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こんにちは、レポートと試験でてんてこまいゆーにです。

ついでに研究も進まなくてちょっとあせってゆーにです。
樹木の引き抜き抵抗を測りたいのにはかれない・・・。

それはさておき、今日・・・いやちょっと前のニュースです。
岐阜県でアライグマに関する摘発があったようです。

以下記事どーぞ↓

アライグマ飼育 県内発の摘発

2008年07月12日

 許可を得ず持ち込んだり飼育したりすることが禁じられている特定外来生物のアライグマを家で飼育していたとして、岐阜北署は11日、岐阜市内の男性(72)を外来生物法違反(飼育の禁止)の疑いで岐阜地検に書類送検した。同法違反による摘発は県内で初。背景には、木曽三川公園でセアカゴケグモが大量に見つかるなど、危険性のある生物が増えている現状もあるようだ。(上田真由美)


 書類送検された男性によると、自宅付近には普段から野生のアライグマ数匹が現れていた。10年ほど前、干し柿を捕りに来るため、駆除しようとオリのわなを仕掛けたところ、1匹がかかったが、幼かった孫に「殺さないで」と泣きつかれ、ドッグフードを与えているうちに、すっかりなついてしまった。
 「ポンタ」と名付け、庭のオリで飼った。鎖でつないで近所を散歩させたことも。最近は「おまわり」や「お手」もするようになったという。
 男性は「法律違反は知っていた。エサをあげているうちになついて、情がわいてしまった」と話した。
 同署などによると、民間団体の通報を受けて県などが6月11日に男性宅に立ち入り、獣医師が特定外来生物のアライグマと確認した上で引き取ったという。推定10歳以上、体長約60センチのメスだった。


 特定外来生物は、08年1月現在で96種類が指定。05年施行の外来生物法前までペットとして流通していたカミツキガメや、ブルーギルなども指定されている。
 県地球環境課によると、県内では今年6月現在で18種類の生息が確認されている。アライグマは北米が原産地。62年に愛知県にペットとして持ち込まれてから野生化したのが確認されて以来、自然繁殖して増えた。


■県内で生息が確認されている主な特定外来生物(県地球環境課08年6月調べ)
アライグマ、ヌートリア、タイワンリス、カミツキガメ、ウシガエル、ブルーギル、アルゼンチンアリ、オオキンケイギク


でしたー。

こ・・・これは・・・考えざるをえない問題ですね。

岐阜県も動き出しているようですが・・・。

愛護団体が抗議しそうな気がしますが・・・。

でも、研究者としてではなく、全く普通の市民としてこれをみると、引き取って駆除しちゃうの!?と思ったりします。ふとかわいそうと思ったりもします。
研究者な自分で見ると、法律上明記されてるし、県としても例外を認めるわけにはいかないのだろう。メスであり今後子をたくさん産む可能性、過去に干し柿を奪ったこともあり、農業被害の可能性なども考えられる・・・。この県の判断は正しい、とも思います。今後の参考事例にもなるでしょう。
同時に、檻で飼っており、今後の危険性も限りなく低いと思われるので、この判断は正しかったかどうか・・・とも少し疑問には思いますが。

・・・いや、正しいのです。県の動きは全くといっていいほど正しいのです。
国の法律で定められていることに乗っ取って動いているのだから。
・・・ただ、法律、制度。そこを基準に動かなければいけないのが、例外を認めてはいけないのが行政の辛いところですよね。

このあとこのアライグマがどうなるかは知りません。もしかして・・・ってことも十分あり得るでしょう。

きっと、特に生態系とか生物多様性、外来生物法をしらない人は、「なんてかわいそうなことをするんだ!情けは無いのか!!」っていいたくなるでしょう。そうして県や通報した民間団体を責めるかもしれません。

しかし、待ってください。アライグマを野に放ち、厄介者に仕立て上げてしまったのは誰でしょうか?
国ですか?民間団体ですか?
それとも法律を作った国が悪いのでしょうか?多様性保全の考え方はいけないのでしょうか。IUCNなど、世界の考えは間違っているのでしょうか。

そして、アライグマが狂犬病媒介者になることや、アライグマ回虫という人にも移る恐ろしい病気を持っていることをみなさんは知っているのでしょうか。

県も民間団体も、国も世界も悪くないと思います。責められるべきはアライグマを逸出させてしまった人。適切に飼ってさえすれば、このような事態には、ならなかったでしょう。

でもその人々を特定なんかできないし、誰かが責任持ってこの事態に対処しなきゃいけないんです。
みんな嬉々として駆除をしてるわけないです。
自分だって外来樹木の駆除をやっておりますけど、ふとこれでいいのか・・・と思うことがあります。人間ですから。
でも、日本の自然や環境、多様性を守るためには誰かがやらねばならない。
いつか日本中外来種だらけになってしまってからでは遅いのです。
結局そのときだって誰かがやらなければならない。
ならば、今から未来の多様性への危機感を募らせている、我々が、行うべきなのです。

使命が勝つか、情けが勝つか。
未来を取るか、今を取るか。

そういうことなのです。

一瞬の「かわいそう」の判断で決めつけないでください。
「かわいそう」は他人事目線ですから。


ただ、適切に管理しており、逸出の危険がない場合かつ、去勢・避妊している状態ならば例外的に飼ってもいい・・・と認めるのはアリかと思います。

もしアライグマ肯定派の人がいるならば、単に県や国に抗議するだけではなく、こういうような提案をしていくほうが、世のため人のためだと思うんですよね。

ちょっと熱くなっちゃいました。
夏ですからー!・・・それでは。


引用元:朝日新聞 2008/07/12 『アライグマ飼育 県内発の摘発』
URL:http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000000807120002
2008.07.17 / Top↑
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