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最近更新が不定期ですいません、ゆーにです。こんにちは。

やっとこさ一ヶ月半前の生物多様性センターの記事を書きます。
遅れてすいませんでしたm(_ _)m

1月下旬に大学の講義の一環として、河口湖にある生物多様性センター見学に行ってまいりました。

生物多様性センターは、生物多様性国家戦略を受けて日本の生物多様性保全を累進するために設立された環境省の施設です。

詳しくは生物多様性センターのホームページをご覧くださいね。


時は1月23日(もう一月半も前)・・・。朝5時に起床し、河口湖へ向けて出発!
久しぶりに富士山が見れるとワクワクしながら9時半頃に河口湖駅へ着き、駅から富士山を見てみると!

・・・曇ってて見えなかった(´Д`)

それはさておき、生物多様性センターに到着。
東京は全く雪が積もらなかったのですが、こちらはこのような感じ↓。
IMGP3766re.jpg

あまりに雪が積もっていたため、童心に返り雪だるまを作ってしまいました。
って目的が違う!!

さてさて生物多様性センターですが、最近(といっても8年くらい前だが)できた建物なので、非常にきれいでした。

IMGP3767re.jpg
正面

IMGP3770re.jpg
フクロウさんがお出迎え。


中に入ると、展示室やらなにやらいろいろあるみたいです。
全員が集合するまで展示室を覗いてました。

写真は撮らなかった(撮っていいのかわからなかった)のですが、展示内容は生物多様性保全の意味や意義をわかりやすく説明したもので、導入編としてはなかなか良いものだったと思います。
スクリーンで短編映像も上演しておりました。

当日のメインは、先生の計らいで、標本庫を見学することでした。
標本庫は文字通り、動物や植物の標本を集めている場所です。
なんでも、生物多様性センターでは標本の収集を行っており、現在の所蔵量がなかなかすごいんだとか。

標本庫に入る前には、厳重な扉があり、標本を荒らす虫が侵入しないよう厳重な態勢がとられておりました。

標本庫に入ると、そこは正しく所蔵庫といわんばかりの雰囲気でしたねー。ちょっと感動しました。
ちなみに写真を撮っていいか聞いてみたらOKだったので、ここからバシバシ撮ってます。


IMGP3786re.jpg
所蔵庫といわんばかりの雰囲気

IMGP3773re.jpg
こんな感じでさまざまな標本が並べておいてあります

パッと見狭そうですけど、中は案外広かったですよ!学生15人くらいで訪れましたが、余裕で皆入りました。

さすが環境省といいますか、生物多様性センターといいますか、入り口すぐに固まって並べられていたのは、外来生物の標本でした!
話で聞いただけとか、写真でしか見たことのなかった外来生物の標本が置いてあり、どんな大きさなのか、どんな形態をしているのか、一瞬にして理解できるのが標本のよいところですよね。

というわけで、外来生物と他の生き物の標本を撮影してきたので、ご覧いただきましょう。


IMGP3787re.jpg
まずはこれ。ヘラクレスオオカブトとコーカサスオオカブト。アトラスオオカブトもいるのかな?
税関で引っかかったものを没収したものらしいのですが、ただ殺処分するだけではもったいないので標本にしたそうです。やはり許可を得ないで輸入するのが多いのですかね?
昆虫は詳しくないのでわかりませんが・・・。

IMGP3771re.jpg
次はこちら。いわずと知れたグリーンアノールですね。特定外来生物。
写真奥の卵はヘビかなんかの卵だったと思います。グリーンアノールのものじゃないですよ!
アノールは予想より小さ目という印象でしたね。

IMGP3775re.jpg
こちらも特定外来生物、ボタンウキクサ。植物は普通さく葉標本にするのですが、これは樹脂標本ですね。樹脂標本だと生きているときに近い状態で保存されるのがいいですね。
ただし、普通は乾燥標本にした昆虫や甲殻類を使います。水分を含んでいる状態だと樹脂と合わないんだとか。
よくボタンウキクサで作れたなーと思います。
樹脂標本作ってみたくなりました。

IMGP3789re.jpg
こちらはいわゆるシャンハイガニ、つまりチュウゴクモクズガニです。これも特定外来生物。
シャンハイガニは見たことも食べたこともありませんでしたが、こんなやつかと大体わかりました。しかし他のカニと比べろといわれたら自信ないですね・・・。
甲殻類や爬虫類、昆虫にも手を広げ始めなければ。

他にも外来生物はたくさん標本になっていたのですが、写真がぼけてたりぶれてたりケースの反射で自分達の顔が写っている(笑)ので、掲載はいたしません。ご容赦ください。

確か外来ヘビ、サソリ、マングース、ヌートリア、アライグマなどたくさんの外来生物が標本化されていました。ヌートリアの大きさに驚き、マングースの意外な小ささにびっくりでした。

他にも外来生物だけでなく、
IMGP3780re.jpg
シマフクロウの剥製や、

IMGP3779re.jpg
ヨナグニサンなどの貴重種の標本が所蔵されていました。

こちらもツシマヤマネコ、イリオモテヤマネコ、トキ、カンムリワシ、オオワシ、ツシマテンなどの貴重種標本がたくさんありました。

これらはロードキルにあってしまった個体や、病死した個体を保存しているようです。
なので、各個体のデータや死因なども記録されておりましたね。

植物のさく葉標本もだいぶ所蔵されていたと思います。

いままでインターネットでしか情報を集められなかっただけに、実物に近いものをみるとまた違った印象をうけました。

予想より大きかったり、小さかったり。
写真だと表面的にしか捉えられず、実物を見たとき少なからず違和感を感じます。
実際に写真でしか見たことのなかったナガエツルノゲイトウを探しにいったとき、これか?あってるのか?と判定するまで時間がかかりましたから。

本物を見られるのがベストですが、希少種だったり見つかりにくい生物だったりする場合、標本は本物の代わりになります。

標本にすることは一見残酷かもしれませんが、今回の標本は大部分が駆除したものやロードキルの(言い方はよくないかもしれませんが)再利用ですので、無駄にならず、我々に多くのものをもたらしてくれると思います。
種差はありますが持ち運びやすく、管理していれば大きく変化することもなく、形態を一目で理解できる。標本は普及啓発にもってこいだと思います。


多様性センターでは、今なおよりよい標本の作ろうとしております。
カミツキガメの卵を樹脂標本にしたら卵がへこんでしまったらしく、より現物に近い形で保存するにはどうしたらよいのか模索しているようです。

多様性センターでは標本庫のほか、冒頭で少し述べた展示室、書籍が大量に所蔵されている資料室もあります。
標本庫は一般開放というわけではないようですが、資料室は一般に開放されており、自然環境や生態系に関する資料が数多くあるので、もし生態系や生物多様性に関心あるいは研究に携わっている方ならば、一度来て資料を探すのもよいかと思います。

この日、見学を2時間程度で終え、お昼にはとんぼ返りしなければいけなかったのでちょっと大変でしたが、非常に勉強になりました。
勉強になったというか非常に楽しかったです。


是非皆さん足を運んでみてくださいね!
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2009.03.09 / Top↑

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