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どうも、U1です。
普及啓発を促進するため邁進していきますよー!
というわけで、そろそろブログの一時停止を解除します。
定期的な更新は無理そうですけど、やれる範囲でやっていきたいと思います。

本日ご紹介するのは、「ヌートリア捕獲マニュアル」です。

外来哺乳類といえば、真っ先にあがるのがアライグマ。そしてヌートリア。
ヌートリア水田や畑に農業被害を与えるだけでなく、ドブガイなども食べるといわれており、タナゴ類の生息に影響を及ぼすかもしれません。

各地でヌートリアの被害が多発する中、農家や市役所・町役場の方はこの巨大ネズミをどげんかせんといかんと思っていることでしょう。
そんなときに活躍するのが、この「ヌートリア捕獲マニュアル」。
大阪府が平成19年に作ったものです。

ヌートリアの形態や被害概要の説明の後に、いかにして捕獲するかが書かれております。
はこわなの大きさや設置の仕方、誘引えさの種類なども記してあります。
みなさんが一番知りたいと思われる「捕獲した後」の話が特に記載されていないのでややもったいないところですが、これをご参考に農業・生態系被害対策のヌートリア捕獲を始められてはいかがでしょうか。

ちなみに、ヌートリアは狩猟鳥獣です。
狩猟免許を持っていて、都道府県に狩猟登録していれば、狩猟期間内に保護区等の禁止場所を除いて捕獲できます。ただし、生きたままの移動(運搬)外来生物法に抵触しますので、安楽死後運搬してください。
有害鳥獣駆除などの許可捕獲の場合はまた別ですのでご注意を。
外来生物法の防除の確認(地方公共団体)、認定(国及び地方公共団体以外の者)を申請し確認・認定が行われれば、鳥獣法の許可や運搬の制限が一時的になくなりますので、活用してみてください。


ヌートリア捕獲マニュアル

参考:大阪府/ヌートリアの生息状況について
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2011.06.18 / Top↑