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某大学院生。景観生態学の研究室で外来樹木の研究をしています。が、外来生物全般を専門としております。休みの日は学内の外来植物を探し回ることも。

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外来生物(外来種)に関するニュースを伝えたり、データを取っていったり、果ては自分の研究をまとめていったり・・・。気の向くまま、風の向くまま。
京都にハルシャギク群生(両丹日日新聞 2008/07/02)
2008/07/04 [Fri]14:23
category:外来草本
今日も今日とて新聞ニュースより。たまには違うものもやりましょうか。

でもその前にまたyahoo!ニュースにもでていたので、記事を題材にして書こうと思います。

今日は京都でハルシャギク。記事をどうぞ↓

黄色い花が河川敷覆う 音無瀬橋一帯にハルシャギク群生

福知山市の音無瀬橋下の由良川沿いに、鮮やかな黄色の花が群生し、河川敷を覆っている=写真。この花はキク科の一種「ハルシャギク」だと思われる。市植物園などによると、「もとは外来種だが、野生化して増えた花」だという。
 
 ハルシャギクは北米原産の1年草で、夏から秋にかけて花を咲かせる。花の中央は深紅で、花弁は黄色。高知県の中学校では、増えたハルシャギクが校庭を覆ったことが、話題に上っていた。


でした。

まずハルシャギクとは何ぞや?ということで調べてみました。

ハルシャギクはキク科の一年草で、北アメリカ原産です。

ハルシャとはペルシャのことらしいですが、原産はアメリカ。

荒地や路傍でも生育できるようです。

明治初期に観賞用として導入されました。

舌状花の先が黄色く、基部が褐色なので、蛇の目模様にも見えるようです。
・・・あまりそうは見えないかもしれませんが、ひとつの特徴ですね。

さて、このハルシャギク。特定外来生物か?
・・・指定されていません。

じゃあ要注意外来生物か!?
・・・・含まれておりません。

では未判定外来生物なのか!!??
・・・・・それも違います。

つまり、ハルシャギクは特に規制がないのですね。
もともと観賞用として導入され流通しているのですから、そうホイホイと指定はできないのです。

それにきっとこの植物を愛でている人も少なからずいるでしょうし。

しかし、同時にこのハルシャギクは河川敷一面を覆うほどの耐環境能力と繁殖能力を持っていることを忘れないでいただきたい。

今後環境がこれ以上変化し、よりハルシャギクにとって生育しやすい場所になってしまったら、きっとその繁殖力によって植生を変えてしまうでしょう。

オオキンケイギク、オオハンゴンソウなどのキク科特定外来生物がこれ以上増えないことを祈りながら、今日はここまでにしときましょう。

人が適切な管理さえすれば、どんな植物だって悪者にはならないのです。

ペットを最後まで面倒をみるのと同様、観賞用植物も枯れるまで面倒見て、子供ができそうなとき(植物では種子ですが)はそれを周囲に撒き散らして良いのか、考えましょうね。


ネタ元:両丹日日新聞 2008/07/02 『黄色い花が河川敷覆う 音無瀬橋一帯にハルシャギク群生』
URL:http://www.ryoutan.co.jp/news/2008/07/02/003814.html
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