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みなさまこんにちは。こちら名古屋では、生物多様性条約第10回締約国会議、通称COP10にむけて盛り上がりをみせております!!

去る9/17~9/19に、名古屋市の久屋大通公園にて、生物多様性屋台村というイベントが開催されました!!
ので、足を運んでみました。
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なんだかよくわかりにくい「生物多様性」を、食を通して体感してみよう、というもののようです。

「いのちの恵みをいただきまーす」という標語通り、地産地消の食べ物を売る屋台からフェアトレードの屋台まで、生物多様性保全ってこんなんだっけと思い返してしまう屋台がズラリ。

IMGP8126re.jpg ←ステージ

実際、地産地消やフェアトレードは間接的には生物多様性に寄与するでしょうが、やっぱり直感的には理解しにくいなぁと思いながら歩いておりました。

そんななか、見つけた屋台は「ミステリーフィッシュピザ」

ミステリーなのはフィッシュなのかピザなのか、店頭においてある「外来生物クイズ」(このなかのどれが外来種でどれが在来種でしょう、みたいな)を見てたらなんとなくわかってしまいましたが、ここはやはり外来生物を追うものとして挑戦しないわけにはいきません。

値段はなんと1枚100円、ピザが100円で食べられちゃうなんて!しかもおそらくあの魚!どんなものがくるんだろう~♪とワクワクしていたら出てきたものはこちら!↓

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※注:めくってます。

ピッツァ・・・?理科系のまなざしで分析してみました。

なるほど、生地はギョーザの皮。
具はというと・・・たまねぎ、ピーマン、赤ピーマン(トウガラシ?)、チーズ、そして魚の切り身。
これをフライパンで焼いたものでした。

うむ、なるほど経済的!これなら100円は妥当である!
そしてこの魚の切り身は・・・やはり、ブラックバスでした。
(実は屋台村のスタッフがMAPを配っており、そこにミステリーフィッシュピザ:ブラックバスをつかったピザ、と明記されていてわかってたのですけどね)

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ピザを買った人には、写真のようにブラックバスからメッセージがついてきたのです。

内容は「命を捨てずに食べてもらえたことで、命のおすそわけができた」というものでした。
なかなかいいことをいうブラックバスです。

味は正直たまねぎとピーマンとチーズでしたが、駆除した外来生物が無駄なものにならないよう、このように活用していけるといいですね。

自然環境の世界では「MOTTAINAI」という言葉は本当に重要です。
外来生物の命も勿体無くならないよう、活路見出していきたいですね。
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2010.09.30 / Top↑
こんにちは、U1です。みなさまお元気でしょうか?
名古屋で開催される生物多様性条約COP10まで2週間ちょっとです。
会議自体は覗けないようですが、付近でたくさんの展示やイベントをやっているそうなので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

本日は、今まで一度も書いたことがなかったブックレビューです。
今日ご紹介する本はこちら!

「へんないきもの」
(著:早川いくお,発行:バジリコ,年:2004)


初ブックレビューなのに外来生物とは無関係・・・。

まぁいいんです。自分が紹介したいなぁと思うのが第一ですからね。
外来生物関係は図鑑や専門書が多く厚いので(もちろん薄い読み物もありますが)、1日で読みきれないから個人的にブックレビューしにくくなるのです。

まぁそれはさておき。
この本は愉快でした。いまさら2004年の本の紹介ですが。

読みやすく表現や比喩が多彩で、思わずニヤリとしてしまうような、惹きつける文章だなぁと思いました。
私はシニカルな表現にクスリとしてしまうので、読んでいて楽しかったです。
もちろん2004年の本なので、カエルアンコウがまだイザリウオだったり、懐かしのアゴヒゲアザラシ「たまちゃん」の話題があったり、スケーリーフットの名前が装甲巻き貝として紹介されていたり、時代も感じられます

しかし今読むからこそ、この6年の間で(もう6年経つのですね!!)生き物関係の話題が変遷してきたのか、思い出して懐かしめます。

著者の方は生き物専門家ではないので、読むのに専門知識がいりません。取り扱う生き物も摩訶不思議なものばかりですから、自然の神秘にワクワクすると思います。
加えてこの本を魅力的にしているのが挿絵。このようにリアルなイラストが書けるのはすごい・・・。

生き物専門家で文章を書く人にとっても、生き物を学んでこなかった方々を惹きつけるにはどのような表現が必要なのか、改めて感じさせてくれるのではないでしょうか。

是非ご一読あれ!!
今日明日は近所のB○○K○FFが半額でした!ありがたい。

ちなみに外来生物としてはワニガメが出ておりました。
もちろん、外来生物だから気をつけよう!という話ではございません。
しかし、ペットを買っては捨てることについて不快感を示していた内容でしたので、嬉しかったです。
2010.09.25 / Top↑
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みなさまこんにちは、U1です。残暑厳しい中、いかがおすごしでしょうか?

夏バテしちゃったりしていませんか?そんなあなたにはコレ!
おいしそうな貝でしょう?

この貝はホンビノスガイ。学名はMercenaria mercenariaといいます。
なんだか食用のものを学名で呼ぶと不思議な気分になりますね。

このホンビノスガイですが、原産は北アメリカ東海岸です。
日本ではクラムチャウダーにアサリやハマグリを使いますが、外国ではもともとはこのホンビノスガイを使います。
ホンビノスガイは英語でHard Clam。クラムチャウダーの由来となったのが一目瞭然です。

では日本語のホンビノスとは何か?
ホンビノスは漢字で書くと本美之主。美之主とはビーナスのことです。
なぜビーナスか?この貝はビーナスに由来する何かがあるのでしょうか!?

実は、まったく関係ありません。学名が昔、Venus mercenariaだっただけのことです。
分類がvenus属だったのですね。だからビーナスを漢字であてて美之主になったのです。
日本の国産種venus属に、すでにビノスガイという名前をつけていたため、「本」をつけて呼び分けることにしたのでしょう。

このホンビノスガイは、流通名として白ハマグリとか、大あさりなんて呼ばれております。ちなみに中部地域で昔から食べられる大あさり(ウチムラサキガイ(国産))とは別物ですのでご注意を。

流通名が付いているということは日本で流通しているということでしょうか?
実はそうなんです。しかも、国内に棲みついちゃっているのです。

場所はなんと東京湾。東京湾と聞くと汚い印象があるかもしれませんが、だいぶきれいになってるらしいです。
そんな東京湾に定着してしまっているのです!!
おそらく北米からバラスト水で運ばれたのではないかと考えられております。

現在さまざまな大きさのホンビノスガイが確認されており・・・つまり繁殖しており、個体数はわかりませんが相当数いるのではないでしょうか。
研究者も少なく、この貝による影響は未知数です。影響があるのか無いのかさえわかりません。

しかし基本的にはいないに越したことは無いでしょう。
ですが、海の外来種は根絶が難しい。どこまで広がっているかわからないし、そもそも海は広いですからね。
根絶なんか無理かも、と考えてしまいます。

しかし、実はある方法を使えば将来的に根絶できるのではないか、と最近考えました。

それは、乱獲です。単純な話、食べて根絶させればよい。
これは、過去人間たちが自然界に対して行ってきた反省すべき行為です。
ドードーしかり、リョコウバトしかり・・・現在ですら、利用価値の高い生き物は乱獲の末絶滅の危機に瀕しております。毛皮や食用・薬用だけでなく、ペットや趣味で飼育するために乱獲(密猟)されているものもおりますからね。

人類は乱獲で絶滅させてきました。
逆を言えば国内に定着してしまった外来生物に利用価値を見出せば、絶滅させることも不可能ではないのです。

まー、利用価値が無くなったから放逐して今棲みついちゃっているんですけれども。

しかし、このホンビノスガイだっておいしいですし、バス天丼もおいしかったです。
ウチダザリガニだって相当美味でしょう。リス肉もおいしいと聞きますから、案外タイワンリスもおいしいのかもしれません。

実際に乱獲するには、漁業組合とか漁師さんに周知しなければいけないですし、そもそも流通ルートがなければいけません。それ以前にホンビノスガイがおいしいということを周知しなければ何も始まりません。
遠い道のりですが、きっと不可能ではない、はず。


ちなみに、この写真のホンビノスガイ、浜焼きな感じで、醤油をいれて焼いただけだと思いますが、非常においしかったです。肉厚ジューシーで、あさりやハマグリが小さくて物足りない人には超お勧め。
今の季節は売っているかわかりませんが、5月に江ノ島で売っていました。
江ノ島の橋を渡ってすぐのお店で、店頭販売しておりました。
価格は2つで(写真の皿で)600円。
若干お高いですが、それも消費量・流通量が増えれば価格が下がっていくでしょう。

みなさん、是非ホンビノスガイをおためしあれ!!食と生態系のために。
2010.09.11 / Top↑

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