上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
DSC_0182re.jpg

DSC_0192re.jpg

みなさまこんにちは、U1です。残暑厳しい中、いかがおすごしでしょうか?

夏バテしちゃったりしていませんか?そんなあなたにはコレ!
おいしそうな貝でしょう?

この貝はホンビノスガイ。学名はMercenaria mercenariaといいます。
なんだか食用のものを学名で呼ぶと不思議な気分になりますね。

このホンビノスガイですが、原産は北アメリカ東海岸です。
日本ではクラムチャウダーにアサリやハマグリを使いますが、外国ではもともとはこのホンビノスガイを使います。
ホンビノスガイは英語でHard Clam。クラムチャウダーの由来となったのが一目瞭然です。

では日本語のホンビノスとは何か?
ホンビノスは漢字で書くと本美之主。美之主とはビーナスのことです。
なぜビーナスか?この貝はビーナスに由来する何かがあるのでしょうか!?

実は、まったく関係ありません。学名が昔、Venus mercenariaだっただけのことです。
分類がvenus属だったのですね。だからビーナスを漢字であてて美之主になったのです。
日本の国産種venus属に、すでにビノスガイという名前をつけていたため、「本」をつけて呼び分けることにしたのでしょう。

このホンビノスガイは、流通名として白ハマグリとか、大あさりなんて呼ばれております。ちなみに中部地域で昔から食べられる大あさり(ウチムラサキガイ(国産))とは別物ですのでご注意を。

流通名が付いているということは日本で流通しているということでしょうか?
実はそうなんです。しかも、国内に棲みついちゃっているのです。

場所はなんと東京湾。東京湾と聞くと汚い印象があるかもしれませんが、だいぶきれいになってるらしいです。
そんな東京湾に定着してしまっているのです!!
おそらく北米からバラスト水で運ばれたのではないかと考えられております。

現在さまざまな大きさのホンビノスガイが確認されており・・・つまり繁殖しており、個体数はわかりませんが相当数いるのではないでしょうか。
研究者も少なく、この貝による影響は未知数です。影響があるのか無いのかさえわかりません。

しかし基本的にはいないに越したことは無いでしょう。
ですが、海の外来種は根絶が難しい。どこまで広がっているかわからないし、そもそも海は広いですからね。
根絶なんか無理かも、と考えてしまいます。

しかし、実はある方法を使えば将来的に根絶できるのではないか、と最近考えました。

それは、乱獲です。単純な話、食べて根絶させればよい。
これは、過去人間たちが自然界に対して行ってきた反省すべき行為です。
ドードーしかり、リョコウバトしかり・・・現在ですら、利用価値の高い生き物は乱獲の末絶滅の危機に瀕しております。毛皮や食用・薬用だけでなく、ペットや趣味で飼育するために乱獲(密猟)されているものもおりますからね。

人類は乱獲で絶滅させてきました。
逆を言えば国内に定着してしまった外来生物に利用価値を見出せば、絶滅させることも不可能ではないのです。

まー、利用価値が無くなったから放逐して今棲みついちゃっているんですけれども。

しかし、このホンビノスガイだっておいしいですし、バス天丼もおいしかったです。
ウチダザリガニだって相当美味でしょう。リス肉もおいしいと聞きますから、案外タイワンリスもおいしいのかもしれません。

実際に乱獲するには、漁業組合とか漁師さんに周知しなければいけないですし、そもそも流通ルートがなければいけません。それ以前にホンビノスガイがおいしいということを周知しなければ何も始まりません。
遠い道のりですが、きっと不可能ではない、はず。


ちなみに、この写真のホンビノスガイ、浜焼きな感じで、醤油をいれて焼いただけだと思いますが、非常においしかったです。肉厚ジューシーで、あさりやハマグリが小さくて物足りない人には超お勧め。
今の季節は売っているかわかりませんが、5月に江ノ島で売っていました。
江ノ島の橋を渡ってすぐのお店で、店頭販売しておりました。
価格は2つで(写真の皿で)600円。
若干お高いですが、それも消費量・流通量が増えれば価格が下がっていくでしょう。

みなさん、是非ホンビノスガイをおためしあれ!!食と生態系のために。
2010.09.11 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://ligustrum.blog21.fc2.com/tb.php/217-bfe11fb7

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。