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こんにちは、ゆーにです。本日はまた新聞記事のご紹介。

先日、鹿児島マングースの現状の記事をご紹介いたしました。
本日は鹿児島マングースの駆除の方向性についてご紹介いたします!

百聞は一見にしかず。記事をご覧ください!↓

わな 5倍の400個へ 鹿児島市 喜入地区 マングース駆除強化

2010年2月5日 01:32 カテゴリー:九州 > 鹿児島

 鹿児島市喜入地区で昨年6月、本土初の繁殖が確認されたマングースの根絶を話し合う「生息確認調査・防除事業検討会」が4日、鹿児島県庁であり、県は新年度から駆除対策を強化し、わなの数を現在の5倍の約400個に増やす方針を明らかにした。

 マングースは南アジア原産で、国内では沖縄本島と奄美大島に定着。生態系に悪影響を及ぼす「特定外来生物」に指定されているが、喜入地区にも約30年前から生息しているとみられている。

 検討会は関係機関でマングースの情報を共有しようと県が開催。大学や県、市などから12人が出席した。

 県の委託で捕獲作業を進めている県環境技術協会の岡田滋専門員は、これまでに67匹を捕らえたものの、生息を確認した範囲は喜入地区にとどまっていると報告。

 マングースの解剖を引き受けている鹿児島国際大学の舩越公威教授(哺乳(ほにゅう)類学)は、沖縄の個体に比べて体重が重く、体長は小さいと発表。寒さに耐えられるように「進化」した可能性が高いと分析した。

 沖縄や奄美で駆除を進めている環境省那覇自然環境事務所の阿部慎太郎・野生生物課長補佐は「生息範囲が狭い今のうちに、一気に根絶する必要がある」と指摘した。

=2010/02/05付 西日本新聞朝刊=


とのことでした。

驚くべき(興味深い)点が2点ほど。

まずはワナの数を一気に増やすことです。

先日ご紹介した記事では、捕獲数が減少してきた今からが根絶に向けて大事な時期である、というふうにまとめたと思います。
捕獲数が減ってきたから、ワナを増やしより多くの捕獲圧をかけなければならない時期なのです。

まさにこの時期に一気に5倍です!!これは英断だと思います。
県に熱い拍手を送らせていただきたいですね!
日本でも根絶事例はありますが、ここで早期対策の有効性を示していただきたいものです。

気になるのは、鹿児島マングースは30年前からいたということ・・・。
本当でしょうか?奄美に放獣されたのが1979年らしいですから、ほぼ同時期ということになります。
その30年前からの生息説の出処を探ってみたいですね。

もう一つは、検討会が開かれ、官学共同で動いているところです。

自然環境保全の場では、産官学共同となって体制作りをすることが不可欠です。
それぞれ異なる立場ですので、もし個別にやると、各々ができる範囲が限られてしまうのです。

たとえば、駆除において学だけでは人員、資金、道具などをそろえきれない。
官だけでは、有効な駆除方法やワナの設置場所を見誤りかねない。
産だけでは、地域の許可などを得られにくい。

もっともっといろいろありますが、自然環境保全を行うのに1グループだけでは足りないのです。
自然環境保全を行ううえで、グループの多様性は必須ですし、そのグループを繋ぐコリドーも大事です。


この鹿児島だけでなく、今ではいろいろな地域で自然環境を守るための検討会が開かれております。
お互いの利害ではなく、自然を守るという目標に向かっての協力があると望ましいですね。

決して落としどころを探るような検討会をしてはいけません。


引用元:西日本新聞 2010/02/05 『わな 5倍の400個へ 鹿児島市 喜入地区 マングース駆除強化』
URL:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/150695
2010.02.08 / Top↑
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