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ども、ゆーにです。最近のネットの機能ってすごいですね。

みんなであるテーマに沿った一つの地図を作るとか、個人で検定を作るとか。全部yahoo!ですけど。今度作ろうと思いました。もちろん外来生物で。

今日はちょっぴり海外に目を向けてみましょう。グローバル化するこの時分、外来生物も海外では問題になっております。日本の何百倍も、海外では気にかけております。

海外の外来生物の緊迫した事例を一つ、挙げてみましょう。


ガラパゴス諸島。ご存じですか?

エクアドルの西、太平洋上に位置する、19の島からなる島群です。 

がらぱごすのコピー

がらぱごす



このガラパゴスは、外界と隔離された島嶼であり、豊かな多様性を持っていました。

また、各島々がそれぞれ独立しており、天敵もおらず、各々の進化を遂げてきました。

ダーウィンは、このガラパゴスの島々にいるフィンチの、くちばしの構造の違いを発見し、進化論を考えたといわれています。

固有種もかなり多く、この島は進化的・生態学的・資源的・・・などさまざまな点から重要とされています。

1978年、世界遺産の自然遺産第一号に登録されました。

その結果、観光客も増え、開発が進みました。


・・・・・・しかし、それによって貴重な生物たちに大きな変化が現れました。環境が改変されたことや外来生物の侵入により、生態系や生活史に攪乱がもたらされたのです。

環境破壊も相まって、今までにない生活をする種も現れました。

その一例は、ガラパゴスイグアナです。このイグアナは2種おり、リクイグアナとウミイグアナに分かれ、ニッチを変えて環境に適応し、共存してきました。

しかし、温暖化や環境破壊などにより生息環境と食物が減り、ついにウミイグアナとリクイグアナが交雑を起こし、ハイブリット・イグアナと呼ばれる2種の特徴をあわせもつイグアナが誕生してしまったのです。

新たな種が生まれた、といえば聞こえは良いかもしれませんが、今までになかった生物を人間が手を入れて作り出してしまったのです。
自然適応の結果ではありません。人為が間接的に係わっているので、自然ではないのです。

最終的にハイブリットが台頭するとなると、2種が1種になってしまうことなので、これは明かな多様性の低下になります。もちろん、環境が改変されてこのような種が出てきてしまったので、それに至るまでにいくつもの種がいなくなったことでしょう。


イグアナは動物の一例ですが、ガラパゴスの植物はもっと危機に瀕しています。

ご存じですか?ガラパゴス諸島にいる外来植物の数。

なんと800種!!!


この為に食性を変えてしまった動物も出てきました。ゾウガメなどは、かつて食べていた在来の植物ではなく、外来の植物を食べ始めてしまいました。

これら草食の動物だけではなく、おそらく、昆虫への影響も甚大でしょう。

ガラパゴスの在来植物は、圧迫されているのは言うまでもありません。

目に付くところにはほとんど外来植物がおり、在来植物は探さねばならない状況なのです。


これら生態系の質の低下、環境破壊などがひどいため、2007年にある決定が下されました。


・・・自然遺産ではなくなったのです。人為によって世界遺産の貴重性にそぐわなくなってしまったのです。

代わりに、危機遺産として登録されました。危機的状況にある遺産ということです。


環境破壊や、外来生物・・・・・・外来生物は人為がなければ絶対に入ってこない生物です。環境破壊と相互に作用し、優先してくるのです。


世界遺産だったガラパゴス。今では危機遺産です。

この事例からも分かるように、環境の改変と外来生物の被害は非常に大きいものです。


観光を悪いとは言いません。
ただ、自然遺産に登録された地域での、生物保全の重要さが真に分かったのではないでしょうか。


東洋のガラパゴスといわれる小笠原も、今は在来生物の保護と外来生物の駆除に力を入れており、世界遺産登録を目指しております。

それがかなったあと、一番苦労するのはいかにして維持していくのかということでしょう。

2008.02.20 / Top↑
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