたいに、様々な種類の総称でしょう。

さて、記事では発見が9例目だったとありますが、越冬は困難ということもあり、おそらくこのプレコも飼育個体が逃げ出した・・・・わけはなく、飼いきれなくなった飼い主が放したものでしょう。

全長31㎝になると相当大きなものですね。成魚だったら中型プレコ、もしまだ大きくなるなら大型プレコの一種でしょうね。

30㎝以上にもなるプレコを飼うには、90㎝以上の大きさの水槽が必要となります。普通ペットショップで売られているプレコは10㎝以下でしょう。
なので、マニアの方ではなく、ふと買ってしまった方が放したのではないかと。マニアの方は・・・友人にマニアがいないので言い切れませんけど、きっと余裕で飼育できる環境を整えちゃうでしょう。好きだから。

プレコは主にアクアリウムで飼育されますが、アクアリウムはお金や手間が非常にかかります。やるならば色々なサイトを巡ったり本を読んだりして知識を付けないと、すぐ環境が悪くなるでしょうし、魚もすぐやられてしまいます(もちろん種によりますが)。

この前も琵琶湖でアリゲーターガーが発見されましたよね。あれも、十分な知識がないことに由来していると思います。

ペットショップに行って、いいな、飼いたいなという気持ちは止めません。私もそう思うことがありますからね。

ただし、安かったから飼う、面白いから飼う、可愛いから飼う、これらが理由ではいけないと思います。

必ずそこに命があることを忘れないで頂きたい。

飼い主の責任があるということを忘れないで頂きたい。

ペットが家族であることを失念しないで頂きたい。


あなたが家族を捨て、その家族が新聞に載ってしまったら、悲しくはありませんか?

決して捨てず、最期まで面倒を見てあげてください。

それが飼い主の責任です。


引用元:産経新聞/yahoo!ニュース 2008/10/23 『琵琶湖で外来魚「プレコ」見つかる』
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000043-san-l25
2008.10.23 / Top↑
ども、ゆーにです。8000HIT超えました~!いつも見てくださる方、ありがとうございます。
みなさんが来てくださるおかげで、この更新も続けていけるのだと思っております。

今後ともよろしくお願いします。


では、今日の記事です。今日は紀伊民報より、新たにアライグマの危険性についての調査結果が発表されたので、それをご紹介します。

yahoo!ニュースで報道されたものを中心に記事化しているので、yahoo!と似たニュースの流れになっているのはご了承下さい。yahoo!さん、ありがとうございます。
もっとブログの更新に費やせる時間があれば他のニュースも探しに行くのですが・・・。

というわけで、記事に参りましょう!↓

捕獲アライグマの半数がイヌジステンパーに感染

 田辺市とその周辺で捕獲された特定外来生物アライグマの約半数が、過去に致死率の高い感染症を引き起こすイヌジステンパーウイルス(CDV)に感染していたことが、山口大学農学部獣医微生物学教室の前田健准教授(40)らの調査で分かった。旧田辺市内では60・3%という高い確率で感染していた。前田准教授は「予想以上に野生動物にCDVがまん延している」と話している。

 前田准教授は、田辺市稲成町のふるさと自然公園センターの鈴木和男さん(51)の協力で、2007年3月から5月に掛けて、田辺市でタヌキ7匹とイタチ1匹がCDV感染で死亡したことを確認した。CDVは多くの肉食動物に感染するため、同市でこの時期にCDVが流行していた可能性があると予測。07年6月~08年4月に捕獲されたり事故死したりしたアライグマやタヌキなどを対象に、感染して治った個体が体内に持つウイルス抗体の有無を調べた。

 この結果、アライグマ104匹中54匹(51・9%)から抗体の陽性反応が確認された。旧田辺市内では58匹中35匹が陽性だった。近畿の他地域の陽性率(30~34%)と比べても高く、田辺地域で最近、CDVが流行していたことが裏付けられたという。

 陽性個体はみなべ町や白浜町、印南町などでも確認された。タヌキは19匹のうち4匹(21・1%)が陽性で、タヌキの低い陽性率は、アライグマよりCDV感染に弱く死にやすいためではないかとみている。

 前田准教授は「ジステンパーは以前から日本の野生動物でみられたが、外来生物のアライグマが定着することで、流行の形態が変わってくる可能性がある」と指摘している。

 鈴木さんは「衰弱して動けなくなった野生動物を見掛けたら情報提供してほしい」と呼び掛けている。問い合わせはふるさと自然公園センター(0739・25・7252)の鈴木さんへ。

イヌジステンパー
 感染初期は高熱や下痢、肺炎などの症状を示す。さらに病気が進行するとけいれん発作や震え、足のしびれなどを起こし死に至ることもある。感染動物の唾液(だえき)や尿などを吸い込んだり、接触したりすることで動物間で感染する。人には感染しないという。

【ジステンパーに感染し衰弱したタヌキ(2007年5月11日、和歌山県田辺市天神崎で)】

(2008年10月14日更新)



でした。【】の部分は写真の説明ですが、写真は基本転載しないので、一番下の記事リンクから飛んでください。

さて、田辺市は和歌山県にありますが、そこではアライグマの半数がイヌジステンパーに感染しているようですね。

記事にもあるように、ジステンパーはイヌジステンパーウイルス(CDV)により引き起こされます。このウイルスは食肉類に感染します。人には感染しませんよ~ご心配なく。

イヌジステンパーウイルスとはモノネガウイルス目パラミクソウイルス科パラミクソウイルス亜科モルビリウイルス属に分類されていますが・・・っていってもちんぷんかんぷんですけど、この属にはなんと人が感染するはしかウイルスがいるのです!

さらに、このパラミクソウイルス亜科の別の属にはおたふくかぜウイルスもいるのです!

これらの病気は宿主に高い感染性と重い病原性をもっております。なので、ジステンパーは人でいうとはしかのような位置づけであると思ってください。思っちゃっていいのかな・・・?どなたか教えて下さい(^^;)

イヌジステンパーにかかったイヌは、初期症状として目やにや鼻水、発熱、咳、食欲の低下などがおこるようです。その後、記事にもあるとおり神経症状を起こして死に至るようですね。

動物の病気に関しては専門外なので、詳しいことは専門書を読むなり、獣医さんにお聞きするなりして下さい。

日本の食肉目といえば、ネコ目のことです。ネコ目はネコ亜目、イヌ亜目に分かれており、イヌ亜目にイヌ科、アライグマ科、イタチ科、クマ科、アザラシ科などが含まれます。

記事でタヌキ、イタチが感染死したとありましたね。つまり、イヌ亜目は感染してしまうようです。
他にもアザラシに感染したという話を聞いたことがありますし、トラやヒョウにも感染するらしいので、食肉目ほとんどが抗体を持たない限り感染し、発症する可能性があるのではないでしょうか。

アライグマは北は北海道から南は・・・どこまでかはわかりませんが、日本の40都道府県で確認されているようなので、野生動物への影響が心配です。

日本の食肉目にはタヌキだけでなく、キツネ、クマ、イタチ、テン、オコジョ、イイズナ、アナグマ、カワウソ、ラッコ、部分的にヤマネコ、一応ハクビシンなどがおります。

この中にはもちろん抗体を持っているものがいるでしょうが、記事の例のように、地域的にCDV抗体を持たない弱い種もあるかもわかりません。

アライグマも全ての地域個体群がCDV抗体を半数以上持っているとは限りませんし、調べてみなければわからないでしょう。

和歌山県の事例では、アライグマとタヌキで抗体確認の大元のデータ数が違うので統計上正確なデータでは無いかもしれないけれど、実際にタヌキとイタチの方に死亡という影響が出ているのは確かなのです。

他の県でもジステンパーの影響を確認し、場合によっては早急に対応しなければいけない事案かもしれません。もしかしたら日本の動物たちが少しずつ減ってしまうかもしれません。


アライグマは農作物被害、アライグマ回虫や狂犬病媒介者として危険視され、特定外来生物となりましたが、また新たに生態系への病的懸念事項が追加されたように思います。

特にウイルスなど目に見えない微生物による流行、感染症って恐ろしいのです。この病気は人にかからないから、自然界で蔓延していてもわかりにくいのです。

アライグマを駆除されている団体や行政があるならば、同時にジステンパーウイルスの確認も行ってみてはいかがでしょうか。
全国規模で自然界でのイヌジステンパーの状況が判明するかもしれません。


引用元:紀伊民報 2008/10/14 『捕獲アライグマの半数がイヌジステンパーに感染』
URL: http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=154938
2008.10.19 / Top↑
こんにちは、ゆーにです。今日ゼミだったのですが、論文って、研究って難しいですね。
このままで研究の道に進めるのか、他の道を探した方がいいのか、未だにちょっと悩んでます。
就職・・・。

ま、そんな私情はさておき!!今日の記事は毎日新聞よりサキグロタマツメタガイについて。
とりあえず記事をご覧ください!そのあといろいろ調べてみましょう。

サキグロタマツメタガイ:アサリの天敵、卵塊を一斉駆除-万石浦 /宮城

石巻市と女川町にまたがる万石浦の沿岸各漁協で構成する「万石浦漁場整備開発促進協議会」は10日、アサリを捕食する外来種の巻き貝「サキグロタマツメタガイ」の卵塊の一斉駆除作業を行った。

 サキグロは、アサリの殻に穴を開けて身を食べ、死滅させる。中国などから輸入されたアサリの稚貝に混入して増殖。県内各地でも被害が増え、今年も万石浦や松島湾に面した東名浜海岸(東松島市)などで潮干狩りが中止されるなど被害が拡大している。石巻専修大理工学部生物生産工学科の大越健嗣教授によると、9月下旬から11月上旬に産卵期を迎え、約1カ月でふ化するという。

 この日は、県漁協石巻湾支所の組合員が、最干潮の午前6時から各漁場ごとに分かれ、駆除作業を開始。おわんを伏せたような台形状の卵塊を約2時間で計286キロ採集した。

 大越教授は「湾内に生息するイシガニがサキグロを捕食していることが確認されているが、駆除は人海戦術による親貝の採集と卵塊駆除しかない」としており、同協議会は今月中に再度、駆除作業を実施する予定だ。【石川忠雄】

毎日新聞 2008年10月11日 地方版



でした。

それでは、サキグロタマツメタガイとはなんぞや?ということで調べてみました。

・・・図鑑にも載ってない。wikipediaにも無い・・・。
こうなりゃyahoo大先生!お願いします!
・・・さすが電子情報網。ある程度は把握できました。近代化のすごさを痛感しております。


サキグロタマツメタガイは、タマガイ科の5㎝くらいの大きさの巻き貝です。サキグロタマツメタ、ともいわれますね。
学名はEuspira fortunei、あるいはLunatia fortuneiですが、前者のほうが一般的みたいです。

もともとの分布は中国や朝鮮、瀬戸内海や有明海だそうです。ですが、潮干狩りのときに播かれる安い中国産のアサリに混じって播かれ、外来種として定着しているのではないか、との見方が多いですね。

もちろん自然に分散してきた可能性もゼロではないですが、問題になっている宮城まで、例えば津軽海峡を越えて、あるいは紀伊半島を越えてやってきたとは少々考えにくいですよね。もしそうならば、日本各地の砂浜で確認されているはずです。
・・・と思ったら、三重県や千葉県の砂浜でも確認されているようです。海流に乗ってきたか?しかし、宮城で大問題になった後に報告が出ているようなので、やはりアサリと同時に播かれた説が有効ではないでしょうか。

名前のサキグロとは、貝の殻頂が黒くなっていることから来ています。在来種のツメタガイも多少黒くなるようですが、サキグロタマツメタガイほどでは無いようです。また、殻の内側がツメタガイで白色、サキグロタマツメタガイでは灰紫色だそうなので、ここも見分けるポイントになりそうですね。

記事にアサリを食害するとあるように、肉食です。アサリの他、オキシジミやシオフキ、バカガイも捕食するようです。捕食された貝には小さな穴が空いているので、食害されたかどうかわかりやすいです。

繁殖は記事の通り9~11月で、卵塊を作ります。一ヶ月で孵化しまずが、卵塊からは約2000~4000の稚貝が出てくるそうです。孵化するとすぐに自分と同サイズのアサリなどを捕食するようです。つまり、アサリの小さなやつから成長に応じて大きなものまで、分け隔て無く食べちゃうのです。そりゃアサリが減るわけですよ。

ただ卵は卵塊であり、干潟や浅い場所では見つけやすく、人海戦術による駆除は大変有効なようです。むしろ海域なのでそれ以外の方法はなかなか限られちゃいますけどね。

アサリ食害をもたらす在来種のツメタガイも、このサキグロタマツメタガイも食材として利用されるそうです。ツメタガイよりもサキグロの方が身が柔らかく、塩湯でした後に身を取り出し、煮貝にすると美味しいみたいですよ!人の手による駆除のあと、食事会を開いてみてはいかがでしょうか。


ちなみに、このサキグロタマツメタガイは日本各地で、特に宮城で大きな被害を出しているものの、要注意外来生物でも特定外来生物でもありません。

その理由の一つにはおそらくもともと有明海や瀬戸内海に生息しているから(今はほとんどいないらしいが)でしょう。
国外起源でないと外来生物法には適用されないのです。
もし○○外来生物に指定したいならば、瀬戸内海・有明海産の個体と中国・朝鮮産の遺伝的差異などを明らかにしなければなりません。

国内に同一種がいて、海外起源の同じ種が問題を起こす・・・。なんとも複雑ですね。国内にいたサキグロタマツメタはこのような問題を起こさなかったんでしょうか。
もし起こしていればほぼ同一の生態で遺伝子差も少ないでしょうが、起こしていなければ地域変異個体かもしれませんね。

にしても潮干狩り場が閉鎖されるほどの食害。どんだけすごいんでしょうか。漁業関係者は「干潟のブラックバス」なんて言っているそうですが・・・。ただバスよりも捕まえやすいのが救いでしょうか。

参考
盤洲干潟でサキグロタマツメタガイを多数発見
サキグロタマツメタガイの見分け方
サキグロタマツメタガイについて
EICネット[環境用語集:「サキグロタマツメタガイ」]

引用元:毎日新聞 2008/10/11 『サキグロタマツメタガイ:アサリの天敵、卵塊を一斉駆除-万石浦 /宮城』
URL:http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20081011ddlk04040289000c.html
2008.10.15 / Top↑
ども、ゆーにです。
前からこんなのあったら面白いだろうなー、と考えていたものがありました。

タイトルの通り、WANTEDポスターです。外来生物のね。

単に~の生き物が危ないです!とか張り紙があるより、WANTEDポスターが貼り付けられている方が注目度も高いと思いますし、何より興味を惹くのではないかなぁと思いまして。

なので、ちまちまとフォトショップを使い、作ってみました!
参考にしたサイトさんは黒色四零壱さま。背景を作る際、羊皮紙っぽい感じをだそうと検索していたら、見事に素晴らしい作り方を参考にすることができました。感謝です!

というわけで、途中経過・・・をすっ飛ばし、出来たのがこれ。↓

WANTED1


こんな感じです。このままでは不格好ですね・・・。白いところには写真を入れます。
種名と学名、どんな被害をもたらすかを明記し、備考には特徴や取り扱い方法などを書きます。
連絡先は・・・(^^;)

これを上手く活用し・・・といってもフォトショなのでレイヤーを乗っけたり消したりしながら、ちょっと前に記事にしたナガエツルノゲイトウの写真を使って試作してみました!

こんな感じ↓

ナガエツルノゲイトウ

いかがですか!?なかなか雰囲気が出たと思います。
フォトショを今年に入るまで使わなかった自分にしては上出来かと。

プロではないのでこれ以上クオリティを求められると困りますが・・・。

これからもいろんな外来種のWANTEDポスターを作ってみようと思います!
もしリクエストがあったり、ポスターを使ったりしたいという方がおりましたら、是非お申し付けください!!
2008.10.08 / Top↑
IMGP3481re.jpg
ええぃ静まれ静れぇい!この青いえら蓋が目に入らぬか!


どもども、ゆーにです。今日は見ての通りブルーギルをテーマにします。
今までギル地獄だったりギル缶だったり養鶏飼料だったりを記事にしてきましたが、しっかりギルの解説をした記事を書いてませんでしたから。

というのも写真がなかったからなんですけど。
生態工房さんのインターン中に捕獲したブルーギルの写真を撮らせてもらえました。
やっぱ実習中ということもあり、遠慮してバシバシ撮れなかったので、美しい写真ではないのはご勘弁。


では、ブルーギルについてです。
ブルーギルはスズキ目サンフィッシュ科の淡水魚です。
北アメリカ原産で、現在の天皇様が皇太子のときの外遊で、シカゴ市長から贈られたのが始まりです。食用として研究され、静岡の一碧湖に導入されましたが、養殖に適さないことから釣り・ブラックバスの餌として各地に放流されていったようです。
つい昨年、天皇陛下自身が持ち帰ったブルーギルがこのような現状になっていることに心を痛めているという主旨の発言をされましたね。

ブルーギルは琵琶湖に住む外来魚の8割を占めているともいわれますし、また今インターンに行っている練馬の光が丘公園バードサンクチュアリの池では、ブルーギルが大半を占めております。
個人的には、日本全国でブラックバスよりブルーギルの方が個体数が多いのではないかと考えております。

そのようになってしまった理由は、まず、雑食(といっても大部分動物性蛋白を食べますが)で、悪質な環境でも耐えられることがあげられます。また、繁殖力も高く、ブラックバスにも見られるように産卵床をつくり、稚魚の保護を行うことも一因でしょう。ブラックバスの巣を襲うこともあります。
調査データはなく、あくまでも推測に過ぎませんが、ブルーギルは鳥にも食べられにくいのではないでしょうか。その理由がこれ↓
IMGP3483re.jpg
ちょっとわかりにくいんですけど、刺さるんですよ。背びれが。ブスッと。
ゴム手袋をしていても、刺さるんですよね。調査に使う革手袋なら何とかなりましたけど。
鳥が食べる場合も、下手な食べ方をしたら喉に刺さると思うので、好んで捕食する魚じゃ無いのではないかなぁと。

誰かアオサギやコサギ、ダイサギなどを使って、ブルーギル・ブラックバス・フナ・コイ・その他在来魚との捕食実験をやってみてくれませんか?もしブルーギルの捕食率が低ければ、それも爆発的増加の要因の一つにもなりますから。捕食率が高かったら・・・繁殖力と環境適応力が異常に高いことになるのかな。

閑話休題。ブルーギルの名の由来は、Blue(青い)Gill(えら)です。身体の青いギルという魚、ではないのです。勘違いしてましたね(^^;)身体のどこが青いんだろうと疑問でした。えらだけ青です。
正確には上の写真のように、えら蓋の上部が黒っぽくなっておりますよね?そこのことを指しているのです。これは見分けるのによいポイントでもあります。

ブラックバスは緑、ブルーギルは青みたいなイメージがありましたが、ブルーギル自体にそんな色はついてませんでしたね。あと、ギルジゴクやギル缶は、えら地獄やえら缶ってことなんですね・・・。えら地獄・・・。

でも日本でギルといえばブルーギルのことを指すので、「ギルはえらだ!略すんじゃない!」というポリシーのある方は正式名称で呼んであげてください。

さて、ブルーギルの駆除についてです。ブルーギルの捕獲をインターンでお手伝いさせてもらっていますが、そこでは張り網が高い効果を上げておりました。障害物があると、それに沿って移動するという魚の習性は、ちゃんとブルーギルにもあったようです。もう一つ、ブルーギル用にワナを設置してありました。形はモンゴルの移動式住居、ゲルみたいな形をしたワナです。日陰に入り込む性質を利用したものらしいです。特に餌などは使いません。

地味ですが確実に駆除できるのはやはり釣りですね。ただ、ルアー釣りよりも餌を使った方が食いつきもよく、捕獲率を高めることができます。その分餌を奪われたときは栄養を与えてしまっただけになっちゃいますけど。餌にはアメリカザリガニの身などの、駆除した外来生物を用いるのが経済的でしょうね。

ギルジゴクが開発されましたが、現在現場ではどのくらい効果を上げているのでしょうか。個人的には定置網とかかごワナみたいな中におびき寄せるための餌を入れておき、それを設置した方が効果的かと思います。他の肉食魚もとれちゃいますけど。

あとは人工産卵床の設置ですかね。人工的に産卵床を設置し、そこに卵が産み付けられたら取り除くという小魚を減らす作戦です。やらないよりはやった方がいいかもしれませんが、設置個数を多くしないと効果が上がらないかもしれません。それに稚魚の生存率が4%といわれてますから(それでも相当数ですけど)、産卵床の設置でどれだけ個体数を減らせるのかも算出しなければならないところですね。また、適応した池次第で卵を産む場所も変ってくるでしょう。全てにおいて産卵床が効果的ではないのも忘れてはいけませんね。

これからはブルーギルの時代・・・っていうと一世を風靡しちゃう気がしますが、外来生物の世界ではブルーギルの効果的な捕獲・駆除方法を発明できれば相当評価されることでしょう。魚類の専門家さん方に大きく期待を寄せて、今日の記事はここまでにします。
また写真が手に入り次第、記事を書いていきますね。
2008.10.06 / Top↑
もう、10月。少しずつ秋の気候になってきました。
今年も残り3ヶ月。早いものです。

ども、ゆーにです。今日の記事はあまりネタがなかったので、ひっそりと育てていたホテイアオイの報告をします。

今年2008年の4月30日、3つのホテイアオイをそこら辺のケーヨー○2で購入しました。
ホテイアオイは要注意外来生物ですけど、やはりあのきれいな紫色の花を愛でたい方もいれば、飼っているメダカなどの隠れ家&産卵場所として購入していく方もいるようです。ホテイアオイのあのうじゃうじゃした根っこがいいらしい。。。

ものすごく安易に買いやすいから問題が起りやすい・・・っていう話ではなく、愛でたい人がいるのは仕方ない!じゃあどうすれば逸出が減らせるのか、外に放つのを防げるのか、ということを考え、実行してみたんですよ。

ヒントを得たのはある論文から。その論文はホテイアオイの長年の研究をまとめたものだったんですけど、そこには、ホテイアオイは陸上でも生活できるかもしれない、みたいなことが書いてあったんですね。

自然状態で陸上生活できるなら、もちろん人為コントロールすればもっと育つでしょ!と考え、植木鉢で育てることにしました。

室内栽培しか考えなかった(というのも研究室にはベランダが無く、屋上にも出られない)ので、同時に室内で水に浮かべたものとどのくらい差が出るのかも調べてみました。

3つ買ったホテイアオイの1つを植木鉢へ。2つを水槽に入れました。

水槽は重くて動かせず、さらに電気もつけっぱなしにできなかったためあまり環境は良くないです。
対して植木鉢は動かしやすく、いつでも日の当たる場所に置いておけました。

対照実験に全然なってないのはご勘弁。

で、5ヶ月経ったものがこちら。

植木鉢
IMGP3548.jpg



水槽
IMGP3406.jpg
でろーん。


この差は歴然ですね!
水の上と土の上。手入れのしやすさも全然違います。

冬の寒さでホテイアオイは枯れてしまいますが、植木鉢で室内栽培だとなんとか寒さをしのげ、もしかしたら半多年草化できるかもしれません。すると毎年買わずにすみますし、花を咲かせやすくなるかも!

これについてはまた半年後くらいに記事を書きます。


さて!では栽培のやりかた。


①ホテイアオイを買ってくる
毎年4月~5月に売り出されます。10月にはほとんど売ってないかな。。

②植木鉢を準備
どんな大きさでも大丈夫です。ホテイアオイの根が入ればOK。木みたいに太くなりませんから。
あ、水受け皿を忘れずに!じつはこれ、重要です。

③土を入れます
今回実験に用いたのはバーミキュライトと赤玉土を1:1で混ぜたもの。友人の研究材料の残りです。エコエコ!ぶっちゃけ透水性が悪くなければ何でも大丈夫です。だって水だけで一応生きられますからね。家にある余っている土をお使いください。ちなみに肥料なんぞいりません。

④途中でホテイアオイを入れ、さらに土を入れて完成
なんとも簡単な作業でしたー。次は管理です。

⑤水やりは受け皿に溜まるくらい
IMGP3547.jpg
なんだかんだで育ててると結局根っこをのばし、受け皿まで出てくるんですよ。なので、そこに水をためておいてあげればいつでも水を吸えるんです。水槽のときと変らない状態です。ただ、ホテイアオイと水面の距離が遠いだけの状態なんです。
私はいつも上から水を入れて、受け皿に水が溢れてくるのを待ち、少ないなと思ったら直接受け皿に水を入れています。透水性次第でこれも変っちゃいますけど。

⑥肥料はやらない
いや、やってもいいスよ?私もやってみて、その結果ですから。
肥料は100円ショップで売っている液体肥料(アンプル型)。早く育たないかなーと思っているときにやってみました。
これも植木鉢の土にかけて(差し込まない)ましたが、途中根が伸びてから受け皿に入れるようになりました。多分大差ないです。

でも、肥料やると栄養繁殖しようとするんですよ・・・。ホテイアオイは栄養が十分になってくると、茎を伸ばして根を出し、そっから新たな個体を発生させるんです。繋がっていた茎が切れるとあら不思議。もう1個体の完成です。
もちろん植木鉢の上なので根はおろせず、関係ないのですが、栄養繁殖にエネルギーを利用するくらいなら個体を大きくしろ!ってことで切り落としてました。

⑦枯れ葉は切り落とす
IMGP3549.jpg
枯れてしまったら葉を根元から切り落としちゃってください。枯れたら光合成できず、個体成長の役に立たないので。
全く同じ方法で栄養繁殖の茎を切り落としてくださいね。葉っぱの基部に根っこが出かけてるのがあったら、同じようにして切り落とします。

以上・・・かな。
こんなにまじめにやらなくても、土に入れて水やっとけば成長します。
異名が青い悪魔ですよ?世界の害草トップランクにいるやつですよ?
こんなに手間かけなくてもいいんです。

ただ、水槽に浮かべて放置してたらメッチャ増えちゃった!いいや、近くの池にばらまこう!なんて事が起らないように、どうしたら愛好家を納得させられるかを考えてみた結果です。

このまま栽培して、見事花を咲かせたら論文に!できませんけど、もし花目当てで購入している人がいらっしゃいましたら、是非植木鉢栽培も検討してみてくださいね。

購入時に根についている外来貝サカマキガイ対策にも。
2008.10.01 / Top↑

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