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こんにちは、ゆーにです。
政治の動きが気になる今日この頃ですが、生き物の世界には政治はないので、気ままに更新していきます。

今日は記事紹介です。
アメリカの在来テントウムシがどんどん減少しているらしい。
その原因はいったい?記事を見てみましょうか↓。

米のテントウムシ 10年で在来種激減 
防除用外来種が影響か

 米国では10年ほどの間に、3種類の在来のテントウムシが激減している。その姿を探すプロジェクトにコーネル大学などが取り組んで1年。市民が見つけたテントウムシを増殖する試みも始まっている。AP通信が伝えた。
 プロジェクトでは、身近に見かけたテントウムシの写真を送ってもらう。何千枚も届いた中で、かつて最も多かった在来種のナインスポッティドテントウの報告はごくわずかで、ほとんどは米国で外来種となるナミテントウとナナホシテントウだった。激減の理由は、害虫防除のために導入された、これら外来テントウの影響が疑われている。
 今年6月、オレゴン州の親子の報告から、在来テントウの集団が残る場所が見つかったという。増殖させて、減少原因の解明などを進める動きも出ている。
(米山正寛)



ということでした。
簡単にまとめますと、昔多かったアメリカ在来のナインスポッティドテントウがほとんど報告されず、代わりにアジア原産のテントウムシが多数報告されている。原因はこのアジア産テントウが増殖したためではないか、ということですね。

ちなみに、ナインスポッティドテントウは、英語でNine spotted ledy beetle。学名はCoccinella novemnotataです。形態は以下の写真のような感じです。
Coccinella_novemnotataRE.jpg
(引用:wikipediaよりCoccinella novemnotata

wikipediaにも、近年、アジアから導入されたテントウムシの拡大によって数が劇的に減っている、と書かれておりました。

ですが、正直これはアメリカの自業自得ではないかと思います。
日本で言えばマングースとかと同じ事態ですね。

アメリカでは、アブラムシを駆除するために、薬剤を使わずエコだ!ということでテントウムシを導入しておりました。
しかも、園芸店みたいなところで、生きたまんまのテントウムシをナイロンみたいな網袋にパックし、売っているのです。商品として一般に売られていたのです!買っていった人は、自分の花畑などに放し、アブラムシを駆除してもらう・・・。

この光景を昔テレビで見たことがありました。数年前の話ですが。
商品化しているほどなので、かなりの量のテントウムシを小分けして袋詰めするようなシーンもあったと記憶しております。また、買っていってたお姉さんの笑顔もぼんやりと記憶にのこっております・・・。

そこで売られていたテントウムシがどこ産だったかはわかりませんでしたが、まさか自国のテントウムシを繁殖させて売っているとは想像しがたいので、おそらく安くアジアから輸入したものではないでしょうか。そのテントウムシが今になって在来テントウに影響を与えている、と考えるのが妥当でしょう。

日本でも生物農薬として天敵を導入することは広く昔から行われております。
今手元にある本では、1911年にべダリアテントウを導入したのが最初になっております。それから今に至るまで、たくさんの天敵となる虫が外国から導入されてきました。

ハチ、ハエ、カメムシ、ダニ、テントウ・・・。
全て悪いとはいいません。園芸や農業では必要になるのですから。

しかし、うっかりアメリカみたいに、生きたまま袋詰めして売ったりすれば、どうなるかは一目瞭然かと思います。生き物は簡単に外に放してはいけないのです。

植物被害を防ぐために、薬剤散布をした。しかし、健康被害が懸念されて回避されるようになり、変わりに生物農薬として害虫の天敵を導入した。
すると今度は天敵と競合する生物まで減っていくことになった。

さあ次はどのような策に出るのでしょうか。
やはり遺伝子組み換えになるんでしょうかね。

遺伝子組み換えは、園芸植物なら外に逃がさない限りある程度許容されるかもしれません。
しかし、食品となると妥協は許されなくなるでしょう。

人々は、また基本に立ち返って、新しい植物被害を防ぐ方法を考えたほうがよいでしょう。
起こった問題に対処していく方法を考えることは重要ですが、ときには原点回帰して問題を見直さないと、何故この問題を対処しているのかわからなくなっていることもあるかもしれません。
生態系の問題だけでなく、人生の上で起こる問題を対処する際にも、原点に立ち返る視点は持っておいたほうがよいでしょう。

アメリカの在来テントウムシを増殖させても、餌となるアブラムシを外来テントウに採られてしまっているので、自然界復帰は早くないかもしれません。
まず生物農薬として外来テントウを使うことをやめなければ、問題は先送りになってしまうでしょう。

外来テントウムシで儲けている人たちが、理解を持って販売ストップしてくれることを願います。
日本でも、自己中心的ではなく、日本の将来の自然の価値を見出してくれる人々が増えることを願います。

外国行って自然をみたら、ぜんぜん日本と変わらない。そんなの嫌じゃありませんか?


引用元:朝日新聞朝刊 2009/09/29 『米のテントウムシ 10年で在来種激減 防除用外来種が影響か』
参考:wikipedia-Coccinella novemnotata
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2009.09.29 / Top↑
ども、ゆーにです。珍しく短期間連続で記事です。

先程ニュースを読んでいたらザリガニが激減し、値段が上がっているという話がありました。

正直ウソーって思います。あんなに川や池にいるのに・・・どういうことでしょう?

とりあえず記事にお目通しくださいませ。

ザリガニ激減、高根の花に?=卸値じわり上昇、毛ガニ並み-築地市場

 田んぼや用水路などで見掛けるアメリカザリガニが、東京・築地市場で高値取引されている。流通量が減少し、同市場への入荷はわずかな量にとどまっており、市場価格は近年じわじわと上昇。今では高級魚介顔負けの値が付けられている。

 フランス料理などに使われるザリガニは、同市場でエビやウナギを扱う3社ほどの仲卸が茨城県などの出荷業者から仕入れ、業務用として卸売りしている。築地・仲卸「大六」によると、9月中旬の卸値は1キロ当たり2000円を超えており、国産の毛ガニに匹敵する高値。他の仲卸は「十数年で卸値は2倍ほどに上がった」(小池商店)という。

 ザリガニを出荷する茨城県小美玉市の原田水産によれば、「築地への出荷はかつて週に100キロほどあったが、今は20~30キロに減った」と話す。生息場である田んぼが減っていることや、圃場(ほじょう)整備が進んで水はけが良くなるなど、ザリガニが繁殖しにくい状況になったことなどが要因だ。

 同市場のザリガニを仕入れている埼玉県富士見市のフランス料理店「ボンヴィヴァン」では、5種類の野菜をコンソメ風味のゼリーで固めたオードブルにザリガニを使用している。
 塩野恭男オーナーシェフは、「話題性があって楽しみながら料理を味わってもらえるため貴重な食材だが、尾の身は小指の先ほどしかなく割高感がある」と、仕入れ値の上昇に不安を抱いている。
(2009/09/19-07:00)



だそうです。これは、経済の流れをみて自然界を推測したというのがこの記事のカラクリでしょう。

私は、ザリガニが激減したわけではないと言い切りたいと思います。

もし激減しているならば、公園の池やビオトープを管理している人々がこんなに苦労されているはずがありません・・・。

これは、単純に流通量が減っただけです。
記事にもあるとおり、アメリカザリガニの流通の流れは茨城県などの出荷業者→仲卸3社が売っているというものです。

つまり、茨城県の出荷業者の出荷量が少なければ、仲卸にいく数も少なくなり、結果としてザリガニを求める人が多いと自然と値が上がっていってしまうのです。

記事では圃場整備や田んぼの減少で採れにくくなったと書いておりますが、つまり田んぼのザリガニを採っていたのであり、捕獲場所を変えればいたるところにいるでしょう。

自然界で減ったのではなく、業者さんのいるその地域で取れなくなった、取れにくくなっただけだと思います。
特に、田んぼでしか捕獲してないからではないでしょうか。(確認は取っておりませんので、もしかしたら川とかでも採っている可能性もありますが・・・。)

もし茨城に住んでいる方がおり、近くにため池とかがあれば、探してみてはいかがでしょうか。おそらくかなりの量がいると思います。

そもそも、なぜ田んぼで取るかというと、食用にするためですよね。
どんなものが入っているかもわからないため池や沼でとれたザリガニは、清潔でないなどの衛生上の理由で敬遠されると思います。

その点、米を作っている田んぼならば最低限の除草剤しか使用しないでしょうし、米作りのために管理されている場所にいるということで、衛生的な安心感も得られるのではないでしょうか。

もし、東京のそこらの公園にいるザリガニを捕まえて流通させられるのならば、こんな高級品っぽい扱いはされないでしょう。

それ以前に、そもそもザリガニを食用に使う人が少ないから、出荷業者も少ないわけですし。

過去に100キロあった出荷量が今は20~30キロに減っているのは、本当に取れなくなったからなのか?とも思ってしまいます。必要とする人が少なければ、出荷量も減らすのが普通ですし。
かつてとは何年前なのかも気になります。

パッと記事のタイトルをみると、アメリカザリガニの生息数が激減して値が上がっている、と勘違いしてしまいそうな文章でしたが、事実は違うと思います。

外来魚を駆除したため池で、天敵のいなくなったアメリカザリガニが増加しているという問題が起こっていますから。

生態系の復元のために、毎年苦労してアメリカザリガニを駆除している団体だってあるのですから。

高嶺の花になっているのは、出荷・流通量が減っているだけです。決して自然界のザリガニ全体が減っているわけではないのです。

流通させるためのザリガニが減っている、ただそういうことではないでしょうか。
質にこだわらなければ、流通量はすぐ回復させられると思います。


経済の動きを見ただけで自然の傾向を判断してはいけません。


ちなみに、引用元の記事には写真が載っております。
ちょっとだけ食べてみたくなっちゃいました。

引用元:時事通信 2009/09/19 『ザリガニ激減、高根の花に?=卸値じわり上昇、毛ガニ並み-築地市場』
URL:http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a5%b6%a5%ea%a5%ac%a5%cb&k=200909/2009091900060
2009.09.19 / Top↑
こんにちは。ゆーにです。
最近日本各地で地震が多いですね。
自然災害には気をつけましょう、と言っても準備をして気をつけるくらいしかできませんね。

外来生物は気をつけるだけではダメです。問題が起きる前、起きてからも対処のしようがあります。
根絶なんか無理だ、と思ってるから根絶できないのです。
私の水槽にはびこっていたサカマキガイ。全て手作業で根絶させました。不可能では無いのです!

・・・とまあ、前置きはこの辺にしておいて、本日の記事に参りましょうか。
今日は約1ヶ月前に配信されていたニュースより。

小笠原の現状、でしょうか。国が世界遺産へ登録しようと頑張っておりますが、はたして。

小笠原諸島:「世界遺産」へ外来種の壁…駆除作戦続く
2009年8月20日 10時58分 更新:8月20日 13時1分

 希少な昆虫類を食べるグリーンアノール=環境省提供 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に推薦される東京都の小笠原諸島。希少生物が多く「東洋のガラパゴス」と呼ばれるが、外来種の動植物がすみつき、登録の壁となっている。政府が推薦書類を仮提出する来月をにらみ、島では駆除作戦が続く。世界遺産に登録される勝算は?【下桐実雅子】

 「思いのほか、捕れるな」。財団法人・自然環境研究センターの戸田光彦主席研究員がつぶやいた。木の幹に市販のゴキブリ捕獲器をくくりつけると、米国産トカゲ「グリーンアノール」が捕まった。オガサワラシジミなどの希少種を食い荒らす厄介者だ。戸田さんは設置しやすいよう改良した「アノールトラップ」を開発。父島に05年末から設置し、5000匹以上を捕獲した。現在の推定生息数は全域で数百万匹。根絶は遠い。

 植物の外来種の代表格は、薪(まき)の材料となる「アカギ」。東南アジアなど原産で、在来の樹木より大きく、森を専有して在来植物との共存を拒む。農薬を注入して枯らす作戦を続け、弟島で06年に根絶した。西島では海鳥を捕食する東南アジア原産のクマネズミを捕獲、08年に根絶を確認した。

 ◇
 都心から1000キロ離れた小笠原諸島は、大陸と陸続きになったことがない。大河内勇・森林総合研究所理事は「ガラパゴスと同様、海で隔てられた小笠原の生物は強敵に出合ったことがなく、外来種に弱い」と話す。外来種の到来は人が定住し始めた1830年ごろ。アカギのほか、畜産用に豚やヤギが持ち込まれた。グリーンアノールは米軍統治下の1960~70年代に定着したとされる。

 問題は、外来種をやみくもに根絶すればよいわけではない点だ。媒(なこうど)島などでは、植物を食べ尽くすノヤギを駆除すると、ノヤギが食べていた外来植物ギンネムが増えてしまった。

 環境省は「外来種をすべて駆除するのは難しい。拡散を防ぐことも重要だ」と指摘。母島で下船時に靴底の泥を落とすよう呼びかけ、侵入防止を図る。

 ◇
 そもそも政府が世界遺産登録の推薦に踏み切る理由は、小笠原の固有種の多さだ。昆虫は1406種確認され、25%を固有種が占める。また日本には約800種のカタツムリがいるが、小笠原は固有のカタツムリが約100種いる。千葉聡・東北大准教授は「小笠原は種の分化が速く、進化の過程を観察できる」と話す。

 世界遺産は890件を数え、ユネスコは審査を厳しくしている。岩手県の平泉や東京の国立西洋美術館の登録も見送られた。政府が小笠原諸島を推薦するのは来年1月で、結論は11年夏に出る見込み。環境省は「小笠原の自然は世界に誇れる。価値を科学的に説明し、突破したい」と自信をのぞかせる。



という記事でした。

はっきりと申しましょう。私は、現状で世界遺産登録は無理だと思います。
というより、もう少し外来種がいなくなってからのほうがよい

世界遺産に登録されると、明らかに観光客が増えますよね。観光客が増えれば、意図せず入ってくる生物も増える。
観光客が増えれば、施設を増やさざるを得なくなる。そのために資材を外から入れなければならなくなる。そこに密航してくる生物もまた増えるのです。

小笠原は国立公園であり、国立公園とは基本的に景勝地の利用が目的なのです。
もちろん自然地域の保護もありますが、基本は保全。つまり保護しつつ持続的な利用が目的なのです。

国立公園には開発規制地域もありますが、届出をすれば開発できてしまう地域もあります。
小笠原にはあまり詳しくないのでわかりませんが、おそらく開発できる地域があるでしょう。

世界遺産に指定すると考えるからには、観光客のことも考え、開発しなければならなくなるでしょう。

そのときに必ずや外来生物が入ってきます。どんなに気をつけていても。


現在、パッと思いつく限りでグリーンアノール、アカギ(ちなみに小笠原のアカギは南西諸島から持ち込んだものです。原産は沖縄のほう。国内外来種です。)、ギンネム、ノヤギ、オオヒキガエル、その他外来昆虫、アフリカマイマイ・・・おそらくもっといるでしょう。雑草にも外来種が混じっているはずです。

種としてこれ以上いるはずですから、個体数はなおのこと。

在来の希少な生態系を維持したいのであれば、希少な生態系に価値を見出すならば、必ずやこの外来種を駆除根絶しなければ後世に残すべき遺産としての認定は難しいのではないのでしょうか。

私は世界遺産登録へは肯定的です。
生物多様性のホットスポットとして残すべき場所だと思っております。

だからこそ、です。

本家ガラパゴスが
環境破壊や外来種の蔓延によって
自然遺産から危機遺産になってしまったように
小笠原諸島には
第二のガラパゴスになって欲しくはないのです


ですが、記事中にもあったように朗報もあります。
クマネズミの根絶に成功したのは、生態学会でも注目を浴びておりました。
アカギの部分的な根絶もよいことです。

根絶は不可能ではありません。
世界ではさまざまな外来生物の根絶例があるのですから。

何度も何度も繰り返し捕獲圧をかければ、次第に数は減少します。自分の水槽で身をもって体感しました。

本気で世界遺産登録を目指すならば、捕獲のための予算と人員を増やしてください。
そして地元と協力してください(どちらもすでにやっているとは思いますが)。

足りなければ、有志を募るのもいいと思います。ものは働きかけようです。

問題を残したまま自然遺産になるよりは、問題の無い、むしろ外来生物をいなくした自然遺産という付加価値がついているほうが、魅力的だと思いませんか。


引用元:毎日新聞 2009/08/20 『小笠原諸島:「世界遺産」へ外来種の壁…駆除作戦続く』
URL:http://mainichi.jp/select/today/news/20090820k0000e040022000c.html
2009.09.18 / Top↑
ども、ゆーにです。

最近ニュースの紹介ばかりでアカデミックさや興味深さというものが減少傾向にあったと思います。

ですので、人気のホテイアオイ鉢植え(最近記事の拍手が多いのです)が今どうなっているのか、是非お目にかけようかと思います!

さぁ、とくとご覧あれ!!


IMGP5762re.jpg

うわぁ残念・・・。

過去の栄光↓
IMGP3548.jpg
昨年9~10月ごろ。

この差はいったいなんだ。

実はですね、昨年冬になってだいぶ活力が落ちてしまいました。
過去の栄光の本体は枯れてしまったのですが、栄養繁殖して根付いたやつが上の写真なんです。

それも最初は元気があったのですが、写真のように葉の色が最近になってまだら模様になってしまったのです。

原因は・・・アブラムシ

本来水の上で生活しているホテイアオイにアブラムシがつくことはまれらしい(というウワサ)のですが、鉢植えにしたことで陸上の天敵が増えてしまったのです。

植物は元気があればちょっとやそっとの虫は基本的に平気なのですが、ホテイアオイの生育環境が変わってしまったため(日のあたる研究室→日のあたりにくい自室)、元気がなくなってアブラムシにやられてしまったのです。

害虫は弱い葉っぱについて繁殖していきますので、もうだめになった葉っぱを切り取った結果、見るも無残に写真のようになってしまったのです。

アブラムシよけの薬剤とかもありますが、たったこれだけの葉っぱなので私は毎日アブラムシを手で取り除いております。ついてるアブラムシは1mmないようなやつですので。

あとはこまめに水をやっております。おかげでアブラムシが目に見えて減ってきました。
そのあと栄養補給ですね。100円ショップで買ったやつです。

このまま冬になっても生存できるかはこのホテイアオイ次第ですが、現在1年以上生きており、当初のホテイアオイを多年草にしちゃおうという野望も達成中ですので、このまま元気になるように面倒を見ていこうと思います。

ちなみに、もう一つ根付いていた方↓
IMGP5764re.jpg

こっちは元気ですね!ただ、アブラムシ対策のために枯れて茶色くなった葉はこまめに取り除きましょう。

私はまだ花を咲かせる以前の状態ですが、長生きさせていつかは花を見てみたいと思います。

時間とお金に余裕があったら、もっといろいろ土を変えるなどの実験をして、育てやすい方法を探してみたいですね。
2009.09.11 / Top↑
こんにちはー。ゆーにです。就活が終わりました。
来年からのお仕事の関係でこのブログがどこまで続けられるか分かりませんが、それでも気ままに更新していこうと思いますので、気ままに応援いただけると嬉しく思います。

さて、本日もニュース紹介。半月前の記事です。
就活中に気になった記事はかき集めてたのですが、なかなか更新できず。
今後も少し前のニュースが出てくると思いますが、こんなことがあったのかという目で見ていただけるとありがたいです。

大阪・富田林で女性が毒グモに咬まれる 過去最多の昨年と並ぶ
2009.8.18 17:12
 大阪府は18日、富田林市の女性(55)が16日に有毒のセアカゴケグモにかまれたと発表した。

 府内では今年に入って9件の被害報告があり、過去最高だった昨年と並んだ。昨年よりペースが速いことから、府は注意を呼びかけている。

 府によると、女性は16日午前8時50分ごろ、自宅の庭に出るためスリッパをはいた際、セアカゴケグモに右足の中指をかまれた。医療機関で受診し、症状は治まっている。

 府が17日に女性の自宅周辺を調べたところ、セアカゴケグモの成虫6匹と卵が見つかり駆除した。



以上です。
少々短い記事ですが、それでもことは重大です。

250px-Redback_frontal_view.jpg
引用元:wikipedia-セアカゴケグモ

まず一つ目。
たった9件の報告ですが、それでも例年より早い。
たった9件とお思いかもしれませんが、日本で最初に確認されたのが1995年。15年で人に被害を及ぼすまでに増えている(あるいは身近になってしまった)、ということです。

おわかりですか?昔から日本人といざこざが絶えなかったスズメバチと件数を比べてはいけないのですよ。歴史が違いますから。
それよりもむしろ、都市部ではスズメバチを見かけることが多くありませんので、危険度は高いかもしれません。

都市部での毒虫の危険性。それが増えて身近にいるという危険性があるのです。

もう一つ。
スリッパの中に潜んでいたこと。
スリッパの中に潜んでいたのはたまたまそこでクモが休憩をとっていたからなのか。それとも巣を作っていたのか。これを知ることは大事です。
それに、被害に遭われてしまった女性がどのくらいの頻度で庭に出ていたか。これも重要です。

なぜなら、その二つからセアカゴケグモがどのくらいのペースで巣を張ることができ、どのくらいの速度で拡大できるのかを想像することができるからです。
科学的根拠はまったくございませんが、予想することに意味が無いとはいえないですから。

もし女性が毎日のようにスリッパを履いて庭に出ており、なおかつクモがそのなかに巣を張っていた場合。
これは、一夜にして家か庭のどこかに潜んでいたクモが移動し、巣を張れたということになります。
つまり、大阪の方々は庭に出る前にスリッパや靴の中を確認しなければ、咬傷被害にあう危険がある、ということになります。
クモが巣を張って無くても同じことですね。危険度は変わらないかもしれません。

もし女性が庭に出たのが久しぶりだった場合。
この場合、巣が張ってなければ、クモが来たのはつい最近か、あるいは巣を張るスピードがかなり低いのだと思われます。だれか巣作りのスピード調べてないかな・・・。
もし巣を張っていた場合。これはいつ来てどのくらいのスピードで張ったのかは推測できません。

いずれにせよ、上部下線で示したように、都市部で毒虫の危険にさらされてきたということ、また大阪だけでなくセアカゴケグモが確認された府県の方々は、隣町でクモが確認されたらすでに自分のところにいると思って早めに駆除対策を始めたほうが良いということを心がけていただきたいと思います。

クモが何で拡散しているのかは分かりません。車にくっついているのかもしれないし、植木鉢のそこに張り付いているのかもしれない。
でも、クモだけでぞろぞろ移動してくることは考えられませんので、早め早めの行動を心がけてください。

気づいたときには手遅れ、というのは外来生物問題でよくあることですから。


引用元:産経新聞 2009/08/18 『大阪・富田林で女性が毒グモに咬まれる 過去最多の昨年と並ぶ』
URL:http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090818/sty0908181715002-n1.htm
2009.09.07 / Top↑
海外では日本の植物、クズが外来生物として猛威を振るっているのはご存知ですか?

ども、ゆーにです。就職活動も終わりに近づき、内々定もいただけました。
このまま内定となることを祈っております。

さてさて、本日はナショナルジオグラフィックのニュースより。数日前のニュースからお伝えします。
ちょいと長めですが、まずはご一読ください。


アルコール依存症にクズエキスが有効か
Maggie Koerth-Baker
for National Geographic News

August 13, 2009

 ツル植物のクズ(葛)は非常に侵略性が高く、アメリカ南部では異常繁茂することで悪名高いが、最新の研究によると、アルコール依存症患者の頼みの綱となるかもしれないという。

 アジア原産のクズは、伝統中国医学ではアルコール依存症の処方薬として昔から利用されてきた。1800年代にアメリカにも持ち込まれたが、あっという間に繁殖し南部の固有種を追いやるようになった。

 そして現在、10年以上にわたる研究の末、クズのエキスがアルコールに対する欲求を抑制し、アルコール消費量を削減できることがわかったという。この植物を医薬品に精製する方法として、2つの研究チームがそれぞれ独自の道を切り拓こうとしている。

 第1のチームは、クズから取れる化学成分ダイジン(daidzin)をベースとして合成薬を作り出そうと試みている。ダイジンはクズが持つ効力の源と考えられている。

 研究チームのリーダー、アイバン・ダイヤモンド氏は次のように話す。「クズエキスは現在でも健康食品店で手に入るが、良い薬とは言えない。吸収率が悪く、成分濃度にもばらつきがある。医薬品と呼ぶためには、厳しい管理の下で製造しその成分も一定でなければならない。私たちはクズの潜在能力を最大限に生かした医薬品を提供できる」。ダイヤモンド氏は、クズ成分の合成薬開発を続けるアメリカのバイオ医薬品会社ギリアドサイエンシズ社(Gilead Sciences)の副社長である。

 ダイヤモンド氏の研究チームは専門家の協力を得て、ダイジンから精製された合成化合物「CVT-10216」を“アルコール依存症”のラットに適用する以下のような実験を行った。

 まずラットを甘いカクテルから慣らし始めてしだいに強いアルコールを摂取させ、さまざまな試験を行いアルコールに対する依存度を測定する。

 アルコールの摂取場所は専用の特別ケージ(檻)だけに限定する。まるでバーに通うようなものだ。ラットが次第に水よりもアルコールを選ぶなどアルコールに強い関心を示すようになったら、数週間強制的に“アルコール断ち”させる。

 その後、ラットを特別ケージに戻す。ただしそこにはアルコールはない。するとアルコール依存症のラットは、ケージに入るたびに狂ったように酒を探し求めるようになる。そこがバーだったことを覚えているためだ。

 そこでCVT-10216を投与すると、アルコール依存症のラットはバーに行っても前ほど興奮しないことが判明した。「つまり、CVT-10216はアルコール消費量を抑えるだけでなく、アルコールに対する欲求そのものを抑える効力があるのだ。これは症状の“再発”を防ぐ上で大きな意味を持つ」とダイヤモンド氏は話す。

 この最新研究は「Alcoholism: Clinical and Experimental Research」誌の2009年9月号に掲載される。

 ただ、CVT-10216が人間のアルコール依存症に適用できるようになるには、まだしばらく時間がかかる。そこでもっと迅速に市場投入できるクズ由来の処方薬に取り組んでいるのが、第2の研究チームである。

 アメリカにあるハーバード・メディカルスクールで薬理学の教授を務めるスコット・ルーカス氏の所属するこの研究チームは、「アルコントロール・ハーバル(Alkontrol-Herbal)」と名付けたクズエキスの開発を進めている。

 ルーカス氏は次のように話す。「アルコール依存症患者を前にして何十年も待てとは言えない。アルコントロール・ハーバルは、CVT-10216よりも早く患者の手に届けることができる。合成薬ではなく生薬やサプリメントの形であれば、時間のかかるアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認審査を受ける必要がないからだ」。

 ただし、承認審査を回避できるため、生薬など伝統中国医学の薬には信用できない面もある。ルーカス氏のチームは、市販されているクズ由来の調合剤をすべて集め、成分の解析を行った。その結果、いずれの薬もラベル通りの有効成分量は含有しておらず、まったく入っていないものも多かったという。

「その点アルコントロール・ハーバルの場合は、厳格な品質管理とそれをバックアップする科学研究体制が整っており、有力な選択肢となるだろう」とルーカス氏は話す。

 ルーカス氏たちの研究は、「Alcoholism: Clinical and Experimental Research」誌に2005年に発表されている。その研究によると、大量に飲酒していた人がアルコントロール・ハーバルのエキスを摂取すると、1カ月後にはほどほどの量のビールで満足するようになったという。「アルコントロール・ハーバルは9カ月以内に店頭に並ぶことになっている」とルーカス氏は話す。

 しかし、アメリカにあるノースカロライナ大学チャペルヒル校でアルコール依存の研究を行っているデイビッド・オーバーストリート氏は、2つの研究を受けて次のように話している。「アルコール依存症の治療に“特効薬”は存在しない。だから幅広い処置法をそろえることが重要だ。両方の研究を調査したが、どちらにも問題点がある」。

 まずアルコントロール・ハーバルは、CVT-10216と異なり、アルコールに対する欲求そのものを抑える効果が実証されていない。この点は治療におけるきわめて重要な要素だ。

 またCVT-10216は、まだラットへの試験段階であり、人間に対しても同様の効果を持つかは明らかになっていない。

 それでも明るい材料はある。追試の結果、CVT-10216もアルコントロール・ハーバルも副作用がほとんどないことが判明したのだ。

「市販までにはまだ各種調査が必要だが、クズから生み出されるこの2つの新しい合成医薬品と生薬が、信頼できる試験を通過しているという事実に間違いはない」とオーバーストリート氏は話した。

Photograph by Melissa Farlow/NGS


ということでした。

250px-Pueraria_lobata_ja02.jpg
クズ(引用元:wikipedia‐クズ)

正直に申しますと、記事は一回では理解できませんでした。
なのでまとめながら整理していきたいと思います。

まず、アメリカではクズが異常繁殖していて邪魔です。
クズは漢方でアルコール依存症の処方薬になっているそうなので、なんとか有効利用したいと考えたわけですね。

で、調べてみたらクズエキスがアルコール消費量を削減できそううと。
2チームがクズを医薬品にしようとしてみたそうです。

1チームはクズの成分「ダイジン」を基本に合成薬を作ろうとしてます。
そのダイジンから作った化合物「CVT-10216」をラットで実験したところ、アルコール欲求を抑えそうだという結果が出たのですね。
ただ、人への適用には時間がかかりそうな上、ラットに効くから人間にも効くとはいえないという問題もあるようです。

もう1チームは「アルコールコントロールハーバル」という名前のエキスを作ろうとした、と。
これは薬ではないので、審査を回避し、合成薬よりも早く利用ができるようになるらしいです。
このエキスを飲ませた大酒のみの人は、ほどほどで満足するようになったらしい。
ただ、こちらは合成薬と異なり、エキスとアルコール欲求抑制の因果関係が証明されきっていないのですね。

ただし、どちらも副作用はなさそうだと。


こんな内容でした。

外国でも外来生物は有効利用してしまおうと考えられているわけですね。
でも、クズエキスをどうやって取るつもりなのでしょうか。
クズの葉っぱから抽出できるのでしょうかね?

日本でのクズの利用は、よく言う葛餅とか葛湯に使われているアレです。

クズの根からでんぷんを抽出し、粉末にして使いますね。
最近の葛餅はほとんど馬鈴薯(ジャガイモ)でんぷんを利用しちゃってますけど。

クズ100%の葛粉は本葛といわれ、とっても高価です。
アメリカでもそちらを利用すればいいと思いますけどね。

エキスとか成分を葉から抽出するのでしょうか。それともクズでんぷんから抽出するのでしょうか。
気になるところです。


なぜなら、葉から抽出する場合
つる植物なので、つると葉を刈り取っていけばよいわけです。
つまり、地上部のみを無くしていくだけですので、根を痛めつけず、クズは次の年につるを伸ばし、再生してしまいます。
これはクズを減らすことになりません。抑制はできますけど。

また、クズでんぷんから抽出する場合
でんぷん自体根をたたきつぶしたり水にさらしたりして抽出していきますので、非常に手間がかかります。また、根塊も探すのに一苦労です。この根塊を抜くのにもまた一苦労です。
簡単に根から枯らせるよう、毒ピンをさす駆除方法もあるくらいですからね。
つまり、駆除効果はあるものの利用までに無茶苦茶時間がかかってしまうということですね。

もちろん、人数と重機など機器やお金をつぎ込めば早い話になっちゃうんですけど。

外来生物の有効利用はもったいない精神から来ることもありますが、単なる生き物殺しにさせないようにやっている気もなくはないです。

ただ、有効利用の研究も大事ですが、先に外来生物をどうにかする技術を考えてなくてはいけない気がするんですよね。
おぉ、こいつは人間に有効利用できるぞ、さぁ駆除しよう!となったときに数が多くて手遅れでしたでは困るんです。

番組や新聞でも目にする機会が多くなった外来生物問題です。
もうそろそろ、どうにかする技術を発展させてもいいのではないか、と考えております。

私もがんばりますが、世のNPOや個人の方に期待をしたいところです。
研究者は高価な機材を作ったり、お金をかけなきゃ出来ない方法ばかり開発します。

それは結局万人に使えないのです。
技術はもっとも現場に近い方たちが発展させられると思います。
低コストでもっとも効果のある方法、出てくるといいですね。

もちろん研究者もこの引用した記事のような研究をして下さってかまいません。
ただ、どの研究者にも言えますが、何のための研究なのか、自己満足になってないかを一度確認していただきたいものです

ちなみに、抑制しながら容認していく案ももちろんありかもしれませんが、今回はまた別の話ということで。

だんだん話が混沌としてきたので、本日はここまでにしておきましょう。


参考:ナショナルジオグラフィック 2009/08/13 『アルコール依存症にクズエキスが有効か』
URL:http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=54604584&expand
2009.09.02 / Top↑

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