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こんにちは、ゆーにです。今日の記事は外来生物とは関係ありませーん。

最近面白い現象が新聞記事をにぎわせてますね。
おたまじゃくしや小魚が空から降ってきた、と。

世界各地でこのような現象は見られていたそうです。
新聞記事にもあるとおり、それは竜巻が原因だといわれているそうです。

ただ、今回のケースはちょっと違うらしい。

空から降る降る…オタマや小魚、石川で相次ぐ謎の珍現象

 空からオタマジャクシや小魚が降ってくる珍現象が石川県内で相次いでいる。「鳥が吐き出した」「突風が巻き上げた」など諸説あるが、謎のまま。県民は「次は何が……」と梅雨空を見上げている。

 七尾市中島市民センター駐車場で4日夕、男性が「ボタッボタッ」という音に振り返ると、車の上や地面にオタマジャクシが散らばっていた。駆けつけたセンター職員舟倉究さん(36)によると、約200平方メートルの範囲に体長2~3センチのオタマジャクシが約100匹。雨模様だったが、「まさかオタマジャクシが降ってくるとは」と首をかしげる。

 七尾市内では8日朝、約4キロ離れた市議垣内武司さん(62)方でも、オタマジャクシ6匹が車や周辺の地面に落ちているのが見つかった。

 七尾市から南西に約70キロ離れた白山市徳丸町の駐車場でも、6日朝、車のフロントガラスなどに20~30匹のオタマジャクシの死骸があった。原形をとどめていないものもあったという。

 また、小魚の死骸が見つかったのは、中能登町の近江幸雄さん(78)方。9日午後6時頃、軽トラックの荷台や地面に約3センチのフナとみられる小魚13匹が落ちていた。

 金沢地方気象台によると、オタマジャクシや小魚が降ってきた日に竜巻が発生したという情報はない。

 日本鳥類保護連盟の時国公政・石川県支部長は「サギやウミネコなどが、口や食道にオタマジャクシを含んで飛行中、何かに驚いて吐き出したのではないか」と話す。いずれの現場も、周辺にオタマジャクシが泳ぐ水田があり、繁殖期を迎えたアオサギなど水鳥の親鳥が、ひなに餌を運んでいた可能性があるという。

 雷や竜巻を研究している金沢工業大の饗庭貢教授は、「気象台も観測できない小規模な突風が局地的に発生し、水と一緒にオタマジャクシを巻き上げた可能性もある」と指摘する。

(2009年6月11日12時01分 読売新聞)


と、このように竜巻が発生したという情報がないので、記事にあるように鳥が運んだか、小規模の突風で巻き上げられたか、ということが推測されているのです。

さぁ!この奇妙な現象は誰が解明するのでしょうか?
気象学者でしょうか?鳥類学者でしょうか?

そのどちらでもないと思います。
私は、この珍現象を解明するのに、様々な分野の研究者が必要だと考えます。それは物理学者だったり、気象学者だったり、遺伝学者だったり。もちろん鳥類学者もですが。
推理・・・とはいきませんが、究明する筋道を自分なりに立ててみました。
お暇でしたらお付き合いください。

ちなみに、この不思議な現象が単なる悪戯だという可能性もあります。
前に世間を騒がせたネッシーやミステリーサークルは悪戯でしたからね。
今回のも否定はできません。

が、それではつまらないので、少しでも科学に携わる身として、面白半分本気半分で考えてみたいと思います。

まず、現状では情報が足りませんね。
わかっていることは、
・空からおたまじゃくし、小魚が降ってきた
・そのほとんどがつぶれていた、中には原型をとどめていないものがあった
・竜巻の発生情報はなかった
ということです。

ここから、つぶれていたということは相当な高さから降ってきた可能性があるのではないか?竜巻の発生がないのはこの地域の話であり、もっと広域でみたらあったのではないか?ということなどが考えられます。

記事どおり竜巻原因説と鳥由来説に絞って考えてみましょうか。

ですが、その前に科学、特に生態系を学ぶ者として気になることは、その小魚とおたまじゃくしはどの地域の遺伝子を持っているかということです。

降ってきたものと近隣のオタマの遺伝子解析を行えば、降ってきたものが近くのものであるのか、あるいはもっと別の場所のものであるのかわかると思います。
もし近くの田んぼの個体と同じ遺伝子でしたら近くが原産なので、鳥由来の可能性が高まるかもしれません。もしもっと別の、中国大陸のものと同じ遺伝子だとしたら、竜巻である可能性のほうが高くなると推定できます。

また、鳥が飲み込んだとしたら、消化管の内壁細胞が魚やオタマの表面に付着しているはずですので(ということを期待し)、その細胞の遺伝子を解析すればどの鳥が運んだかを判別することができるかもしれません。最初の出番は遺伝学者です。

ではまず、魚とオタマがつぶれていたことから、いったいどの高さ以上から落とせばぺちゃんこにつぶれるのか、ということを考えなければいけません。ここが物理学者の出番になるでしょう。

計算によりはじき出されるであろう高さによって答えは変わってくると思いますが、その高さが非常に高かったら竜巻が吸い上げた可能性が高くなりますね。竜巻により吸い上げられ、上空の非常に強い風によって移動し、弱まったところで落ちるという可能性が考えられるからです。
ここで気象学者の出番で、その高さの風はどこからどの方向に吹いていたのか、その風の強さで魚やオタマを運べるのかということを検証していただきたいと思います。

もしその高さが低ければ、鳥が運んだと見ていいでしょう。運ぶ可能性がある鳥の飛行高度も考えればなお良しでしょう。ここでは鳥類学者の出番になりますね。

これらの結果から考えて、今回の現象が竜巻由来だったのか、それとも鳥由来だったのか、またはどちらとも考えられない未知の要因になるのかがわかると思います。

今回の記事にある降ってきたオタマは果たしてつぶれていたのか、今までのオタマはどうだったのか。そのような基本的な情報が少ないので自分のたてた筋道どおりには行かないでしょう。
気づかずに誰かが踏みつけていったからつぶれた、という可能性もありますし、究明の筋道にもいろいろ穴や問題があります。ですが、科学者もどきとしてはこういうことを考えるのは非常に楽しいです。

鳥が落としたんだとしたら、そんなに数日も何百匹も落とすくらいだからきっと病気になっているにちがいない、とか。
朝鮮半島から巻き上げられ、風に乗って落ちてきたら面白いなぁ、とか。

こういうふうにわからないことを想像しながら解決していき、解決できたときに科学者は達成感を得ます。
そして、その解決の道筋が非常にわくわくなのです。

たとえこの現象が悪戯だったとしても、あるいは自然現象だったとしても科学者は大して気にかけないでしょう。
面白い現象に出会え、それに取り組めることを楽しいと思えちゃう人々ですから。

科学者というと、なんだか論理性とか小難しいこととか考えてそうなイメージがあるかもしれませんが、好奇心旺盛で心にロマンを求める人々のほうが多いのではないでしょうかね。

今後、この現象がどう解明されていくのか、あるいは忘れ去られて闇に葬られてしまうのかはわかりませんが、何かしら答えが出ることを楽しみにしてようと思います。

たまにはこんな記事もOKですよね?気晴らしなゆーにでした。

引用元:読売新聞 2009/06/11 『空から降る降る…オタマや小魚、石川で相次ぐ謎の珍現象』
URL:http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090611-OYT1T00383.htm
さきほど引用元の記事にある写真を見てみました。
そんなにおたまじゃくしがそんなにつぶれていない上、まだみずみずしいところが気になります。
きっと遺伝分析くらいはできるんじゃないでしょうかね。

にしても・・・写真見ただけで好奇心が湧き上がります。
いったい原因は何でしょうかね。
あー、気になりますねー!!!
2009.06.11 / Top↑
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