上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
ども、ゆーになり。

久しぶりにトウネズミモチの記事を書いたと思ったらこれかい!!
みたいな記事です。

そう、タイトル通りトウネズミモチの種子・・・漢方名では女貞子と呼ばれますが、それを使って果実酒を作ろうと思い、実行しました。

トウネズミモチの研究については着々と進行中です。あと1年あるのでなんとか修士論文にはなりそうだと思います。

さすがに毎日トウネズの研究に携わっているので、ここで逐一報告するのは面倒なのです(^^;)

というわけでトウネズミモチ酒。女貞酒。
効用は滋養・強壮、白髪防止とか。

材料はコチラ↓
トウネズ酒材料

トウネズミモチ乾燥果実:200g(紙袋のやつ。電子はかりを用いたので200.00gです!スゴイ?)
ホワイトリカー:1.8リットル(35度のやつを使いましたが、25度でもいいそうです)
砂糖:50g(グラニュー糖を使うそうですが氷砂糖で代用)
容器:2リットルのものを使いましたが、ギリギリでした

容器にまず氷砂糖を投入、続いて女貞子投入。
トウネズ酒投入後


・・・。やばい、やばいぞゆーに。すでにトウネズの種子で容器が1/3ほど埋まっているッ・・・!!

いや、まぁ待て。ホワイトリカー1.8リットル、容器は2リットル。0.2リットル分の空きが埋まっただけだと思えば良いんだ!!

よし、いける!大丈夫だ!さぁ、ホワイトリカー投入!!
トウネズ酒ホワイトリカー

・・・。

・・・。

・・・。(汗)

・・・。(汗汗)

結果↓
トウネズ酒完了

ぬーん。あふれそう。

まぁ、結局ちゃんとふたも閉じれたからヨシとします!

6ヶ月間つけ込み、そのあと種子を取り出して濾します。それで熟成させれば完成!
熟成期間は6ヶ月とも1年ともいわれておりますが、早く飲みたければ種子を取り出したときには飲める状態です。

今日から約6ヶ月!11月9日に種子を取り出します!

来年の今日は良い飲み頃でしょう!!

期待して待て!!!
2008.05.09 / Top↑
気づきました!?今日うるうの日です。4年に1回!

それはさておきゆーにです。
先ほど、yahoo!のインターネット検定なるもので、トウネズミモチの検定を作ってみました。


内容は全部で10問。結構マニアックな内容です。

場合によって、何回か問題を変えるかもしれませんのでご了承下さい。


それでは、がんばってお答え下さい!合格を目指して・・・スタート!
2008.02.29 / Top↑
卒論が完成しました。ゆーにです。データ不足です。まだ発表用のパワーポイントは作ってませーん。はぁ。

卒論が書けたので、断片的に載せていこうと思います。今回は1.はじめに。

何故この研究をするようになったのか、どうしてトウネズミモチなのかってことですね。


~以下本文①~

 都市環境のもとでの生態系は、都市生態系と呼ばれており、自然地域の生態系と比較すると、種数の減少や生育環境の悪化などのゆがみを生じている。都市生態系では、①種数が減少し、自然生態系の構成要素が少なくなる、②帰化植物や帰化動物などの都市環境に特有な種が出現する、③特定な都市化生物の個体数が増加する、④自然生態系でみられるような遷移の前段階の群落に退行遷移しにくくなる、⑤生物多様性が低下し、生態系の構成要素が単純になる、という特徴がある(亀山1993)。


・説明しますね。
都市環境にも生態系はあります。そこにある生態系は、自然のものよりも質が悪いのです。質が悪いというのは、種数が少なかったり、ハトみたいなのしかいなかったり、そのハトとかがたくさんいすぎたり・・・。植物たちは森にならなくなり、草地にもならなくなり、最後は生き物が減って自然の片鱗すらなくなっちゃう、ってことです。
次いきまーす。

~以下本文②~

 このような都市生態系のなかで、分布を拡大させている外来樹木の一つにトウネズミモチがある。トウネズミモチ(Ligustrum lucidum Ait.)は、モクセイ科イボタノキ属の常緑樹で、中国原産の植物であり、大気汚染に強く、対陰性が強く、成長が早く、移植も容易である。低温や積雪に対する耐性は弱いものの、萌芽による再生能力が高いことから、撹乱された都市環境のなかで公園樹として、広く植栽されてきた。


・都市生態系の中で、トウネズミモチが分布を広げてるんです。都市環境みたいな生き物にとって悪化した環境でも、余裕で生きていけるんです。それを利用し、人々は街にたくさん植えてきました。次。

~以下本文③~

 トウネズミモチには、多くの訪花昆虫がおり、種子生産能力が高く、また鳥類による種子の散布能力も高いため、容易に分布を拡大させることが確認されており、2001年の時点で東京都の公園、社寺林の96.8%に生育している(吉永・亀山2001)。そのため、都市生態系の特徴である、特定な都市化生物の個体数が増加すること、さらに、生物多様性が低下し、生態系の構成要素が単純になることが懸念されている。


・いっぱい人が植えすぎたために、街の中のいたるところに生えてきちゃったのです。トウネズミモチは実をつけるのに特別な虫も必要ないし、実をばら撒くのにも特別な鳥も必要ないんです。もーバッラバラ。そんなもんだから、すでに自然の種数が少ないのをさらに単純にさせちゃうんです。次いきますよー。

~以下本文④~

 また、都市内だけでなく、郊外に逸出することによって、都市近郊の在来植生の種組成を変化させ、異質な植生景観を形成することや、在来植物の種多様性の低下といった被害を及ぼすことも懸念されている。さらに、トウネズミモチの都市への供給量が減少傾向ではないことに加え、地球温暖化によってトウネズミモチの弱点である低温、積雪が減少していくことから、さらなる分布拡大が予想されている(橋本2005)。


・都市生態系だけの話しじゃないのですね。鳥によって運ばれ、郊外の里山とか、河川にも生えちゃいます。そのままほっとくと、河川敷にトウネズミモチの林ができて、あれ?冬なのに茂ってるー!とか、ん?林の縁になんか同じのばっかり生えてるぞ?下草もないし・・・。ってことになりかねません。だってトウネズミモチは成長も早いし、簡単に枯れないから。それだけじゃなく、まだまだ危険性を認識してない人たちによって植えられています。トウネズミモチは雪に弱いのに、温暖化で暖冬が増えちゃうと、生育場所が増えて、もう歯止めがかからなくなっちゃうんですね。次。

~以下本文⑤~

 これまでに、トウネズミモチの生育分布や在来生物との競合などの研究は行われているものの、トウネズミモチの駆除や対策に関する具体的な研究はまったく行われていない。そこで、現在効果的な駆除方法が確立されていないトウネズミモチに対して、伐採や環状剥皮、薬剤など様々な方法を用いて、駆除にかかる時間とコストを考慮に入れた、簡易で効果的な駆除方法を模索することにした。


・トウネズミモチの生態研究って文献探しても10件ないくらいなんですよ。漢方で使われてるので、そっちの文献は多いんですが。だから、簡単な駆除方法を考えようってことにしたんです。


長々と読んで下さってありがとうございました。

なんかトウネズミモチに対して危険性抱きすぎじゃない?って思われるかもしれないですけど、それはトウネズミモチを知らないから、といわざるを得ません。すぐ近くに結構生えてますよ?もう関西では河川敷でトウネズミモチがフィーバーしてるみたいです。

東京中心に植栽されてきましたが、もう神奈川のほうには確実に広がっています。

外来生物は、予防が原則です。影響が出てきたなーと思った時点では遅いのです。セイタカアワダチソウは多すぎてもはや駆除は不可能と思われています。特にトウネズミモチは雑草の強さを持った木ですし、樹木というなかなか枯れにくいものなので、駆除は困難ってことになったら大変なのです。

駆除自体、税金かかっちゃいますしね。

外来生物は、気をつけても気をつけすぎることにはならないのです。

わざわざ駄文を読んでいただいてありがとうございました。
また機会があったら載せていきます。

やる人はいないと思いますが、無断転載禁止ですからね。
2008.01.27 / Top↑
IMGP1959改

トウネズ実。超ウジャってる。

どもー、今日もまだまだゆーにです。図書館で図鑑借りました。図鑑読むのだいすき!
今日のお題はトウネズミモチの実。略してトウネズ実です!

つい昨日、大学に生えているトウネズミモチの実の収穫時期になったので、ヒヨドリに食われる前にとってきました。ありすぎ。

こんなにあるから都市鳥であるヒヨドリとかキジバトとかに散布されまくってどんどん分布を広げるんだな。まったく厄介なこった。

IMGP1969改

収穫。すごい量!もぎとるの大変だった。

さて、このトウネズ実、何に使いますかというと。ナント!原産地ちゅーごくでは漢方に用いられているんです。漢方に使っちゃいな、なんて。

トウネズは実だけでなく、葉や樹皮も薬になるそうですよ。
トウネズ実の漢方名は女貞子(じょていし)っていいます。冬でも葉が青い様子を貞女になぞらえて女貞というそうだけど・・・それなら常緑樹は全部そうじゃん!

その漢方としての効能はいわゆる滋養強壮。さすが中国四千年の力強さ!他の植物を圧倒する力は、人間にも効くようです。

この採取したトウネズ実を、水洗いして天日乾燥させて、ホワイトリカーに漬け込んで。トウネズ酒にしてみようと思います。きっとおいしくないけど。カンポーだし。薬と思って飲めばいいんです。

きっと気胸にならなくなるぞー!

ちゃんと半分は実験に使いますけど。

・・・いまネットで検索してたら、「乾燥女貞子500g・・・2,415円」
安いとこで1,743円。


うそーん。

こんなもんいくらでもくれてやるのに。トウネズミモチ某大学ブランドとして○市場で売り出すか!
2007.12.23 / Top↑

ご存知ですか?トウネズミモチ。
食べ物じゃないですよ?不味そうでしょ。

トウ=中国(唐)原産の
ネズミ=ネズミの糞のような実をつける
モチ=モチノキに似た木

ということです。よくトウネズって略してます。
モクセイ科イボタノキ属の常緑樹木です。

IMGP1908改

こんなの。うわぁ、なんてフツーなんだ


というわけで、この木を見分けて見ましょう。簡単ですよー。

まず、葉が常に緑です。冬だと落葉しないのでよりわかりやすいでしょう。
葉のつき方は対生です。で、薄めの葉。
そして、葉を光にかざし、裏から見ると葉脈と葉縁が透けて見えます。
こうだったらそいつはトウネズミモチ!間違いないッ!一撃ッ!
冬ならばさらに黒紫色の実がついているのでわかりやすいでしょう。

IMGP1872改透けるよ

IMGP1892改こんな実をつけるよ


あまり世間的には知られていないこの木ですが、都市のいたるところに生えています。
都会の人ならばおそらくあなたの住んでいるところの500m圏内には確実にあると思います。

トウネズミモチは環境への耐性が非常に高く、実をたくさんつけ、鳥によって撒き散らされ、成長も非常に早いので、そこらじゅうに生えてしまうのです。

「あら~、こんな壁の隙間に生えちゃって!がんばってるわね~。おばさん応援しちゃおうかしら!」なんてことがあるかもしれませんが、この木はそんなところでも余裕で生えられるのです。むしろほかの木や植物が生えないので絶好の生育場所ともいえます。

悪い環境への耐性が高いことから都市にはかなりの数が植栽されました。現在でも使われています。しかし、その生命力の強さから、在来植生や生態系に与える影響は大きいのです。

絶滅危惧種であるキンランの自生地にもトウネズミモチが生育しており、その影響が心配されます。
林縁のような環境を好むので、そこに生える植物たちを被圧しかねません。
東京都での公園・社寺林の96.8%に生えている現状があります。
関東以西の河川敷では群集を作っているところもあります。

トウネズミモチは雪に弱いので、今はまだ北のほうではフィーバーしていませんが、温暖化につれ雪が減ることでさらに分布を広げていくことでしょう。

環境省では要注意外来生物に指定しております。使い方を考えなければなりませんね。


現在私はトウネズミモチの効果的な駆除法を研究しております。その後、適切な管理の研究に移行するつもりです。かなりの数が植栽されているので、何とかして実をつけさせない管理が必要なんですね。トウネズミモチは植栽に使いやすいですしね。

自分で言うのもなんですが、自分の研究がどうなるのか、わくわくしてます。


二回書いてた文章が消えましたゆーにです。トウネズミモチの呪い?ではでは。

2007.12.01 / Top↑

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。