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どもー!連日記事書くことが珍しいゆーにです。

今日は、ブラックバスの意外な影響を知ったので、書き記したいと思います。


皆さんは、ブラックバスの悪影響って何だと思いますか?


多くの人は、在来の魚が食べられて個体数が減る、とか、固有種が食べられて多様性に影響が出る、とか、絶滅危惧種の昆虫類が捕食されて絶滅してしまう、ということを考えると思いますし、実際そういう視点からブラックバスの悪影響を述べると思います。


しかし、食への影響というものもあったのです!

ふな寿司って、ご存知ですか?

フナを用いてつくられる、なれ寿司の一種です。なれ寿司とは、川魚を塩とごはんで発酵させた、保存食品で、寿司の原型とも言われています。

このふな寿司の話をする前に、一度過去にさかのぼりましょう。

今から1300年前、だいたい701年の大宝律令で律令制度が確立されたあたりに、国民の税(義務?)がありましたね。ご存知の租・庸・調です。

租は米の収穫の約3%、庸は京へ上って労役をする代わりに布などを納めたもの、調は織物あるいは地方の特産品を納めるものでした。

この調、すなわち特産品として納めていたものの中に、ふな寿司があったのです。滋賀、岐阜、熊本から納められていたものです。

ふな寿司の歴史はかなり古いものです。

現代では滋賀の、琵琶湖の特産品となっており、また琵琶湖の魚料理の最高級品でもあります。

使用するフナは琵琶湖固有種のニゴロブナのメス、だそうです。

このニゴロブナは、現在値段が高騰しております。何故でしょうか。

それは、水質の悪化、湖岸の葦原の減少という環境の要因と、ブラックバスやブルーギルといった外来魚の捕食の影響です。

今や1尾5000円するとまで言われ、キャビア級の値段になってしまいました。


滋賀県水産振興協会では、このニゴロブナの飼育と放流を行っているそうです。

栽培センターで飼育して採卵し、約2㎝になるまで育てます。
2㎝になったところで大部分を琵琶湖に放流し、一部は放流せずにまた続けて育てるそうです。2㎝の稚魚は毎年4~600万尾を放流するようです。

放流せずに育て続けた稚魚は、体長が12㎝になったところで放流します。
この12㎝の魚は毎年60万尾放流しているようです。

このように協会の努力はありますが、おそらく2㎝の稚魚の大部分はブラックバスのエサになってしまっていることでしょう。

ブラックバスは体長の半分の大きさのものなら食べてしまうといわれています。体長が30センチのバスならば、放流された12㎝のニゴロブナも食べてしまっているのではないでしょうか。


このような努力があるにもかかわらず、いまだに漁獲高が少なく、15㎝以下の個体は漁獲が禁止されているほどです。また、量の少ないニゴロブナのかわりにゲンゴロウブナを用いてふな寿司をつくることもあるそうです。

さらに、ブラックバスやブルーギルをフナの代わりに用いてなれ寿司をつくる試みもあるそうです。これがブラックバスやブルーギルを減らそうという名目で作られているならばなんら問題はないのですが、特産品として作られてしまった暁には、ふな寿司ではなく、バス寿司ギル寿司になります。過去から続いた伝統の終焉になりますね。


そんなこんなで、ブラックバスの影響というのは特産品にも出ているのです。
決して、多様性云々だけで駆除駆除言っているわけではないのですね。

外来生物の影響というのは、いついかなる被害をもたらすのかは分かっていません。

外来生物の原則は予防です。予防できなかったために被害が拡大した例は世界各地であります。そしてそれがどんな結末をもたらしたか・・・。それについてはまた後日書きますが、日本は島国であり、水系には非常に多様な生物があふれかえっていることを忘れて欲しくないですね。

ブラックバス擁護派の人々の意見もたまには聞いてみたいですね。今度探してみます。以上!今日はこれまで。

相変わらず適当な文ですが、許してくださいね。気ままに書いてるだけなので。話飛びまくり。脈絡なし。でも、いーんです。自由気ままに!

参考リンク
wikipedia鮒寿司
wikipedia
ニゴロブナ
滋賀県水産振興協会
寿司よもやま話
2008.01.22 / Top↑
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