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みなさまお久しぶりです!!1ヶ月以上空いてしまいましたが、元気です!

さて、本日の記事はオオキンケイギクについて。
オオキンケイギクは特定外来生物に指定されているキク科の草本ですね。こんな↓
100529_1523~01

アップにするとこんな↓
100529_1525~01

このオオキンケイギク、名古屋に住んでいると、木曽川が近いためかちょいちょい目にするんですよ。普通の家庭の花壇にも生えていたり(^^;)
オオキンケイギクはかつて緑化資材として国をあげて使われてきましたが、あまりの繁殖力を前に、一転して特定外来生物に指定されてしまった植物です。

もうちょっと種の時期が来てるかもしれませんが、河川(土手含む)でだいたいこの時期に黄色い花を咲かせていたら、まずオオキンケイギクと思って間違いないでしょう。似たようなのにハルシャギクなんてのもおりますが、こちらは要注意外来生物。でもこちらも外来生物。河川に生える黄色い花にキクイモってのもありがすが、これも外来なんですねー。

さて話は戻って、このオオキンケイギク。特定外来生物に指定され、法律で規制されているから、駆除するのにも許可が必要だったり手続きが必要だったりする、なんて思っていませんか!?

実は、オオキンケイギクはある時期ならあまり法律を気にせず駆除できるのです!!

まず、外来生物法を見てみましょう。といっても、外来生物法そのものではなく、外来生物法施行令という、政府令です。同様に、環境省(環境大臣)が決める、外来生物法施行規則なんてのもあります。

この施行令の第3条にはこんなことが書いてあるのです↓

外来生物法施行令抜粋

(政令で定める外来生物の器官)
第三条  法第二条第一項 の政令で定める器官は、別表第二の上欄に掲げる外来生物の種の区分に応じ、それぞれ同表の下欄に定める器官とする。


じゃあ法第2条と別表第二も見てみましょうか!

外来生物法抜粋

(定義等)
第二条  この法律において「特定外来生物」とは、海外から我が国に導入されることによりその本来の生息地又は生育地の外に存することとなる生物(以下「外来生物」という。)であって、我が国にその本来の生息地又は生育地を有する生物(以下「在来生物」という。)とその性質が異なることにより生態系等に係る被害を及ぼし、又は及ぼすおそれがあるものとして政令で定めるものの個体(卵、種子その他政令で定めるものを含み、生きているものに限る。)及びその器官(飼養等に係る規制等のこの法律に基づく生態系等に係る被害を防止するための措置を講ずる必要があるものであって、政令で定めるもの(生きているものに限る。)に限る。)をいう。


別表第二(表になってませんがご勘弁を)

種名 器官
アルテルナンテラ・フィロクセロイデス(ナガエツルノゲイトウ) 茎、根
ヒュドロコティレ・ラヌンクロイデス(ブラジルチドメグサ) 茎、根
ピスティア・ストラティオテス(ボタンウキクサ) 茎、根
アゾルラ・クリスタタ 茎
コレオプスィス・ランケオラタ(オオキンケイギク) 根
ギュムノコロニス・スピラントイデス(ミズヒマワリ) 茎、根
ルドベキア・ラキニアタ(オオハンゴンソウ) 根
セネキオ・マダガスカリエンスィス(ナルトサワギク) 茎、根
ミュリオフュルルム・アクアティクム(オオフサモ) 茎、根
スパルティナ・アングリカ 茎、根
ヴェロニカ・アナガルリス―アクアティカ(オオカワヂシャ) 根



さて、どういうことかというと、なんと、オオキンケイギクに規制がかかっているのは、ざっくりいえば根と種のみ、ということなのです!!

正確には外来生物法施行令第3条で根が規制されており、外来生物法代2条の方で種子が規制対象として書かれているのです。
外来生物法で規制されているのは「飼養等」。これには運搬も含まれます。

つまり、根と種を持ち運ばなければ、法律上文句を言われることはない、ということになるのです。
つまり!花の時期に地上部を刈り取ってゴミとして捨てることは法律上何の問題もない、ということなのですね!!

花を咲かせた直後に切り取り続ければいつかは枯れるかもしれません。

なお、どうしても根っこから引き抜きたい場合は(駆除効果は一番高いといえます。効率は悪いですが・・・)、引き抜いてその場で焼却してください。持ち運ばなければいいのですから、法律上は問題ありません。埋め戻してもいいですが、植物をリリースしても意味ないですよね(^^;)

ただ、駆除の際に気をつけていただきたいのは所有者の了解をとることです。
自分の土地でやるならば、引き抜いて焼却or種のない時期に切り取ることに問題はないですが、いくら法律で規制されている植物だからといって、他人の土地にまでずかずか入り込むのは問題がありますから。

オオキンケイギクの駆除は、植物体の部分に気をつければ、特に心配する必要がない、というのはわかりましたか?
他の特定外来植物も、オオキンケイギクと同じように、規制されている器官が法律で決まっております。自分の周囲で特定外来植物をみつけたら、このことに注意して駆除してみてください!!


次回の記事は生態学会のをかけるといいなぁ。。。
2010.07.04 / Top↑
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