上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
IMGP2705改

最近よく見るお花畑。誰が植えてるのかな。

ども、ゆーにです!今日は久しぶりに写真を撮ったので、その生き物についてです。

このお花畑に生えている花は、ナガミヒナゲシ。ケシ科の一年草です。ケシ科ですけど、阿片はとれないので大丈夫。

地中海から中ヨーロッパ原産の外来植物です。移入の経緯は分かっていないようですが、昭和30年頃に世田谷で発見されたのを皮切りに、いろんな場所で見られるようになりました。

アルカリ性土壌を好むようで、コンクリートによってアルカリ化した上の写真のような場所のほか、街路樹の枡や電柱の根元など、いたるところに生えております。


今や歩けばすぐに見つかるこの植物。なぜこんなにも多くなってしまったのか?

要因はこの花の外見と生態だと思ってます。

IMGP2748改

見てください、この花。
すっとした茎の上に咲く、赤く可愛らしい花。
まさかこれが雑草だとは思いもしないでしょう。

庭にこれが生えてきたら、「あらこんなところにかわいい花が!大事にしましょ♪」になるでしょうし、近所に生えてたら、「こんなとこに・・・誰かが植えたんでしょうね~」となって誰も気にも留めないどころか大事にしちゃうかもしれません。


IMGP2750改

そしてこの実!細長いレンコンみたいなのの中に、実が入っています。大きさはいわゆるけし粒ほど!その実がぎっしりつまっており、莫大な量を散布するのです。

地中海の気候に適応するため、高い耐乾性を持っており、都市環境に適応できたのも一要因でしょう。
また、この時期に開花した後、夏には種子の状態で休眠し、秋から冬にかけて芽生えるという、他の雑草と一味違った戦略を持っていることも、分布の拡大に一役買っていそうです。


ちなみに葉っぱはこんな感じ。
IMGP2751改


多くは道端に生えておりますが、どのくらい分布しているのでしょう。
もし河川に逸出してしまうと、その強い耐乾性と散布力で河川の生態系を撹乱してしまいそうです。

また、他の雑草と異なり、明らかに園芸品種のような雰囲気をかもし出しているので、景観上も好ましくは無いでしょう。それと同時に雑草にも影響を与えかねません。

このままでいいか悪いかは、一概に決定できません。
都市生態系を考慮するならば、これ以上単独の種が増え続けるのはより都市生態系を悪化させかねませんのでよろしくはないのですが、同時に他の外来草本植物も考慮に入れなければいけなくなってきます。

つまり、外来草本のどこまでを許可してどこからダメにするのかを考えなければならず、ややこしくなってしまうのです。

ホワイトリスト方式で考えるのが一番楽なんですけどね。

要注意でも特定でもない外来植物ですが、ちょっとこの分布拡大の仕方には懸念があります。
もし生態系保護とかを重視してくださる人がおりましたら、さりげなく引っこ抜いて、今後の周りとの様子を比べてみてください。
2008.05.01 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://ligustrum.blog21.fc2.com/tb.php/60-189a941e

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。