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ご存知ですか?トウネズミモチ。
食べ物じゃないですよ?不味そうでしょ。

トウ=中国(唐)原産の
ネズミ=ネズミの糞のような実をつける
モチ=モチノキに似た木

ということです。よくトウネズって略してます。
モクセイ科イボタノキ属の常緑樹木です。

IMGP1908改

こんなの。うわぁ、なんてフツーなんだ


というわけで、この木を見分けて見ましょう。簡単ですよー。

まず、葉が常に緑です。冬だと落葉しないのでよりわかりやすいでしょう。
葉のつき方は対生です。で、薄めの葉。
そして、葉を光にかざし、裏から見ると葉脈と葉縁が透けて見えます。
こうだったらそいつはトウネズミモチ!間違いないッ!一撃ッ!
冬ならばさらに黒紫色の実がついているのでわかりやすいでしょう。

IMGP1872改透けるよ

IMGP1892改こんな実をつけるよ


あまり世間的には知られていないこの木ですが、都市のいたるところに生えています。
都会の人ならばおそらくあなたの住んでいるところの500m圏内には確実にあると思います。

トウネズミモチは環境への耐性が非常に高く、実をたくさんつけ、鳥によって撒き散らされ、成長も非常に早いので、そこらじゅうに生えてしまうのです。

「あら~、こんな壁の隙間に生えちゃって!がんばってるわね~。おばさん応援しちゃおうかしら!」なんてことがあるかもしれませんが、この木はそんなところでも余裕で生えられるのです。むしろほかの木や植物が生えないので絶好の生育場所ともいえます。

悪い環境への耐性が高いことから都市にはかなりの数が植栽されました。現在でも使われています。しかし、その生命力の強さから、在来植生や生態系に与える影響は大きいのです。

絶滅危惧種であるキンランの自生地にもトウネズミモチが生育しており、その影響が心配されます。
林縁のような環境を好むので、そこに生える植物たちを被圧しかねません。
東京都での公園・社寺林の96.8%に生えている現状があります。
関東以西の河川敷では群集を作っているところもあります。

トウネズミモチは雪に弱いので、今はまだ北のほうではフィーバーしていませんが、温暖化につれ雪が減ることでさらに分布を広げていくことでしょう。

環境省では要注意外来生物に指定しております。使い方を考えなければなりませんね。


現在私はトウネズミモチの効果的な駆除法を研究しております。その後、適切な管理の研究に移行するつもりです。かなりの数が植栽されているので、何とかして実をつけさせない管理が必要なんですね。トウネズミモチは植栽に使いやすいですしね。

自分で言うのもなんですが、自分の研究がどうなるのか、わくわくしてます。


二回書いてた文章が消えましたゆーにです。トウネズミモチの呪い?ではでは。

2007.12.01 / Top↑
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